日常英会話でビシバシ使える単語教材6選!これだけ覚えたら会話は安心
「あまり使わない単語は後回しにして、日常英会話で役に立つ単語を優先的に覚えたい」と考えたことはありませんか?
受験にしか出てこないような単語を覚えても使うチャンスがないのだから、実生活で使う単語だけを覚えたいと考えるは当然のことですよね。
日常生活でよく使う単語を優先的に覚えるには、日常英会話でよく使う英単語が掲載されている単語教材で勉強するのが効率的です。
そこで今回は、日常英会話でよく使う単語が掲載されている単語教材を紹介します。
使いやすさ、取っつきやすさを考慮して 、難しい例文が載っている教材や使いにくい教材は避けて、分かりやすい教材、しっかりした例文が載っている教材だけを選びました。
英単語を勉強するときの参考にしてください。
目次
中学レベルの英単語を確実にモノにする教材
「中学英単語ターゲット1800」
高校入試の勉強に中学生が使う単語教材です。
「受験に出る単語なんか覚えても仕方ない」と思ったら大間違いで、高校受験に出る単語は日常会話で必須の単語ばかりです。
ですので、これを避けて日常会話をすることは事実上不可能です。
もちろん、中学英単語ターゲット1800 の他にも同じようなレベルの単語教材はあります。でも、ほとんど同じ単語が載っているだけです。
中学英単語ターゲット1800を選んだ理由は、この教材は中学生向けに作られているだけあって、とても分かりやすく作られている上、掲載されている例文はシンプルで日常会話に密着したものばかりだからです。
たとえば、
Let's go outside and play catch.
「外に出てキャッチボールしよう」
や
This singer is popular among young people.
「この歌手は、若者の間で人気がある」
のように、日常的な会話で使えそうな英文、シンプルで分かりやすい英文ばかり掲載されています。
ですので、中学レベルの単語に自信がない人は、この教材と別売りのCDを買って基礎単語を覚えることをおすすめします。
高校レベルの英単語を確実にモノにする教材
「英単語ターゲット1200」
中学の復習200語に加えて、高校レベルの単語1200+熟語300個が掲載されています。
この教材をおすすめする理由は、「中学英単語ターゲット1800」をおすすめする理由とまったく同じです。
つまり、日常会話に必須の単語が実にシンプルにまとめられている上、分かりやすくて、そのままでも使えそうな例文がたっぷり掲載されているからです。
たとえば、
I came across an interesting article in the newspaper yesterday.
「昨日、新聞で面白い記事をふと見つけた」
など、そのままでも使えそうですよね。
こんなふうにシンプルで使えそうな例文がぎっしりです。
この教材もCDは別売りなので、CDを購入してオーディオを聞きながら勉強しましょう。
TOEIC 500点レベルの英単語をモノにする教材
「聞いて覚える英単語キクタンTOEIC Test Score 500」
TOEIC 500点レベルの単語を学べる教材です。
TOEICというとビジネス寄りのようなイメージがあるかもしれませんが、500点レベルの単語は日常生活で使う単語そのものです。
特殊な状況でしか使わないような特殊な単語は含まれていません。
他にも同様の教材はある中で「聞いて覚える英単語キクタンTOEIC Test Score 500」を選んだのは、「中学英単語ターゲット1800」や「英単語ターゲット1200」を選んだのと同じです。
つまり、実に分かりやすいように作られている上に、シンプルで日常会話で使える例文が掲載されているからです。
いくら優れた教材でも、見た目が難しくて見ただけで気が重くなるようでは、勉強を継続することができませんよね。
だから、見た目の分かりやすさもとても重要なのです。
さらに上を目指す教材
「DUO 3.0」
真剣に英語を勉強する人の定番とも言える教材です。
TOEICなら600点~780点レベル。英検なら準1級レベルです。このレベルの単語を使いこなせれば、日常英会話で困ることはまずありません。
しっかり作り込まれている優れもの教材ですが、1つの例文に複数の新規単語が含まれていること、一部の例文は長すぎることが玉にキズです。
また、例文で使われている文法は高校レベルなので、英語初心者には少し難しいです。
たとえば、
Having found no place he felt he belonged, he was extremely uneasy and lonely.
