「仲間」の英語18選!スラングも含めて解説【例文付き】
あなたは「仲間」や「友達」を意味する英語表現を知っていますか?
実は、「仲間」や「友達」を意味する英単語は全部で15種類以上あります。
そして、それぞれの単語で使用する場面や関係性、そしてニュアンスなどが微妙に異なるため、正しく使い分けることが必要です。
この記事では、「仲間」や「友達」を意味する18個の単語の意味と使い方について、例文を用いて詳しく解説します。
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「仲間」を意味する英語
「仲間」を意味する英語は、下記のように数多くあります。
- friend
- companion
- comrade
- colleague
- buddy
- pal
- mate
- man
- fellow
- peer
- ally
ここでは、それぞれの意味と使い方について例文を用いて詳しく解説します。
friend「友達」
“friend”は「友達」という意味で覚えている人が多いでしょう。
「仲間」と同じニュアンスを持ちます。
単数形は”friend”、複数形は”friends”です。
世代を問わず幅広く使えるとともに、日常会話からビジネスシーンまで場面を問わず使えます。
私たちはもう何年も仲間です。
companion「仲間」「恋人」
英語で「仲間」と表現したいときには、”companion”を使うのが一般的です。
“travelling companion”で「旅の仲間」を意味します。
しかし、” my companion”と表現してしまうと、「私の仲間」ではなく「私の恋人」というニュアンスになってしまうため、使い方には要注意です。
グレースと私は旅行仲間です。これまでにさまざまな観光地を一緒に巡ってきました。
comrade「(苦労を共にしてきた)仲間」「同志」
“comrade”は「苦労を共にしてきた仲間」を意味する単語ですが、「共産主義者」「社会主義者」のような印象を与えるため、一般的にはあまり使われません。
軍隊や戦場、あるいは政治的な呼びかけなど限られた場面で使用されます。
トムは軍隊で仲間だったボブとの再会を楽しみました。
colleague「同僚」「仕事仲間」
“colleague”は、主に職場で使われる単語です。
日本語では「同僚」の意味で使われることが多いですが、日本語の「同僚」よりも広い意味をもち、他社のビジネスパートナーにも使うことができます。
ジェームスは職場の同僚です。私たちは3年以上一緒に仕事しています。
buddy「(男同士の)仲間」
“buddy”も「仲間」という意味がありますが、厳密には「男仲間」「兄弟」「相棒」と男性同士が使うことが一般的です。
“Hey, buddy.”や” Thanks, buddy.”と親しみを込めながら挨拶します。
ただ、あまりにも多用してしまうと、周囲にゲイなのではないかと疑われる可能性もあるため注意してください。
ジョセフは僕の子供時代の友達です。
pal「仲間」「友達」
スコットランドなどの限られた地域になってしまいますが、”pal”も「仲間」や「友達」という意味で使われます。
また、名詞だけでなく、「〜と友達になる」や「仲良しになる」と動詞として使うことも可能です。
クリスティーナは私の親友です。オックスフォード大学在学時に互いに助け合いました。
mate「仲間」「友達」
“mate”は「クラスメイト」や「ルームメイト」という単語から馴染みがある人も多いでしょう。
“friend”よりもカジュアルな表現で、イギリスやオーストラリアでよく使われます。
特に、オーストラリアでは”G’day, mate.”や” Sorry, mate.”とよく耳にする表現です。
今週末に友達と会うことになっています。
man「男友達」
「男性」あるいは「人間」を意味する”man”も、「男友達」を意味することがあります。
“my man”で「俺の仲間」という意味です。
ローレンスは一緒に成長してきた俺の仲間です。
fellow「(同じグループやチームの)仲間」
“fellow”は「同じグループやチームの仲間」を指します。
「従う」と意味する”follow”と1字しか変わらないため、書き間違いや読み間違いには気をつけてください。
そのグループ課題に取り組む際に、アンは素晴らしいチームメイトでした。
peer「(同じ地位やレベルの)仲間」
“peer”も「仲間」を意味しますが、「同じ地位やレベルの仲間」を指すことが一般的です。
「同じ学校の仲間」や「同好会の仲間」など「似たような水準の者同士」を示すときに使ってください。
仲間のサポートによって、彼は選挙に勝つことができました。
ally「仕事仲間」
“ally”は元々「同盟者」や「協力者」を意味する単語でしたが、「同じ目標を持つ仲間」というニュアンスから派生して「仕事仲間」という意味でも使われるようになりました。
彼女は大統領の近しい仕事仲間です。
カッコいい言い方!「仲間」を意味する英語スラング
次に、下記の7つの「仲間」を意味する英語スラングの意味や使い方について、例文を用いて詳しく解説します。
- homie
- brother
- crew
- posse
- squad
- bestie
- peeps
「スラング」と聞くと、「下品な言葉」をイメージする人がいるかもしれません。
しかし、それは単語やフレーズによって異なります。
特に「友達」や「仲間」を意味する英語のスラングは、友達同士で使う砕けた表現です。
会話の中で適度に使うことで円滑なコミュニケーションを実現することができるでしょう。
ぜひ、日常会話で積極的に使ってみてください。
homie「地元の友達」
“homie”は「地元の友達」という意味で、出身地や通った学校など共通点が多い友達に使われる表現です。
元々、”home boy”という表現でしたが、省略して”homie”となりました。
アメリカでよく使われます。
よっ、元気?
