ついつい英語を勉強してしまう、モチベーションを維持する10の方法
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
「英語を勉強しなきゃ、とは思うんだけど、どうしてもやる気が出ない‥‥」
「何かモチベーションを上げるキッカケがあればなあ‥‥」
なんて思ったことはありませんか?
「やらなきゃ」と思いつつもモチベーションが出なくて先延ばしすることってありますよね。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今回は、英語の勉強を続けるためにモチベーションを維持する方法についてお話しします。
「勉強しなきゃ」と思いつつ、ついついダラダラしてしまうという経験は誰にでもあると思います。
そういうときって、いくら「頑張れ、私!」と気合いを入れたところでモチベーションは上がらないんですよね。
それどころか、やるべきことをやっていないので、自己嫌悪に陥ることもあります。
残念なことに、モチベーションを上げようと頑張るほど、逆にモチベーションは下がってしまうんですよね。
そこでこの記事では、頑張らずにモチベーションを維持して英語の勉強を続ける方法についてお話しします。
気合いを入れたり努力したりする必要はないので、ぜひ今日から実践してください。
目次
英語を使って何をしたいかを紙に書く
「3か月後に海外赴任することになったから、何としても英語を身に付けなければいけない!」という人と、「今時、英会話くらいできないとね‥‥」という人では、どちらが真剣に勉強するでしょうか?
当然、3か月後に海外赴任する人の方が熱心に勉強しますよね。
「今時、英会話くらいは‥‥」という程度では目標意識が弱いので、ついつい勉強を先延ばししてしまうのも当然です。
でも、「3か月後に海外赴任‥‥」のような強制的な目標がある人はあまりいないと思います。
でも、安心してください。
それほど追い詰められていない人がモチベーションアップするには、英語を話せるようになったときにやりたいことを書き出すことです。
「海外との文化交流を促進する仕事をしたい」のような立派な目標は必要ありません。
というか、あまり現実感がないのでおすすめしません。
それより、
「外国人の恋人を作る」
「個人で海外旅行を楽しむ」
「大好きな映画を英語のまま楽しむ」
「同僚より出世する」
「翻訳や通訳の仕事ができるようになって経済的に自立する」
「経済的に自立して離婚する(涙)」
など、身近に感じられることの方が現実感があるのでやる気が出ます。
思い付くことをできるだけたくさん書き出して、毎日見るようにしましょう。
(他人に見せるものではないので、格好を付けずに本当に望むことを書くことが大切です)
最初に勉強時間を確保する
家事や仕事をして、空いた時間に英語を勉強するという方法だと、「忙しい」「疲れた」を理由に、ついついサボってしまいがちです。
だから、最初に勉強する時間を決めてしまいます。
たとえば、
- 朝、今までより30分早起きして、30分は英語の勉強だけに集中する。
- 風呂上がりの30分は必ず勉強する。
- 通勤電車の中は、必ず英語オーディオを聞く。
など、決めてしまいます。
「9時から勉強する」のように時間を決めるより、「朝起きたら勉強」、「風呂から出たら勉強」、「昼ご飯を食べたら勉強」など、必ず毎日することの後の方が習慣化しやすくなります。
家族や身近な人に宣言する
たとえば、「風呂上がりの30分は英語を勉強するから邪魔しないでね」と家族に宣言してしまいます。
そうすれば、周りの目があるので勉強せざると得ないし、勉強の邪魔をされることが少なくなります。
「そうは言っても小さな子どもがいるから‥‥」という方もいらっしゃるかと思います。
それなら、この時間だけはご主人か誰かにやってもらうように頼んでおきます。
協力してもらうには「真剣に勉強している」ということを伝えることがポイントです。
すぐに使える教材を使う
勉強しようという気持ちになったときにすぐに勉強を始められなければ、気持ちがなえてしまうことがあります。
また、準備するのに時間がかかると、勉強する時間がどんどん短くなってしまいます。
だから、すぐに使える教材を手元に準備しておきましょう。
持ち運びのしやすい小型の教材を常に手元に置いたり、その日に勉強するページをすぐに開けるように付箋を付けておいたりします。
スマートフォンなら外出するときも常に持ち運ぶので、スマホで使える教材もおすすめです。
5分だけ見つめる
時間を確保して英語教材が手元にある状態でも、どうしてもモチベーションが上がらないときもあります。
