「お大事に」は英語で?体調の悪い人を励ます15の英語フレーズ
「お大事に」は英語でどう言えばいいか例文を使って説明します。
外国人の友達や同僚が体調が悪そうにしていたり、怪我や病気で入院したりしているとき、「お大事に」と気遣いのひとことを言えていますか?
簡単な言葉ですが、「相手を心配している」という気持ちを伝える大切な言葉ですよね。
心のなかでは「お大事に」と思っていても、言葉で伝えられないのはとても残念です。
そこで、「お大事に」を英語でどう言えばいいか15の例文を使って説明します。
一度覚えてしまえば、そのままの形で簡単に使うことができます。
この記事を読んだら、「お大事に」という言葉を使って思いやりの気持ちを伝えられるようになりますよ。
「お大事に」は英語で
具合の悪い相手に、直接「お大事に」という気持ちを伝える言葉を紹介します。
いろいろな言い方がありますが、どれを使っても気持ちが伝わります。
A: I'm leaving work early today because I'm feeling sick.
A: 気分が良くないので、今日は仕事を早退します。
B: Take care.
B: お大事にしてください。
「お大事に」って意味だけじゃなくて、「お疲れ様」「じゃあね」みたいな意味で使われることが多い。
A: See you tomorrow.
A: また明日。
B: Bye. Take care.
B: さようなら。お疲れ様。
みたいな感じかな。
A: My doctor said I'm not getting enough vitamins in my diet.
A: 私の食生活はビタミンが十分に足りていないと医者から言われました。
B: Take care of yourself.
B: 体に気を付けてくださいね。
※「diet」=食生活
A: I accidentally cut my finger.
A: 間違って自分の指を切ってしまいました。
B: Take care of your body.
B: 体を大切にしてくださいね。
※「accidentally」=うっかり、偶然に
A: I've got a cold at the moment.
A: 今、私は風邪をひいています。
: Please take good care of yourself.
B: しっかりと休んでくださいね。
※「have a cold」=風邪を引いている
「take care of ~」は、文字通りには「~を世話する」「~を処理する」という意味。
だから、「take care of yourself」なら「あなた自身を世話してください」⇒「お大事に」という意味やな。
でも、遠回しに「始末する」=「殺す」という意味を表すこともある。
たとえば、「I will take care of him.」なら「あいつを始末してやる」(殺してやる)という意味や。
それ映画で聞いたことあるわ。
A: I have a stomachache.
A: お腹が痛いです。
B: Feel better soon.
B: 早くよくなるといいですね。
※「stomachache」=腹痛
A: I nearly had a crash with another car.
A: 他の車と事故になるところでした。
B: Please look after yourself.
B: しっかりしてください。
※「nearly」=もう少しで~する、ほとんど
※「look after~」=~の世話をする
A: I stubbed my toe.
A: 足の指をぶつけてしまいました。
B: Get well soon.
B: お大事にしてください。
※「stub」=(つま先を)ぶつける
※「toe」足の指
A: I have a headache.
A: 頭痛がします。
B: I hope you get better(well) soon.
B: 早くよくなりますように。
A: I have just had surgery on my knee.
A: 私は膝の手術を受けたところです。
B: I wish you a speedy recovery.
B: お早い回復をお祈りしています。
※「surgery」=手術
これはクリスマスキャロルの「We wish you a Merry Christmas.」(おめでとうクリスマス)と同じパターンやな。
※「クリスマスキャロル」=クリスマスに歌う歌
「I wish you」の後ろに名詞を続けられるから、
I wish you good luck.
幸運を祈っています
みたいに使える。
A: I broke my arm and now it's in a cast.
A: 私は腕を折ってしまい、今はギブスをしています。
B: Hope your recovery is a speedy one.
B: 治りが早いものでありますように。
※「be動詞 in a cast」=ギプスをしている
A: Atchoo
A: はくしょん
B: Bless you!(God bless you!)
B: お大事に。
欧米人のくしゃみは、「ハクション」じゃなくて「Atchoo」(アチュ)なんや!
そう言われてから聞いてみると、確かに「アチュ」に聞こえるな。
「お大事に」と伝えてくださいと頼むには
具合の悪い人に直接言うのではなく、人づてに「大事に」と伝えるように頼むときの英語フレーズです。
覚えておけば、そのまま使えるのでとても便利です。
A: My friend was in a car accident and got injured badly.
A: 私の友人は車の事故に合い、ひどい怪我をしました。
B: Tell him(her) to get well soon.
B: 彼(彼女)にお大事にと伝えてください。
※「injure」=傷つける、「badly」=ひどく
回復した人に「無理しないでね」と言うには
回復したばかりで、まだ全快ではない人や、頑張りすぎてクタクタの人には「無理しないでね」と言いましょう。
Don’t overwork yourself
無理しないでね。
※「overwork」=酷使する
Don't push yourself too hard.
無理しすぎないでね。
Take it easy!
気楽にね。
日本人は頑張りすぎる傾向があるから、「無理しないでね」って、しょっちゅう言われそうやな。
確かに、言う方ではなく言われる方になるかもしれんな。
まとめ
「お大事に」という気持ちを伝える英語フレーズを15種類紹介しました。
適切なフレーズを使えば、相手を気遣う気持ちがしっかりと伝わるはずです。
これだけ覚えておけば、日常会話で困ることはまずないので、しっかり覚えておいて役立ててください。
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「Take care.」って普段の会話でもよく聞くな。