昔の映画を久しぶりに見たり、古い歌を聴き返したりして、「やっぱりいいな」「全然飽きないな」と思うことはありませんか?
その「ずっと色褪せない」という感覚を英語で表現するなら、「It never gets old」というフレーズが役立ちます。
この記事では、例文を交えてこのフレーズの使い方を紹介し、あなたの英会話をさらに豊かにできるようサポートします。
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「ずっと色褪せない」の英語
【フレーズ】It never gets old(ずっと色褪せな/何度聞いても、見ても飽きない)
【例文】
A: This old movie is so touching.
(この古い映画、本当に感動的だよね。)
B: I know!
It never gets old, even after all these years.
(だよね!
こんなに年月が経っても全然色褪せないよ。)
A: It's a true masterpiece.
(本当に名作だよね。)
【説明】
「It never gets old」は、「全然飽きない」「いつまでも新鮮な気持ちでいられる」という意味の英語表現です。
何度も見たり、聞いたり、やったりしても、魅力や楽しさが失われないときに使われます。
カジュアルな表現なので、友達や家族との会話で使うのが自然です。
A: This song is so good!
I've listened to it a hundred times.
(この歌、すごくいいね!
もう100回くらい聴いたよ。)
B: I know!
It never gets old.
(だよね!全然飽きないよ。)
A: Totally!
Let's listen to it again.
(本当にそうだね!もう一回聴こうよ。)
「ずっと色褪せない」の英語まとめ
この記事では、「ずっと色褪せない」という気持ちを伝える英語フレーズ「It never gets old」について解説しました。
この表現は、何度見たり聞いたりしても飽きない、新鮮な気持ちでいられることを簡潔に伝えることができます。
友人や家族との会話で、お気に入りの作品や思い出について語る際に、このフレーズを積極的に使ってみてください。
きっとあなたの言葉が、その魅力をもっと生き生きと伝えることができるでしょう。
【編集後記】
先日、英語を勉強している妻と話していたときのこと。
ふと
「英語って、リズムが大事だよね」
って話になったんです。
この「リズム」って、何のことかというと…
文や単語における「音の強弱」のことなんです。
たとえば、文の中で言うと、名詞などの意味を持つ単語は強く発音します。
こんなふうに↓
People make mistakes.
この場合、「People」と「mistakes」が強くなります。
一方、代名詞や前置詞など、機能的な単語は弱くなります。
たとえば…
I love you.
このとき、強く言うのは「love」なんです。
そして、単語レベルで見ても、強弱は存在します。
たとえば、
camera →「ca」にアクセント
important →「po」にアクセント
こうした強弱があるからこそ、英語独特の“リズム”が生まれるんですね。
リズムをつけて話すことで、ネイティブにとっても「聞き取りやすい英語」になるわけです。
ちょっと極端に聞こえるかもしれませんが…
発音が少しくらいカタカナっぽくても、リズムが良ければ通じることがよくあります。
たとえば、書籍『英語は「リズム」で9割通じる』にも出てくる例ですが、bananaって言うときに、
「バナナ」でも「ボナナ」
でもいいんです。
大事なのは、1つ目の「na」を強く言うこと!
それだけで、ちゃんと通じます。
正直、ある程度の年齢を超えると、英語の正しい発音を習得するのって、かなり難しくなります。
でも!
リズム(アクセント)は、いくつになっても身につけることができます。
だからこそ、普段から
「強く言うところ」「弱く言うところ」
を意識して、声に出して練習してみてください。
それだけでも、あなたの英語が、ぐんと通じやすくなりますよ!
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