リスニング力を上げる方法|誰もが見落としている1つの必須ポイント
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
先週、英語学習ボックスの森タツロウさんに久しぶりに会ってランチをしました。
森さんとは以前からの知り合いで、そもそも森さんとの出会いが英会話ハイウェイを作るきっかけになったのです。
それで、英語学習について思うところをお互いにいろいろ話していたのですが、リスニング力を上げる方法について、
「さすが森さん!」
と思ったことがあったので共有したいと思います。
リスニング力を上げる方法
森さんとの話で出てきたのは、リスニング力を上げる方法としては、
「オーディオを聞いて、その英語が何と言っているのかテキストを見て確認する」
ということを繰り返して、
「音と言葉の対応を頭の中に蓄積する」
のが正解ということです。
たとえば、日本語の曲でも、テンポの速い曲だと、歌詞を聞き取れないことってよくあると思います。
「この部分、何て言っているのかな~?」ってこと、ありますよね。
私などは、高校生のときにX Japanの曲を初めて聞いたとき、まったく聞き取れない箇所がたくさんありました。
何回聞いても、何を言っているのか分からない・・・
でも、歌詞カードを見てからもう一度曲を聞いて「ああ、ここはこう言っていたのか」と確認すると、次からは、きちんと聞き取れるようになりますよね。
音と言葉の対応づけが頭の中にできたから聞き取れるようになったわけです。
英語のリスニングもこれと同じなんです。
たとえば、英語のオーディオを聞いていて、「スピーカッ」という音が出てきたとします。
でも、何回聞いても何を言っているのか意味が分からない。
そこでテキストを見て、「speak up」(大きい声で話す)と言っているのだと確認したとします。
「speak」(スピーク)も「up」(アップ)も知っていますよね。
ここまでは誰でもやっていると思います。
次に、ひょっとしたら「スピーカッ」が「スピーク・アップ」に聞こえてくるまで繰り返しオーディオを聞いたりしていませんか?
「何回聞いても『スピーク・アップ』には聞こえないなあ~」
なんて言いながらオーディオを聞いていたら、それはリスニングの練習としては間違いなわけです。
なぜなら、「スピーカッ」と発音されているものが、「スピーク・アップ」と聞こえるわけがないですから。
ここでするべきことは、
という対応づけを頭の中に記憶させることです。
つまり、「スピーカッ」と聞こえたとたんに「speak up」だと分かるまで、繰り返しオーディオを聞くこと。
こうやって、「音と言葉の対応を頭の中に蓄積する」ことで、聞き取れる音がどんどん増えていきます。
もしあなたが今、「リスニングが上達しないなあ・・・」と悩んでいるなら、このことを踏まえて、音と言葉の対応を頭の中に蓄積する練習をしてください。
今まで理解できなかったネイティブの英語を聞いたとたんに理解できるようになってくるはずです。
なお、リスニング力を上げる方法について詳しくは、以下の記事で説明しています。