「感情」の英語は?英会話でよく出てくる4つの「感情」の使い方
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「感情」は英語でどう言えばいいかについてお話しします。
「感情」の英語と言えば「feeling」を思いつくかもしれませんが、「emotion」も学校で習うので、どちらを使えばいいのか、何が違うのか迷ってしまいますよね。
それに、「emotion」と「feeling」の他にも「感情」という意味の英語はあります。
この記事では、「感情」は英語でどう言えばいいか4つの単語を紹介します。
日常的に使う言葉なので、覚えておいて今日から活用してください。
最も一般的な感情の英語
最も一般的な意味の「感情」の英語は「feeling」です。
「feeling」は、怒り、悲しみ、幸せなどの感情を意味する単語で、この記事で紹介している4つの単語の中で最も頻繁に使われています。
よく使われる言葉なので、例文を多めに紹介しますね。
My feeling towards you is real and you have to believe it.
僕の気持ちは本物だということを信じてほしい。
(あなたに対する私の感情は本物です。あなたはそれを信じなければいけません)
※「towards」=~に対する
What a feeling!
最高な気持ち!(最高に幸せ!)
I am so sorry if I hurt your feelings.
あなたの気持ちを傷つけたとしたら心から謝ります。
※「hurt」=傷つける
I have mixed feelings about my aunt.
Sometimes I love her and the next minute, I hate her.
叔母に関しての私の気持ちは複雑なの。
愛情を感じるかと思えば急に嫌いになるからね。
※「mixed feelings」=入り混じった感情
I have nothing but a good feeling to my mother-in-law.
義理の母のことは大切に思う気持ちしかないわ。
※「nothing but~」=~だけ、「mother-in-law」=義理の母
たとえば、「get on someone's nerves」を使って、下の英文のように言える。
Christine:You are getting on my nerves.
イライラさせるわね。
Hiroshi:You are getting on mine!
そっちこそ!
※「mine」=「my nerves」
That actor really rubs me the wrong way.
あの俳優にはイライラさせられるよ。
何それ?
気持ち悪いから嫌やろ。
強い感情
愛情、恐怖、嫌悪、怒り、欲望などの強い感情を表す英語は「emotion」です。
「feeling」より強い感情を表し、使用頻度は「feeling」に比べるとずっと落ちます。
自分の意見が否定されたときや、危険を感じたときなどに現れるような強烈な感情をイメージすると分かりやすいと思います。
He always gets into a fight because he can’t control his violent emotion.
自分の激情をコントロールできないので、彼はいつも人と喧嘩しているの。
※「get into a fight」=ケンカになる、「violent」=暴力的な
My husband does not show his emotion openly.
He always keeps it to himself.
夫は感情の起伏を表さない人で、何事もいつも内に秘めています。
(夫は感情を大っぴらに表しません)
※「openly」=隠さずに、「keep~to oneself」=胸に秘めておく
I was overcome with emotion when my son was born.
息子が生まれたときには嬉しさでぐっと胸にきましたね。
(息子が生まれたときに、私は感情で圧倒されました)
※「overcome」=(相手を)圧倒する、overcome-overcame-overcome
My son became very emotional when he had to leave home.
息子は、家を離れなければいけなかったとき、とても感情的になりました。
情熱、激情
単なる感情ではなく、行動へと駆り立てるような強烈な感情を英語で「passion」と言います。
「passion」は、日本語では「情熱」や「激情」と訳され、理性を伴わない感情や、やり過ぎになるくらい強い思いを意味します。
特に愛や憎しみなどが関係することが多いです。
I have a passion for sweets.
甘いものに目がないのよ。
One of my relatives has a passion for gambling and we are all worried about him.
親戚にギャンブルにはまっている人がいて、みんなで彼のことを心配しているの。
※「relative」=親戚、「be worried about~」~を心配する
My passion for yoga cooled after 10 years.
How about yourself? Do you still have passion for golf?
私のヨガ熱は10年で冷めました。
あなたはどうかしら。まだゴルフに夢中なの?
※「cool」=冷める
I followed my passion and went into showbiz.
本当にやりたくてたまらなかったので芸能の道に入りました。
(私は自分の情熱に従って芸能界に入りました)
※「follow」=従う、「go into~」=~に入る、「showbiz」=芸能界
感傷
繊細で情緒的な感情を表す英語は「sentiment」です。
「sentiment」は、感情に基づいた体験や考えを表すときに使います。
Oh, get over it! There is no place for sentiment.
もういい加減に乗り切りなさいよ。センチ(感情的)になってる暇なんてないわよ。
※「get over」=乗り越える、「no place for~」=~の余地はない
She just lacks sentiment and I don't know how to deal with her.
彼女は感情というものが欠如しているので、どう付き合えばよいのか見当つかないわ。
※「lack」=~が欠ける、「deal with」=対応する
My sentiment towards my father was not always good.
There were so many issues while I was growing up.
父に対する想いはいつも良いというわけではなかったの。
いろいろな問題のある中で育ったからね。
(成長しているときに、多くの問題がありました)
※「issue」=問題点、「grow up」=成長する
英語を自由に話せるようになる勉強法
この記事では、「感情」の英語を4つに分けて説明しました。
最初は「feeling」と「emotion」を使う練習をしておけばいいと思います。
「feeling」と「emotion」に慣れたら、「passion」と「sentiment」の使い方も覚えてくださいね。
なお、こうした言葉を使って自由に英語を話せるようになるには、そのための特別な勉強が必要です。
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