「くだらない」は英語で?英会話で役に立つ使い分け3パターン
このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラがネイティブの翻訳者と協力して、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。
こんにちは!
英会話ハイウェイ運営者のアキラです。
今日は、「くだらない」は英語でどう言えばいいかについてお話しします。
普段から何気なく使っている「くだらない」という言葉ですが、広辞苑で調べてみると「つまらない、価値がない、取るに足らない」と、複数の意味が書かれています。
だから、英語で「くだらない」と言うときも、その文脈と意味に合わせて異なる表現を使う必要があります。
この記事では、「くだらない」の英語を意味ごとに分けて説明します。
すぐに使える表現を紹介しますので、今日から英会話で活用してください。
面白くない・たいくつな
「くだらない」の1つ目の意味は、「面白くない・たいくつな」です。
This movie was really dull, so I left the theater midway through.
この映画は本当にくだらないから、途中で映画館を出てしまいました。
※「dull」=たいくつな、面白くない、「midway through」=~の途中で
I had to listen to my boss’s unbearable bragging again at last night’s party.
昨日の飲み会で、また部長のくだらない自慢話を聞かされたのよ。
※「unbearable」=耐えがたい、「bragging」=自慢(「brag」=自慢する)
The science teacher is really boring, so half the class is dozing off.
理科の先生の話は本当にくだらないから、クラスの半分は居眠りしています。
※「boring」=たいくつ、「doze off」=居眠りする
Our science teacher is a really boring speaker, so half the class basically sleeps through his lessons.
理科の先生の話は本当にくだらないから、授業中にクラスの半分は基本的に居眠りしています。
※「basically」=基本的に
そやから、「~の話」は言わなくてもええわけや。
価値がない・愚かな
「くだらない」の英語の2つ目は「価値がない・愚かな」です。
This show is really not good at all!
このテレビ番組は本当にくだらないなあ。
※「show」=テレビ番組(「TV show」や「program」でもOK)
He’s worthless. Forget about him.
彼には何の価値もないのよ。彼のことは忘れてしまいなよ。
Forget about the worthless guy like that.
あんなくだらない男のことは忘れてしまいなよ。
※「worthless」=価値がない、「guy」=男
I’m tired of this meaningless talk.
こんなくだらない話にはうんざりです。
※「be動詞 tired of~」=~にうんざりする、「meaningless」=無意味な
I’m tired of this pointless bickering.
この意味のない言い争いにはうんざりです。
※「pointless」=意味のない、「bickering」=言い争い
※「bicker」=(ささいなことで)口論する
I’ve had enough of this useless drivel.
この無益なたわ言にはうんざりです。
※「useless」=無益な、「drivel」=たわ言
※「have enough」=うんざりである
Don't talk nonsense.
くだらない話は止めてくれ。
※「nonsense」=意味をなさないこと
It's stupid.
(話などが)くだらない!
取るに足りない
「くだらない」の3つ目の意味は「取るに足りない」です。
You shouldn’t be concerned with such tiny rumors.
そんなくだらないウワサを気にすることはないですよ。
※「be concerned with~」=~を心配する、「tiny」=ちっぽけな、「rumor」=うわさ
I’m not bothered by such silly rumors.
そんなくだらないウワサは気にしません。
※「bother」=悩ませる、「silly」=ばかばかしい
Don’t get upset about something so small.
そんなくだらないことにクヨクヨするなよ。
※「get upset」=取り乱す
Don’t get pessimistic about such trifling matters.
そんなくだらないことにクヨクヨするなよ。
※「pessimistic」=悲観的、「trifling」=取るに足りない、「matter」=事柄
Don’t sweat the petty things.
そんなくだらないことにクヨクヨするなよ。
※「sweat」=やきもきする、「petty」=ささいな
Instead of spending time on such trivial things, do something constructive.
そんなくだらないことに時間を使うより、もっと前向きなことをしろ。
※「trivial」=ささいな、「constructive」=建設的な
~より少なくない
最後に、オマケとして「~より少なくない」という意味の「くだらない」を紹介します。
「no less than~」には「~を下らない」(~より少なくない)という意味があります。
Due to the economic slump, no less than 10,000 people have lost their jobs.
経済不振のせいで、仕事を失った人は10,000人をくだらない。
※「economic」=経済の、「slump」=不振、下落、「lose」=失う(lose-lost-lost)
英語を話せるようになる勉強法
この記事では、「くだらない」は英語でどう言えばいいか、文脈と意味に分けて紹介しました。
日常会話でよく使う表現を集めたので、覚えておけばそのまま英会話で使えるはずです。
でも、よく使う英会話フレーズを覚えただけでは、英語を話せるようにはなりません。
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