「肩の力を抜く」を英語で伝えるフレーズ「loosen up」を例文で解説

誰かが緊張している時、「肩の力を抜いて」と英語でどう伝えますか?
「loosen up」は、体や気持ちの緊張をほぐすときにネイティブがよく使う便利な表現です。
この記事では、このフレーズの使い方を例文とともに詳しく解説します。
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「肩の力を抜く」の英語
【フレーズ】loosen up(肩の力を抜く・リラックスする)
【例文】
A: I have a big presentation today.
I'm so nervous.
(今日、大きなプレゼンがあるんだ。すごく緊張するよ。)
B: Take a deep breath.
Just try to loosen up.
(深呼吸して。肩の力を抜いてみて。)
A: You're right.
I need to relax and do my best.
(そうだね。リラックスして全力を尽くさないと。)
【説明】
「loosen up」は、「リラックスする」「体や気持ちの緊張をほぐす」という意味です。
「loosen」には「ゆるめる」という意味があり、「up」は「完全に」というニュアンスを加える言葉です。
直訳すると「完全にゆるめる」という感じで、気持ちの緊張をほどいたり、体を軽く動かしてこわばりを取るイメージです。
たとえば、緊張している友達に
「力を抜いて」「もっと気楽にいこうよ」と声をかけるときや、運動の前に「体をほぐす」ときなどに使います。
カジュアルで親しい間柄の会話でよく使われる表現です。
A: My shoulders are so stiff.
(肩がすごく凝ってるんだ。)
You should do some stretches to loosen up your muscles.
(筋肉をほぐすためにストレッチでもするべきだね。)
A: Good idea!
(いいね!)
「肩の力を抜く」の英語まとめ
「loosen up」は「肩の力を抜く」や「リラックスする」という意味で使える非常に便利な英語です。
このフレーズは、緊張をほぐすだけでなく、体のこわばりを取る際にも使えます。
この記事を参考に、さまざまな場面で使ってみてください。
【編集後記】
あなたは、英語のどんな力を伸ばしたいと考えていますか?
この質問がちょっとわかりにくいと感じたなら、別の聞き方をしましょう。
英語のスキルは、大きく分けて次の4つに分類されます。
スピーキング(話す力)
リーディング(読む力)
ライティング(書く力)
リスニング(聞く力)
の4つです。
さて、この中で、あなたが特に強化したいのはどれですか?
「英語が話せる」というと、これらすべてのスキルが高いレベルで備わっているように思われがちです。
でも実際にはそうではなくて、
話すのは得意だけど読むのが苦手という人もいれば、聞き取りはできても話すのが苦手な人もいます。
また、ある程度スピーキングはできるのに、リスニングに不安があるため、会話に自信が持てないという人もいるんです。
このように、人によって得意分野と苦手分野は異なります。
そして、短期間で目標をクリアしたいなら、自分の弱点を明確にして、それを集中的に強化していくことが大切です。
例えば、「話す力を伸ばしたい」と思っているのに、ただ英語の音声を聞くだけでは思ったような効果は出にくいですよね。
スピーキングを強化したいなら、話す練習が必要になります。
「じゃあ、どんな練習方法があるかな?」と考えてみましょう。
たとえば、
・音読をたくさんこなす
・英会話教材を使って実践する
・一人で英語を話す練習をする
・オンラインの英会話レッスンを受けてみる
こういった選択肢が思い浮かぶはずです。
あとは、自分の時間や予算に合わせて、続けやすそうな方法を選んで取り組めばOKです。
「最近、英会話の上達が感じられないなあ。とりあえず英語の音声でも流してみるか」
といった行き当たりばったりのやり方では、なかなか成果につながりません。
だからこそ、自分が目指すスキルを明確にし、狙いを定めた練習をしていくことが大切なんですね。
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