「自分が受け入れられる場所を見つけられず、彼は極度の不安と孤独に陥っていた」
という例文では、「belong」、「extremely」、「uneasy」、「lonely」という4つの新規単語が含まれています。
1つの例文を覚えるだけで複数の単語を覚えられるということですが、1つの英文に知らない単語が4つも入っていたら、初心者には負担が大きくて覚えにくくなるのではないかと思います。
ですので、教材はとてもよくできているのですが、初心者は手を出さない方がいいです。
「聞いて覚える英単語キクタンTOEIC Test Score 500」を終えて、ある程度基礎力を付けてから挑戦しましょう。
熟語を覚える教材
「英熟語ターゲット1000」
単語教材ではありませんが、単語と同じくらい重要なのでここで紹介することにしました。
というのも、日常会話では簡単な単語を組み合わせた熟語がとてもよく使われるからです。
たとえば、
Mary set off again, this time flying east.
「メアリーは出発した。今回は東に向かって」
の「set off」は「出発する」という意味です。
こういった熟語も知らなければ会話は成立しないので、単語の勉強と同じくらい重要です。
すでに紹介した「ターゲット」教材と同じく分かりやすい作りなので、安心して取り組むことができます。
ただし、単語の勉強を優先して、熟語はその後でもかまいません。
単語を英会話で使いこなす方法が分かる教材
「中学レベルの英単語でネイティブとペラペラ話せる本」
これは単語教材ではなく英会話教材なので、このページで紹介するべきかどうか迷いました。
しかし、単語を覚える目的は、日常英会話で難なく英語を話すということであるので、
- どのような単語を優先的に覚えるべきか、
- 覚えた単語をどのように練習すれば使いこなせるようになるか
を解説しているこの書籍も紹介することにしました。
どのような単語を優先的に覚えるかについて、「はじめに」に以下のように書かれています。
学者の論文や専門的な分野などでは難しい単語も使われますが、日常的な会話では中学レベルの単語しか必要ありません。簡単な単語だけでどれだけ言えるかが勝負です。
実際に、人気のある曲の歌詞を見たり、人気映画やドラマのスクリプトを見たりすると、中学で習うレベルの単語でほとんどの会話がなりたっています。
難しい単語は、日常英会話ではあまり使わないんですね。
また、「覚えた単語をどのように練習すれば使いこなせるようになるか 」については、以下のように述べられています。
ある言い回しには「原形」が続いて、ある言い回しには「動詞のing」が続くという考え方になります。「なぜ原形?」「なぜing」がわからなくても、「これには原形だ」「これにはingだ」と覚えればいいのです。わざわざ難しくするのはやめましょう。
英会話のときには、文法事項を考えながら英作文する時間はありませんよね。パッパッパと言葉を出さなければ会話になりません。だから、学校で習う文法ルールを暗記しても、会話では役に立ちません。
それよりも、パターンを覚えてしまう方がずっと実用的なんです。
この教材では、名前のとおり中学レベルの英単語を使って英会話をするための練習をたっぷりできます。
たとえば、
Are you gonna go?
「行くの?」
Are you gonna ask him out?
「彼に告白するの?」
Are you gonna fill the quota?
「ノルマを達成できそう?」
I found out why they broke up.
「あの二人がなぜ別れたかわかったよ」
I found out where he lives
「彼がどこに住んでいるか調べたよ」
のように同じようなパターンの英作文を繰り返し練習することで、中学レベルの単語を使いこなす練習をします。
基本文法を使いこなせるようにきっちり叩き込むには「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング」がおすすめですが、その次のレベルとしては、この教材で日常英会話でよく使う表現を練習するのもいいと思います。
日常英会話で使える単語を学べる教材6選まとめ
いきなり中学生向け単語教材や高校生向け単語教材を紹介したりしたので、「おいおい・・・」と思われたかもしれません。
しかし、中学・高校で習う単語は、英語学習で一番重要な基礎単語、つまり日常的な英会話でよく使う単語が厳選されています。
だから、日常会話を身に付けたいなら、真っ先に覚える必要があるんですね。
また、子供向けの教材は、シンプルかつ分かりやすく作られているのも魅力的です。
見るからに難しそうな教材というのは、やる気が出ないですもんね。
このページで紹介した単語教材は、筆者が 単語の選択、例文の品質、分かり安さを吟味して厳選した教材です。
日常英会話で必要な英単語を身に付けるのに必ず役に立ってくれます。
なお、単語をたくさん覚えても、それだけでは英会話はできるようになりません。
受験生は単語をたくさん覚えるけれど、英語を話せるようにならないことからも分かると思います。
覚えた単語を英会話のときに使いこなせるようになるには、英語を話すための練習が必要なんですね。
どのような練習をすれば英語を話せるようになるかは、メール講座で詳しく説明しています。
以下のページから無料で参加して、不要になればいつでも解除できます。
気軽に参加してください。