「一生懸命頑張るよ」の英語表現:”I will try my hardest”の使い方と例文

目標に向かって努力する中で、「絶対成功させるぞ」「全力を尽くすぞ」という「一生懸命頑張る」気持ちは、私たちを前進させる原動力となります。
この記事では、この強い意気込みを英語で伝えるための効果的な表現、「I will try my hardest」と「give it one's all」を、会話例を通してご紹介します。

目次
「一生懸命頑張るよ」の英語
【フレーズ】I will try my hardest(一生懸命頑張るよ)
【例文】
A: I'm really nervous about the upcoming speech contest.
(今度のスピーチコンテスト、本当に緊張するな。)
B: I'm sure you'll do great! Just practice a lot.
(きっと大丈夫だよ!たくさん練習すればいいんだ。)
A: I will try my hardest to win!
(優勝目指して頑張るよ!)
【説明】
「I will try my hardest」 は日本語の「一生懸命頑張る」という表現とほぼ同じ意味です。
フォーマルな場面でもカジュアルな場面でも使うことができます。
「I will try my best」 と似ていますが、「I will try my hardest」 は、より強い決意や意気込みを表したい時に使われることが多いです。
A: We're facing a tight deadline for this project,
but I know we can do it.
(このプロジェクト、締め切りが迫っているけど、やればできると信じています。)
B: I agree.
It's a challenging task, but I'm confident in our team's abilities.
(賛成です。
難しい仕事ですが、私たちのチームの能力を信じています。)
A: I will try my hardest to ensure we deliver the project on time.
(期限内にプロジェクトを納品できるよう、私は全力を尽くします。)
別の言い方として「give it one’s all(全力を尽くす)」があります。
I will give it my all to ensure we deliver the project on time.
(プロジェクトを期限内に納品できるよう、全力を尽くします。)
「一生懸命頑張るよ」の英語まとめ
「I will try my hardest」は、日本語の「一生懸命頑張る」という気持ちを英語で伝える際に、特に強い決意を表すのに適した表現です。
また、「give it one's all」も同様に全力を尽くすという意味で使えます。
これらのフレーズを使いこなして、あなたの努力や情熱を英語で表現してみましょう。
【編集後記】
ずいぶん昔の話ですが、私はアメリカ・ワシントン州にあるIT企業で働いていました。
そこに、日本人のヒロコ(仮名)という同僚がいました。
彼女はアメリカの大学を卒業し、私より半年ほど早くその会社に入社していたこともあって、何かと私を助けてくれる頼もしい存在でした。
隣の部署にはディーン(仮名)というアメリカ人がいて、背が高くて男前。
気さくで誰にでも親切なうえに努力家でもあり、同僚からもとても人気がありました。
ある日、廊下でヒロコとディーンが熱心に話しているのを見かけました。
ヒロコが一方的に英語で話し続け、ディーンは「ふん、ふん」と相槌を打ちながら聞いている様子です。
「仕事の話かな?」と思い、何となく耳を傾けてみました。
(仕事で自分だけ情報を知らなかった… なんてことがよくあったので、自然と気になってしまうんです。)
ところが、ヒロコの英語があまりに速すぎて、私には全く聞き取れませんでした。
「ディーンはよくあの早口を聞き取れるなあ…」
と、私は内心感心していました。
その後、念のためディーンに、
「さっきヒロコは何を言ってたの? 僕は全然分からなかったんだけど」と聞いてみました。
すると、ディーンは笑いながら一言。
「僕もぜんぜん聞き取れなかったよ。ハハハ…」
意外すぎる返答に驚いた私は、しばらく呆気に取られてしまいました。
あなたは、この話を聞いてどう思いますか?
「ディーン、分かったふりはダメでしょ!」
「ヒロコは、相手が理解してないことに気づいてなかったの?」
いろいろな感想があると思います。
私自身はというと、
「ヒロコ、すごいなあ!」
と感心してしまいました。
私は普段、相手の反応を気にしすぎて、話している最中に相手の表情が少し変わるだけで
「何か変なこと言っちゃったかな?」
と不安になってしまうタイプです。
でもヒロコは、そんなことお構いなしに言いたいことをどんどん話す。
この図太さ、正直うらやましくもありました。
もちろん、相手の理解を無視してしゃべるのは、コミュニケーションとしては理想的ではありません。
でも、海外で働く場面では、あれくらいの「気にしなさ」がうまく物事を進めてくれることもあるのです。
実際、ヒロコはその後も職場でうまくやっていました。
しかも驚くことに、彼女とディーンはしばらくしてから付き合い始めたんです。
言葉が完璧に通じなくても、何か大事なものは伝わっていたのかもしれません。
間違った英語でも、
言葉に詰まっても、
黙っているよりは話すことが大切。
話す勇気が思わぬチャンスを連れてくることだってあるんです。
もしあなたが私のように「間違えたらどうしよう」とつい遠慮してしまうタイプなら、ぜひ一歩踏み出してみてください。
うまく話せなくても大丈夫。
大切なのは完璧さよりも「伝えようとする気持ち」です。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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