【脱帽の英語表現】”I take my hat off to you.” で相手を褒め称えよう

誰かの素晴らしい成果や努力を見た時、「脱帽だね!」と心から感嘆する場面はよくありますよね。
そんな「脱帽」の気持ちを英語で伝えたい時、どのように表現すれば良いのでしょうか?
この記事では、ネイティブがよく使う「I take my hat off to you.」というフレーズを中心に、その使い方やニュアンスを例文を交えながら詳しく解説します。
相手への尊敬や称賛の気持ちを効果的に伝える英語表現を学びましょう。

「脱帽」の英語
【フレーズ】I take my hat off to you.(君には脱帽だよ)
【例文】
A: I heard you finished the 1,000-piece puzzle in just one day.
(1,000ピースのパズルをたった1日で完成させたって聞いたよ。)
B: Yeah, I stayed up all night to do it.
(うん、徹夜してやったんだ。)
A: I take my hat off to you.
I could never do that!
(君には脱帽だよ。僕には絶対できないよ!)
【説明】
「take off」には「(服や帽子などを)脱ぐ、外す」という意味があります。
「I take my hat off to you. 」なら、「君には脱帽するよ」なので「すごいね、尊敬するよ」という意味になります。
相手の努力や才能、成果を褒めたり、尊敬の気持ちを表したいときに使います。
A: I heard you completed the project two days ahead of the deadline.
(締め切りより2日も早くプロジェクトを終えたと聞きました。)
B: Yes, it took a lot of late nights,
but I managed to finish it.
(はい、何日も夜遅くまで頑張って、何とか終わらせました。)
A: I take my hat off to you.
Your dedication is impressive.
(君には脱帽だよ。あなたの献身には感心します。)
また、同じ意味で「tip one’s hat to~」(~に敬意を表す)という表現もあります。
I tip my hat to you.
(あなたに敬意を表します。)
「脱帽」の英語まとめ
「脱帽」の英語表現として、「I take my hat off to you.」 は非常に効果的です。
相手の努力、才能、成果を心から称え、尊敬の気持ちを伝える際にぜひ活用してください。
また、「tip one's hat to~」 も同じ意味で使えます。
これらのフレーズを使いこなすことで、あなたの英語でのコミュニケーションはより豊かになり、相手との良好な関係を築く手助けとなるでしょう。
【編集後記】
単語を覚えるとき、こんな覚え方をしていませんか?
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1日目:1~10個目の単語を覚える
2日目:11~20個目の単語を覚える
3日目:21~30個目の単語を覚える
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10日目:91~100個目の単語を覚える
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確かに、1日10個ずつ覚えていけば、10日間で100個の単語を覚えられるように思えます。
でも、この方法で100個覚えられる人は、まずいません。
なぜ失敗するのか?
最初の数日は順調かもしれません。
しかし、4日目や5日目になると、初日に覚えた単語はほとんど忘れてしまい、最終的に挫折してしまうのです。
この方法の最大の問題点は、人間の脳をコンピューターのように考えていること。
「一度記憶したことは忘れない」という間違った前提に基づいているのです。
人間の脳は、重要なことだけを記憶し、そうでないことは自然と忘れるようにできています。
脳が「重要」と判断するのは、「命に関わること」や「何度も繰り返し経験すること」です。
単語を覚えるときに、「これは重要だ!」と意識しても、脳がそれを信じなければ、すぐに忘れてしまいます。
どうすれば記憶に残せるのか?
答えは、繰り返すことです。
同じ単語を何度も目にすることで、脳は徐々に「これは重要だ」と認識し、記憶に定着させてくれます。
ですので、単語を100個覚えたい場合、以下のように進めてみてください。
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1日目:1~100個目の単語をざっと覚える
2日目:1~100個目の単語をざっと見直す
3日目:1~100個目の単語をざっと見直す
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10日目:1~100個目の単語をざっと見直す
この方法では、完璧に覚えようとせず、「ざっと覚える」ことを繰り返します。
イメージとしては、薄い紙を1日1枚ずつ重ねていき、少しずつ記憶を厚くしていく感じです。
この方法のメリット
1日100個を見ると、時間がかかりそうに思えますが、1つ1つを完璧に覚えようとしないので、意外と短時間で終わります。
「繰り返し」によって、脳が「何度も見かけるから重要だ」と判断し、記憶に定着しやすくなるのです。
※「1日10個、10日で100個」はあくまで例です。
最適な数は個人差がありますので、試行錯誤しながら、自分に合ったペースを見つけてください。
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