留学前の英語の勉強に役立つアプリと教材を紹介【経験談付き】
「留学すれば英語力が上がるし、留学前にわざわざ英語の勉強をする必要はないよね?」
「留学前にさらに英語力をブラッシュアップさせたい。何をやればいいの?」
「留学前までにどれくらいの英語力を身につけておけば安心できる?」
留学を控えている方で、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか?
結論を申し上げると、筆者はオーストラリアに大学院留学をしたことがあるのですが、留学前に英語をしっかり勉強しておくことが留学の成功の鍵を握ると断言できます。
本記事では、留学タイプ別に留学前までに身につけておきたい英語力の目安、留学前の英語の勉強に役立つ教材・アプリ、高いモチベーションを維持しながら英語の勉強を継続させるコツなどについて詳しく解説します。
留学を控えている方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
【結論】留学前に英語をしっかり勉強することが留学の成功の鍵を握る!
留学を成功させるためには、渡航前の英語力を向上させることが不可欠です。
もちろん留学先で英語力は向上しますが、留学をする時点で十分な英語力がないと授業や日常生活で苦労し、現地の人やクラスメイトとスムーズに交流ができなくなってしまう恐れがあります。
現地での生活や人間関係が上手くいかないと、ホームシックになってしまい留学が楽しくなくなってしまうでしょう。
このような理由から、充実した留学生活を送るためには渡航前に英語4技能をバランスよく育成することが大切です。
留学前に必要な英語力の目安は?
前章では、留学前に英語をしっかりと勉強することの大切さについて説明しましたが、どれくらいの英語力を身につけておくべきか目安があると勉強しやすくなるでしょう。
そこで、本章では、下記の4つの留学タイプ別に必要な英語力の目安について紹介します。
- 語学留学
- ワーキングホリデー
- 大学留学
- 大学院留学
語学留学の場合
語学留学に行く場合、最低限の日常会話ができるほどの英語力が求められます。
具体的には、英検準2級やTOEIC400点程度のスコアです。
これくらいの英語力があれば、簡単な自己紹介や、買い物、交通機関の利用で問題なくコミュニケーションができるでしょう。
特に、中学・高校レベルの英文法や語彙の習得、リスニング力の強化に力を入れてください。
渡航前にしっかりと英語学習をしておけば、現地で実践力が身につき学んだ内容が定着しやすくなります。
ワーキングホリデーの場合
ワーキングホリデーでは、現地での生活や仕事を通じて英語を使う機会が多いです。
そのため、英検2級以上、あるいはTOEIC500点以上のスコアがあることが望ましいです。
これくらいのレベルの英語力があれば、日常会話や簡単な業務指示を理解できるとともに、自分の意思を伝えることができます。
特に、飲食業や接客業で働く場合は、お客様と円滑なコミュニケーションができるスキルが求められることから、接客で役立つ基本的なフレーズについて事前に学んでおくと役に立つでしょう。
また、オンライン英会話を通じてリスニング力やスピーキング力を向上させることもおすすめです。
大学留学の場合
大学留学では、講義を理解し、課題や試験に対応できるほどの英語力が求められます。
TOEFL iBT 80点以上、IELTS Overall 6.0〜6.5が入学条件として設定されていることが多いです。
これくらいの英語力があれば、専門的な内容の講義を理解し、エッセイやレポートを作成するのに必要な読解力や表現力が身につきます。
さらに、海外の大学では日本の大学とは異なり、講義形式ではなくディスカッションを通じて生徒同士で討論することが一般的です。
ディスカッションにしっかり参加するためにも、スピーキングとリスニングの勉強に力を入れましょう。
また、現地での授業を理解しやすくなることから、専攻に関連した日本語の学術論文や本を事前に読んでおくこともおすすめです。
大学院留学の場合
大学院留学では、高度な学術的能力が求められるため、大学留学以上の英語力が求められます。
目安としては、TOEFL iBT 90点以上、IELTS Overall 6.5〜7.0が入学条件として設定されていることが多いです。
