「花粉症」は英語で?花粉症なら絶対に役に立つ英会話フレーズ20選
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「花粉症」は英語で何と言えばいいでしょうか?
花粉症は3人に1人が感じているとも言われ、外国人との話題としてもよく登場します。
「アレルギー」だけでは意味が伝わらないので、きちんと花粉症を説明したいですよね。
そこで、この記事では、
- 花粉症は英語でどう言うか
- 花粉症に関してよく使う英会話フレーズ
そのまま使える例文なので、花粉症について外国人と話すときに活用してください。
なお、「花粉症」など覚えた英語を英会話で使いこなせるようになるコツを『英会話の勉強法!独学3ステップ学習なら迷わずにペラペラになれる』で詳しく説明しています。
この記事とあわせてお読みください。
目次
「花粉症」は英語で?
「花粉症」は英語で「hay fever」と言います。
「hay」は「干し草」、「fever」は「熱」という意味があります。
しかし、牧草が枯れる初夏に起こるために「hay fever」という名前が付けられているだけで、干し草アレルギーという意味ではありません。
「花粉症」の英語として、「pollen allergy」という呼び方もあります。
「pollen」は「花粉」、「allergy」は「アレルギー」のことです。
「花粉症なんです」の言い方
私自身が花粉症なので言えるのですが、春先になると「私、花粉症なんですよ」という言葉を頻繁に使うことになります。
「私、花粉症なんです」と英語で言うときは、以下の表現を使うのが基本です。
have + an allergy to~
am + allergic to~
つまり、以下のような言い方ができます。
I have hay fever.
私は花粉症です。
I have an allergy to pollen.
私は花粉に対してアレルギーがあります。
I have a pollen allergy.
私は花粉アレルギーです。
I am allergic to pollen.
私は花粉に対してアレルギーがあります。
どれを使ってもかまいませんので、言いやすい表現を選んでください。
なお、杉(スギ)花粉、檜(ヒノキ)花粉などと具体的に言いたい場合は、
I have an allergy to cedar pollen.
私はスギ花粉に対してアレルギーがあります。
I am allergic to cypress pollen.
私はヒノキ花粉に対してアレルギーがあります。
I have an allergy to ragweed pollen.
私はブタクサに対してアレルギーがあります。
のように言います。
※「cedar pollen」=スギ花粉、「cypress pollen」=ヒノキ花粉、「ragweed」=ブタクサ
花粉症を英語で説明するときによく使う英会話フレーズ
花粉症について英語で説明するときや、花粉症の症状について話すときに必ず使うであろう英語フレーズを紹介します。
覚えておけばそのまま使えるので、外国人との会話で活用してください。
症状の辛さを伝えるフレーズ
Cedar pollen will spread a lot in spring in Japan.
日本では春になると杉の花粉がたくさん飛びます。
A lot of pollen is in the air today.
今日は、たくさんの花粉が飛んでいます。
(今日は、たくさんの花粉が空気中にあります)
My eyes are itchy because I have a pollen allergy.
花粉症のせいで目が痒い(かゆい)です。
My eyes are watery because I have a pollen allergy.
花粉症のせいで涙が出ます。
I have a runny nose because I have a pollen allergy.
花粉症のせいで鼻水がでます。
※「runny nose」=鼻水の垂れている鼻
I have a stuck nose because I have a pollen allergy.
花粉症のせいで鼻が詰まっています。
※「stuck」=詰まっている、「stick」の過去分詞形、stick-stuck-stuck
I can’t stop sneezing because I have a pollen allergy.
花粉症のせいでくしゃみが止まりません。
「sneeze」=くしゃみをする
花粉症の対策や注意を伝えるフレーズ
I always put a mask on when I go out so that I don’t breathe pollen in.
花粉を吸い込まないように、外出するときはいつもマスクをします。
※「breathe in」=吸い込む
My glasses are made in a way that prevents pollen getting in my eyes.
私のメガネは、花粉が目に入らないように作られています。
I can’t stop my runny nose and watery eyes unless I take some drugs for my pollen allergy.
花粉症の薬を飲まなければ、鼻水と涙が止まりません。
※「runny nose」=鼻水の垂れている鼻、「watery eyes」=涙目
Please sweep the pollen on your clothing off with your hands before coming into the entrance.
玄関に入る前に、服に付いた花粉を払い落としてください。
※「sweep off」=払う
The pollen will come inside the room, so please don’t open the window.
花粉が部屋に入るので、窓を開けないでください。
I started getting a pollen allergy two years ago.
2年前に花粉症になりました。
I can’t breathe through my nose, so I can’t have a good night’s sleep.
鼻で呼吸ができないので、夜、よく眠れません。
※「a good night’s sleep」=快眠
Pollen allergies are so hard.
本当に花粉症で辛いです。
Pollen allergy makes me feel miserable.
花粉症がつらいです。
(花粉症は、私を惨めに感じさせます)
※「miserable」=惨めな
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自由に英語を話せるようになるコツ
この記事では、「花粉症」は英語でどう言うかと、花粉症に関してよく使う英会話フレーズを紹介しました。
これらを覚えておけば、「私、花粉症なんです」と英語で言いたいときに困ることはなくなります。
英語で自由に話せるようになる勉強法
この記事で紹介した花粉症にまつわる英語フレーズを覚えれば、花粉症について最低限のことは話せるようになります。
でも、英語フレーズを覚えただけでは、自由な英会話はできるようになりません。
「私、花粉症なんですよ」と言った後に、お決まりフレーズ以外に自由に英語を話せるようになるには、そのための練習をする必要があります。
言いたいことを英語で自由に言えるようになる勉強法については、下のメールマガジンで説明しています。
どちらを使っても意味は通じるけど、日本人としては「L」と「R」の音がたくさん出てくる「pollen allergy」より「hay fever」の方が発音しやすいやろな。
「pollen allergy」の読み方を片仮名で書いたら「ポルンアレジー」やけど、「L」と「R」の発音を間違えたらネイティブには通じない。
「hay fever」(ヘイフィーヴァー)は発音が簡単やから、外国人と話しているときに「は?」みたいな顔をされなくてすむ。
ちなみに、「L」と「R」の発音の違いなど、英語の発音の練習方法については、『英語の発音の練習方法|プロ通訳者が通じる発音の身に付け方を解説』でオーディオ付きで説明している。