「項目」の英語表現9選と関連表現を例文付きで詳しく解説
あなたは「項目」を英語で表現できますか?
「項目」を意味する英語表現は9つあり、下記の通りです。
- item
- headword
- entry word
- chapter
- section
- category
- topic
- field
- subject
しかし、それぞれの表現で細かいニュアンスや使い方が異なるので注意しましょう。
この記事では、これらの英語表現の意味と使い方について例文付きで詳しく解説するとともに、「項目」の関連表現も紹介します。
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目次
「項目」を意味する英語表現9つ
「項目」を意味する英語表現は9つあり、下記の通りです。
- item
- headword
- entry word
- chapter
- section
- category
- topic
- field
- subject
しかし、それぞれの英語表現で細かいニュアンスや使い方が異なるため、使用する際には注意してください。
ここでは、それぞれの英語表現の意味と使い方について例文を用いて詳しく解説します。
item「項目」
「項目」という意味で使われる英語表現で最も一般的なものが”item”です。
「アイテム」と聞くと、「モノ」や「道具」をイメージする人が多いですが、これらの意味の他にも「項目」という意味もあるのでこれを機に覚えてください。
「項目」としての”item”は、下記のようにさまざまな場面で使用することができます。
- アンケート項目
- プレゼンテーション時の資料の項目
- 検査やテストを行う際の項目
“item by item”で「項目ごとに」という意味の熟語であること、そして”itemize”は”item”の動詞で「項目に分ける」「箇条書きにする」という意味であることも、セットで覚えておきましょう。
また、項目には大小がありますが、それぞれの表現は下記の通りです。
「項目」の種類 |
英語 |
大項目 |
primary item |
中項目 |
secondary item |
小項目 |
tertiary item |
細項目 |
quaternary item |
“item”「項目」を使った英語の例文は、下記の通りです。
この項目は何ですか?詳細を説明していただけますか?
headword「見出し語」
“headword”は、「見出し語」という意味で使われることが一般的です。
辞書を開くと太字で書かれている単語や言葉がありますよね?
それらを示す際に使用します。
その英和辞書に最近300語もの見出し語が追加されました。
entry word「見出し語」
“entry word”も「見出し語」を意味する英語表現で、前項の”headword”と同じ意味を持ちます。
どちらか一方を覚えておくのも良いですが、複数の表現を知っておくことで表現の幅を広げることにもつながるので、両方覚えておくことがおすすめです。
用語集は、それぞれの単語の見出し語が太字で書かれています。そのため、読者は自分が知りたい用語の定義をすばやく見つけることが可能です。
chapter「章」
教科書や小説などの「項目」について表現したい場合は、“chapter”を使用することが一般的です。
この場合、「項目」というよりは「章」と訳した方が分かりやすいかもしれないですね。
「章」とは、1つの主題やテーマにフォーカスを当てた文章のまとまりを指します。
今日は第3章を読むつもりです。
section「節」「区切り」
“section”も”chapter”と同様に、教科書や小説などの「項目」を表現するときに使用する英語表現ですが、日本語では「節」という意味になり、”chapter”よりも小さなまとまりを示すのに使われます。
ちなみに、書籍や文章の項目を大きい順に並べると、下記のようになります。
- Chapter「章」
- Section「節」
- Subsection「小節」
- Subsubsection「小小節」
- Paragraph「段落」
- Subparagraph「小段落」
これを機に覚えてみてください。
それではセクション2に移りましょう。教科書24ページを開いてください。
category「カテゴリ」
似たような「項目」をグループ化したものを”category”と表現します。
日本語でも「カテゴリ」という言葉が同じような意味で使われているため、馴染みがある人も多いでしょう。
「項目」の「分類」や「種類」を表現したいときに使ってください。
色は2種類のカテゴリに分けられます。それは寒色系と暖色系です。
topic「項目」「トピック」
下記のようなものの主題を表す意味で「項目」と表現したい際には、”topic”を使ってください。
- 会話
- 議論
- 講演
- 文書
- 文章
こちらも、日常会話で「トピック」と耳にしたり口にしたりすることが多い表現であるため、馴染みがある人も多いでしょう。
講義で、その教授は複雑ではあるものの、興味深いトピックを提示しました。その結果議論が白熱しました。
field「分野」
特定の学問や専門分野などの「項目」を表現する際には、”field”を使うことが一般的です。
この単語は、知識や技術など特定の領域や分野について示すのに適しています。
彼女はITの分野における専門家です。
subject「(教育・学問・研究などの)項目」
“subject”と聞いて、「教科」「科目」をすぐに思い浮かべる人が多いでしょう。
確かに、そのような意味もありますが、教育・学問・研究などの研究対象である「項目」を示すときにも使えます。
ぜひこれを機に覚えてください。
明日までに論文の項目(テーマ)を決めなくてはいけません。
「項目」関係の英語表現
最後に、「項目」関係の英語表現を一覧表で紹介します。
No. | 日本語 | 英語 |
1 | 検査項目 | ・test item ・examination item ・inspection item |
2 | 関連項目 | related item |
3 | 項目別分類 | itemization |
4 | 項目表 | Itemized list |
5 | メニュー項目 | menu item |
6 | 項目分析 | item analysis |
7 | 必須項目 | required item |
8 | データ項目 | data item |
9 | 主要評価項目 | primary evaluation item |
10 | チェック項目 | check box |
11 | 項目を追加する | add an item |
12 | 項目を削除する | delete an item |
13 | 項目を訂正する | correct an item |
14 | 項目をリストに載せる | list an item |
15 | 項目に記入する | fill in an entry |
16 | 項目をカテゴリ分けする | categorize items |
17 | 項目について話し合う | discuss a topic |
同じ「項目」を表す単語でも、表現によって使用されている単語が異なりますね。
それぞれの違いをしっかりと押さえた上で、覚えて正しく使いこなせるようにしましょう。
「項目」の英語表現はたくさん!正しく使い分けよう!
この記事では、下記の9つの「項目」という意味を持つ英語表現の使い方について例文を用いて解説しました。
- item
- headword
- entry word
- chapter
- section
- category
- topic
- field
- subject
同じ「項目」という意味であっても、使用する場面が大きく異なります。
細かいニュアンスや使い方まで覚えて、正しく使い分けられるようにしましょう。
なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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今回は「項目」の英語についてお話しします。
学校や仕事では項目って言葉をよく使いますが、いざ英語で言おうとすると「?」となるのではないでしょうか?
この記事では「項目」の英語9つについて説明しますので、最後まで読んでマスターしてください。