これくらいの英語力があれば、専門的な講義を理解し、スムーズに論文の読解や執筆ができます。
大学院では、ディスカッションの他に学術論文の執筆やプレゼンテーションが重視されます。
そのため、渡航前にアカデミックライティングや論理的に自分の意見や考えを主張できるスピーキング力を身につけておくことが大切です。
また、大学留学と同様に、研究分野に特化した専門用語の習得もしておくと良いでしょう。
「やっておけばよかった」と後悔しないために!留学前にやるべき英語の勉強
筆者もオーストラリアの大学院に留学した経験がありますが、留学前にやるべき英語の勉強は下記の通りです。
- 語彙力の強化
- 大量の英文を短時間で読みこなすリーディング力
- さまざまな国や地域の英語の発音・アクセントを理解できるリスニング力
- 相手に伝わる正しい英語の発音
- 自分の気持ちや意見を瞬時に伝えられるスピーキング力
- レポートやエッセイを書けるライティング力
本章では、それぞれについて筆者の経験をもとに解説します。
これを読めば、留学前の英語の勉強に対するモチベーションが高まるでしょう。
語彙力の強化
留学先での生活や学習をスムーズに進めるためには、英語の語彙力を強化することが必要不可欠です。
語彙力が不足していると、授業や会話の内容が理解できなかったり、自分の考えを適切に伝えられなかったりと不便に感じてしまいます。
特に大学や大学院留学の場合は、日常生活で使用される単語やフレーズに加えて専門用語やアカデミックな単語・表現も含めて幅広く学習することがおすすめです。
下記の記事では、英単語を短時間で効率的に覚えるための秘訣を紹介しています。
興味がある方は、あわせてご覧ください。
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大量の英文を短時間で読みこなすリーディング力
留学前に、大量の英文を短時間で読みこなすリーディング力を身につけることが大切です。
特に大学や大学院、語学学校では、下記のようにさまざまな英文を短時間で読む場面が数多くあります。
- 講義の資料
- 課題
- リサーチ用の文献
そのため、留学前に速読力と読解力を鍛えておくことが望ましいです。
効率的にリーディング力を向上させるためには、興味のある分野の英文記事やニュースを読んで、スキミングやスキャニングといったテクニックを使って素早く要点を掴むトレーニングをすることをおすすめします。
スキミングとは? |
スキミングとは、英文を斜め読みしながら文章全体の内容を大まかに掴む読み方のことです。下記の点に着目することで、英文の要点が掴みやすくなります。 ・タイトル ・見出し・図表 ・第一段落と最終段落 ・ 各段落の最初の文 ・太字やイタリックになっている単語・フレーズ |
スキャニングとは? |
スキャニングとは、必要な情報を素早く探すために、固有名詞や年などの数字、あるいは使用頻度の低い単語などに着目しながら、長文内の該当箇所を探すテクニックのことです。 |
また、前項でも説明したように語彙力をつけることで自ずと読解スピードも上がるでしょう。
さまざまな国や地域の英語の発音・アクセントを理解できるリスニング力
留学前には、さまざまな国や地域の英語の発音やアクセントを理解できるほどのリスニング力を身につけておくことをおすすめします。
それは、留学先によって異なるかもしれませんが、現地ではネイティブスピーカーよりも他国からの留学生や移民の方が割合が多い可能性があるからです。
筆者はオーストラリアのメルボルンにある大学院に留学していましたが、街中では純粋なオーストラリア人は少数派で、インド人や中国人の方が圧倒的に多かったです。
大学院ではクラスの90%以上を留学生が占めていました。
そのため、日常生活の中では日本で聞き慣れていた訛りのない綺麗な英語を話す人の割合は少なく、コミュニケーションに苦労したのを覚えています。
特に、インド人の英語のアクセントはかなりキツく、理解が難しいです。
このような理由から、留学前の段階からネイティブスピーカーだけでなくさまざまな国や地域の人が話す英語に耳を慣らしておくことをおすすめします。
相手に伝わる正しい英語の発音
