「鳥肌」は英語で?鳥肌が立つの言い方など8パターンを紹介します
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こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「鳥肌」の英語についてお話しします。
「鳥肌」は、「鳥肌が立つ」という形で、寒かったり恐怖を感じたりしたときに、皮膚が鳥の皮のようにぶつぶつになる現象を言います。
「鳥」=「bird」で、「肌」=「skin」なので、「鳥肌」は「bird skin」かと思いきや、そうではないんですね。
「bird skin」は、文字通り「鳥の皮」という意味に理解されてしまいます。
そこで、「鳥肌」や「鳥肌が立つ」は英語でどう言うか、例文を使って説明しますね。
目次
「鳥肌」は英語で?
「鳥肌が立つ」と言うときの「鳥肌」は「goosebumps(goose bumps)」または「goose pimples」と言います。
「goosebumps(goose bumps)」はアメリカで使われる表現で、「goose pimples」はイギリスで使われる表現です。
ただし最近は、イギリスでも「goosebumps(goose bumps)」が使われることが多くなってきて、「goose pimples」はあまり使われなくなっています。
ちなみに「goose」は「ガチョウ」という意味で、「bumps」は「でこぼこ」「ぶつぶつ」という意味があります。
「pimple」は「にきび」「吹き出物」のことです。
Chicken meat is yucky because of the skin bumps.
鶏肉は、肌にぶつぶつがあるから気持ち悪いなあ。
※「yucky」=(食べ物が)まずい、気持ち悪い、「bumps」=ぶつぶつ
「鳥肌が立つ」の英語での言い方
「鳥肌が立った」と言うには、以下の2つの言い方が簡単です。
- 人を主語にして「get goosebumps」を使う
- 物や状況を主語にして「give someone goosebumps」を使う
例文を紹介しますね。
I got goosebumps.
(私は)鳥肌が立ちました。
It gave me goosebumps.
鳥肌が立ちました。
(それは私に鳥肌を立たせました)
「it」は、鳥肌が立つような物や状況を指しています。
とりあえず、「鳥肌が立った」と言いたいときは、この2つの英文のどちらかを使えば問題ありません。
get goosebumps
「I(私)」など人を主語にする場合、「get goosebumps」を使って表現します。
「I got goosebumps」で「私は鳥肌が立った」という意味です。
以下に例文を紹介します。
Her singing voice was so touching that I got goosebumps up and down my neck.
彼女の歌声には、鳥肌が立つほど感動したよ。
※「touching」=人の心を動かす、「so~that・・」=とても~なので・・
I hate snakes. I got goosebumps by looking at them.
蛇は気持ち悪いなあ。蛇を見たら鳥肌が立ってきた。
※「hate」=嫌い
I get goosebumps whenever I hear his voice because he is so cute.
彼はすごく可愛いので、彼の声を聞くたびに鳥肌が立っちゃいます。
give someone goosebumps
鳥肌が立った原因を主語にする場合は、「give someone goosebumps」を使います。
「It gave me goosebumps」なら、直訳すると「それは私に鳥肌を与えた」なので、「それのせいで鳥肌が立った」という意味になります。
以下に例文を紹介します。
The leading guy(the lead) in this movie gave me goosebumps because he was so gorgeous.
この映画の主人公、あまりにカッコよくて鳥肌が立ってしまった。
※「leading guy(the lead」=主役、「gorgeous」=魅力的
His guitar solo gave me goosebumps at the concert.
コンサートでは彼のギターに鳥肌が立ちました。
※「solo」=独奏
「鳥肌が立つ」の他の言い方
とりあえず、上に紹介した2つの言い方を覚えておけば問題ありません。
でも、他の人が使ったときに理解できるように、「鳥肌が立つ」の他の言い方も紹介しておきます。
get goose skin
It's cold today. Hey look! I started to get goose skin.
今日は寒いなあ。見て!鳥肌が立ってきた。
※「skin」=皮膚
give someone goose skin
My pastor gave a wonderful speech at the church and it gave me goose skin all over my body.
教会で牧師さんが素晴らしいスピーチをしたので、感動で体中に鳥肌が立ちました。
※「pastor」=プロテスタントの牧師、「all over my body」=体中に
give someone chills
Junji Inagawa's scary stories are so creepy. They give me chills.
稲川淳二の怪談は、ぞっとするほど怖いなあ。鳥肌がたってきた!
※「scary」=怖い、「creepy」=ぞっとする、「chill」=恐怖
give someone creeps
I just can't stand him. He gives me the creeps.
あの人はとても耐えられません。彼にはぞっとして鳥肌が立ちます。
※「stand」=我慢する、「give someone creeps」=ぞっとさせる
feel goose flesh
I feel goose flesh from head to toe now because of the freezing weather.
凍えそうな天気のせいで全身に鳥肌が立つのを感じます。
※「feel goose flesh」=鳥肌が立つのを感じる、「head to toe」=頭から指先まで、「freezing」=凍えるほどの
give someone goose pimples
Remembering the time when I heard the news gives me goose pimples even today.
そのニュースを聞いた時のことを思い出すだけで、今でも鳥肌が立ちます。
※「give someone goose pimples」=鳥肌を立たせる
「鳥肌」の英語:まとめ
「鳥肌が立った」と英語で言うには、以下の2つの言い方が簡単です。
- 人を主語にして「get goosebumps」を使う
- 物や状況を主語にして「give someone goosebumps」を使う
とりあえずは、以下の2つの英文を英会話フレーズのレパートリーに加えておくと、英会話のときに役に立ちます。
I got goosebumps.
(私は)鳥肌が立ちました。
It gave me goosebumps.
鳥肌が立ちました。
ただし、こうした例文を覚えるだけでは、自由に英語を話せるようにはなりません。
言いたいことを自由に英語で話せるようになるには、そのための専用の勉強が必要です。
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