「この歌、完全にマスターした!」「このレシピ、完璧に覚えた!」など、日常生活で「完全にマスターする」と表現する機会は多いですよね。
では、これを英語で伝えるにはどうすれば良いでしょうか?
この記事では、ネイティブが使う自然な表現 "have ~ down pat" を例文ととも紹介します。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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「完全にマスターする」の英語
【フレーズ】have ~ down pat (完全にマスターする・完璧に覚えている)
【例文】
A: Are you nervous about your presentation tomorrow?
(明日のプレゼンテーション、緊張する?)
B: Not really.
I've gone over it so many times, I think I have it down pat.
(そうでもないよ。
何度も練習したから、完璧に覚えていると思うんだ。)
A: That's great!
I'm sure you'll do a good job.
(それはいいね!きっとうまくいくよ。)
【説明】
「have something down pat」は、「〜を完全にマスターしている」「〜を完璧に覚えている」という意味です。
「pat」は「軽くたたく」という意味もありますが、ここでは「完全に」「手慣れた」というニュアンスで使われています。
少しカジュアルな表現で、友達同士の会話などでよく出てきます。
A: This recipe looks hard.
Can you do it?
(このレシピ、難しそう。作れる?)
B: Yeah, I've made it a few times already.
I have it down pat.
(うん、もう何度か作ったことがあるんだ。
完璧にマスターしているよ。)
A: Great! I can't wait to try it.
(すごい!食べるの楽しみだな。)
「locked down」も同じ意味です。
The actor has really locked down his lines so never hesitates on stage.
(その俳優はセリフをしっかり覚えているので、舞台で決してためらうことがありません。)
「完全にマスターする」の英語まとめ
今回の記事では、「完全にマスターする」という気持ちを伝える英語フレーズ "have ~ down pat" を紹介しました。
この表現は、練習や経験を積んだ結果、完璧にこなせるようになったことを示します。
少しカジュアルな表現なので、友達との会話で積極的に使って、自然な英語を身につけましょう。
【編集後記】
オーストラリアに行ったこはありますか?
私は、高校1年のときに、1週間だけ行ったことがあります。
…と言っても、ぜんぜん英語は話せなかったし、相手の言ってることもまったく分かりませんでした。
ホントに、「あれ?今なんて言ったの…?」の連続。
もちろん、原因は私の英語力が足りなかったから。
でもそれだけじゃなくて、もうひとつ理由があったんです。
それが、オーストラリア特有の英語表現と発音!
「オージーイングリッシュ」
なんて言われたりもしますけど、これがけっこうクセがあるんですよね。
アメリカ英語に慣れてたとしても、オーストラリア英語になると「あれ?」ってなること、あるあるです。
私もかなり戸惑いました。
「これ、英語…だよね?」って(笑)
そんなわけで今回は、オーストラリアのモナッシュ大学院を卒業して、今もオーストラリアに住んでいるYuiさんに、オーストラリア英語についていろいろ教えてもらいました!
「完全に聞き取れるようになるには、やっぱり練習が必要。
でも、特徴を知ってるだけでもかなり違いますよ~!」
って、Yuiさんも言ってました。
英会話ハイウェイでその内容を公開しているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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