心配や不安が解消され、「よかった、何事もなく済んだ」と感じる瞬間は、とてもホッとします。
この「無事に」という日本語のニュアンスをしっかりと英語で伝えられるようになれば、あなたの表現力は大きく向上します。
さっそく、そのフレーズを見ていきましょう。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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「無事に」の英語
【フレーズ】safe and sound(無事に)
【例文】
A: My brother just got back from his trip.
(弟が旅行から帰ってきたばかりなんだ。)
B: I heard it was bad weather.
Is he safe and sound?
(天気が良くなかったって聞いたけど、彼は無事なの?)
A: Yes, he is!
He said he had a great time.
(うん、無事だよ!
とても楽しかったって言ってた。)
【説明】
「safe and sound」は、
「無事に」「何事もなく」
という意味です。
「safe」は「安全な」
「sound」は「健全な・元気な」
という意味があります。
A: My missing cat came home safe and sound last night!
(迷子になっていたうちの猫が昨日の夜無事に帰ってきたの!)
B: Oh, that's great news!
(わあ、それはよかったね!)
A: She's sleeping on my bed right now.
(今、私のベッドで寝ているわ。)
「無事に」の英語まとめ
今回の記事では、「無事に」を意味する英語フレーズを紹介しました。
この表現は、「安全に、そして健康に」という二つの意味を持つ言葉を組み合わせてできています。
友人や家族に安心を伝える大切な一言として、ぜひ日常会話で使ってみてください。
【編集後記】
もしあなたが、1時間で
・10の効果が得られる勉強法
・8の効果が得られる勉強法
のどちらかを選べるなら、当然10の効果が得られる方を選びますよね。
でも実は、多くの人が無意識にやっている勉強法は、8の効果しか得られないやり方なんです。
その方法とは、
「教材を繰り返し読む」
「ノートを何度も読み返す」
というものです。
心理学者のエイミー・カレンダーとマーク・マクダニエルが、大学生を対象に行った実験があります。
学生たちに文章を読ませて、後でどれだけ理解し、記憶できているかをテストしました。
しかし、教科書を1回読んだ学生と2回読んだ学生の間で、ほとんど差が見られませんでした。
つまり、ただ教材やノートを読み返しても、思ったほど記憶に残らないということです。
では、記憶や理解を深めるために必要なのは何か。
それは
「精神的に負荷のかかる学習」
つまり
「頭をしっかり使う勉強」
です。
その中でも特に効果が高いのが
「想起練習」
です。
想起練習とは、簡単に言うと
「思い出す練習」
のことです。
たとえば、1日目に教材で例文を覚えたら、2日目はその例文を見ずに思い出してみます。
そして、思い出せなかった部分や間違えた部分を再度覚え直します。
実際、学生を対象にした研究では、この「思い出す練習」を取り入れるだけで、学習の定着率が10~15%も上がったという結果が出ています。
10~15%と聞くと、わずかな差に思えるかもしれませんが、これを週5日続ければ、1か月後、2か月後には大きな差になります。
教材をただ読み返すのも、思い出す練習をするのも、かかる時間はほとんど同じです。
どうせ同じ時間をかけるなら、効果の高い方を選んだほうがいいですよね。
もっと自由に英語を話せるようになるには
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