そういうときは、「とりあえず5分だけ教材を見つめる」ことに決めておきます。
見つめるのは新しい単元ではなく、前回の復習です。
「5分だけ」なら「とりあえず教材を開いてみるか」という気持ちになりやすいですし、復習なら頭への負担が少ないので取り組みやすくなります。
そして、5分過ぎても続けられるようなら続けてください。
でも、どうしても集中できなければ「5分勉強したから、今日の勉強は終わり!」ということにして、何か気分転換になることをします。
このとき「5分しか勉強しなかった‥‥」ではなく「5分勉強したから今日の勉強は完了!」と前向きに考えましょう。
80%できたら完了にする
「この単元を完璧に覚えるまでは、次に進まない方がいいですか?」という質問を受けることがあります。
確かに1つ1つ完璧に理解して覚えてから次に進むのが理想ですが、勉強していると、どうしても理解できないことや、覚えられないことが出てきます。
だから、完璧を目指していると前に進めなくなってしまいます。
前に進めなくなるとモチベーションが下がるので挫折につながります。
そこで、勉強したことの80%を理解・暗記できればOKということにします。
80%というのは自己判断でかまいません。
「だいたいできた」と判断したら次に進むということです。
なぜなら、数学の勉強なら分からないことを残しておくと前に進めなくなるけれど、英語は、少しくらい分からないことがあっても続けられるからです。
それに1週間後や1か月後などに復習したときに、スンナリと頭に入ってくるということもあります。
甘い誘惑を無視する
英語を勉強していると、「今のまま勉強を続けて、本当に英語を話せるようになるのかな?」と不安になることがあります。
そういうときに限って、「聞き流すだけで英語ペラペラに・・・」のような魅力的な英語教材のキャッチコピーが目に入ってくるものです。
そういう甘い誘惑は断固無視しましょう。
いろいろな教材や勉強法に手を出していると、どれも中途半端に終わってしまいますし、魅力的なキャッチコピーの教材は、魅力的なのはキャッチコピーだけの場合が多いからです。
勉強せざるを得ない環境を作る。
「英会話スクールに行く」、「英語学習サークルに参加する」など、毎週、決まった時間に勉強せざるを得ない環境を作ります。
英会話スクールや英語サークルに参加すると、勉強仲間ができるのでモチベーションアップにもつながります。
また、英会話スクールの授業料を前払いしたり、高い英語教材を買ったりして「こんなにお金をつぎ込んだんだから、もう後戻りはできない」というように背水の陣を敷くのも1つの方法です。
小さな目標を作って成功癖を付ける
完全な英語の初心者が、「ネイティブみたいに英語ペラペラになる」という目標を設定しても、目標が遠すぎるので挫折してしまいます。
もっと身近な目標を作りましょう。
たとえば、「次のTOEICで500点をとる」というのでもいいし、「○月×日までに教材を何ページまで終わらせる」というのでもかまいません。
目標を作るときのポイントは、少し頑張れば達成できるものにすることです。
必死で頑張らなければ達成できない目標では、勉強が長続きしないからです。
つまずいたときに相談する相手を見つける
勉強を続けていると、英語や勉強法についてなど必ず疑問が出てきます。
「今のまま勉強を続けて、本当に英語を話せるようになるのかな?」と不安になることもあります。
そして不安な気持ちのままではモチベーションが下がってしまい、やがて勉強するのが嫌になってしまいます。
そこで、友達でも職場の人でもかまわないので、英語ができる人と仲良くなって、英語学習について適切なアドバイスをもらいましょう。
ネイティブや帰国子女は、発音や表現を教えてもらうにはいいですが、勉強の悩みを相談しても理解してもらえません。
勉強して英語を身に付けたのではないからです。
ですので、英語を勉強して身に付けた日本人に相談することをおすすめします。
「そんな人はどこにもいない」という場合は、英会話ハイウェイの無料メール講座に参加していただけば、私が相談に応じます。
独学で英語を話せるようになる勉強法
この記事では、英語の勉強を続けるためにモチベーションを維持する方法についてお話ししました。
やる気を出して勉強を続けることで、英語力は少しずつ上がっていきます。
でも、正しい方法で勉強しなければ、TOEICなど試験の点数は上がっても英語を話せないという状態になってしまいます。
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