brother「仲間」「男友達」
“brother”は本来は「兄」や「弟」を意味する単語ですが、そこから派生して「男友達」という意味で使われるようにもなりました。
「家族のような親しい存在」「兄弟のような固い絆で結ばれた友達」を意味し、「親友」と同じようなニュアンスで使われます。
英語圏では、”brother”を略して、”bro”と呼ぶこともあります。
ちなみに、女性同士の場合は、”sister”あるいは”sis”です。
お前がいなくなったら寂しくなるな。
crew「(いつもつるんでいる)仲間」
“crew”は、「船の乗組員」という意味がありますが、「いつもつるんでいる仲間」、つまり「イツメン」という意味で使われることもあります。
また、ヒップホップグループでは、メンバーのことを”crew”と呼ぶこともあるそうです。
私たちは小学校でイツメンでした。
posse「(同じ目標・目的を持った)仲間」
“posse”は「同じ目標や目的を持った仲間」という意味です。
「不良仲間」というニュアンスで使われることもあります。
元々はラテン語で「群兵」という意味でしたが、そこからアメリカで「民警団」や「自警団」という意味で使われるようになり、現在の「同じ目標や目的を持った仲間」という意味に変わったのです。
ジェーンは専門学校で出会ってからずっと私の仲間です。
squad「(いつもつるんでいる)仲間」
“squad”は元々「軍隊の分隊」を意味する単語でしたが、最近では「いつも一緒にいる仲間やメンバー」を意味するスラングとして使われています。
明日いつものメンバーと買い物に行ってくるね。
bestie「親友」「大切な仲間」
“bestie”は”best friend”の略語です。
一般的には、女性同士や子供同士で使われます。
先日私の親友が彼氏と別れました。
peeps「(複数の)仲間」
“peeps”は”people”が略された単語です。
“people”は「人々」を意味する言葉であることから、複数の「友達」や「仲間」を指します。
アメリカのティーンエイジャーがよく使う表現で、あまりにも多用すると不自然な印象を与えるようなのであまり多用しないように気をつけてください。
みんな、調子どう?
「仲間」は関係性や場面によって使用する単語が異なる!正しく使おう!
この記事では、「仲間」を意味する下記の18語を紹介しました。
「仲間」を意味する英語 |
・friend ・companion ・comrade ・colleague ・buddy ・pal ・mate ・man ・fellow ・peer ・ally |
「仲間」を意味する英語スラング
|
・homie ・brother ・crew ・posse ・squad ・bestie ・peeps |
「友達」や「仲間」は日常会話でよく使う言葉です。
しかし、それぞれの語は使用する場面だけでなく、関係性やニュアンスも若干異なるため、使い方には十分に気をつけましょう。
なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。
今回は、「仲間」は英語でどう表現するかについてお話しします。
日本語だと子供でも知っている簡単な言葉ですが、英語で言えるかと言うと‥‥意外に難しいですよね。
日常会話で役に立つ言葉ですので、最後まで読んでマスターしましょう。