留学前には、「相手に伝わる正しい」英語の発音を身につけましょう。
それは、カタカナ英語では相手に伝わらない可能性が高いからです。
下記の表をご覧ください。
これは、日本語と英語それぞれの母音と子音の数を比較したものです。
英語には日本語にはない音が数多くあるのが分かりますね。
| 母音の数 | 子音の数 |
日本語 | 5 | 13 |
英語 | 15 | 24 |
筆者は留学中、現地のオーストラリア人から「日本人が話す英語が一番分かりづらい」と言われたことがあります。
どれだけ単語や英文法の知識が豊富にあっても、正しい発音で表現できないとコミュニケーションが成立しません。
相手に伝わる正しい英語の発音を身につけましょう。
自分の気持ちや意見を瞬時に伝えられるスピーキング力
留学中は、自分の考えや気持ちを瞬時に英語で伝えなくてはいけない場面が数多くあります。
モタモタしてしまったり、自分の考えを正しく相手に伝えられなかったりすると、相手に誤解を与えて最悪の場合人間関係にヒビが入ってしまう恐れがあるため、これは看過すべきではありません。
オンライン英会話や英語の独り言などを通じて、日常的に英語を話すことを習慣化させましょう。
私自身、留学前にスピーキング力の強化に最も力を入れていましたが、スピーキング力が向上すると自信を持って留学生活に臨めますよ。
レポートやエッセイを書けるライティング力
留学前には、レポートやエッセイをスラスラと書けるほどのライティング力を身につけておくと良いでしょう。
特に大学・大学院留学や語学留学の場合、頻繁にレポートやエッセイを提出する必要があります。
提出期限までの時間も短いため、限られた時間の中で大量の英文を書かなくてはなりません。
また、自分の意見や考えを順序立てて「論理的に」書くことも求められます。
このようなライティングスキルが不足していると、課題の評価が下がってしまうだけでなく、学習内容を深く理解する機会を逃してしまうことにもつながりかねないため注意してください。
まずは、英語日記から始めて日常的に英語を書く習慣をつけましょう。
そして慣れてきたら序論・本論・結論と英語のアカデミックライティングのフォーマットに沿って英文を書いてみてください。
ネイティブスピーカーか英語指導のプロに添削してもらうとなお良いです。
何度も繰り返し書いていくうちに、ライティングの「コツ」や「型」が身につき徐々にスムーズに英作文ができるようになります。
【留学タイプ別】留学前の英語の勉強に役立つ教材・アプリ
留学タイプ別に留学前の英語の勉強に役立つ教材やアプリは、下記の通りです。
留学タイプ | 留学前の英語の勉強に役立つ教材・アプリ |
ワーキングホリデー 語学留学 | ・『改訂第2版キクタン【Basic】 4000語レベル』 ・『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』 ・” Essential Grammar in Use” ・『どんどん話すための瞬間英作文』 ・BBC Learning English ・AI英会話スピークバディ |
大学留学 大学院留学 | ・『TOEFL テスト英単語3800』 ・TED Talks ・BBC / CNN News ・自分が専攻する分野の日本語の専門書・論文 ・英検準1級・1級のライティング対策のテキスト |
本章では、それぞれの教材やアプリについて詳しく紹介します。
留学前の英語の勉強に活用する教材選びに役立ててください。
ワーキングホリデー・語学留学
ワーキングホリデーや語学留学に出発する前の英語の勉強に役立つ教材やアプリは、下記の通りです。
- 『改訂第2版キクタン【Basic】 4000語レベル』
- 『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』
- “Essential Grammar in Use”
- どんどん話すための瞬間英作文
- BBC Learning English
- AI英会話スピークバディ
それぞれの教材やアプリの詳細について紹介します。
『改訂第2版キクタン【Basic】 4000語レベル』
本の長さ | 379ページ |
出版社 | アルク |
発売日 | 2019年9月25日 |
価格(税込) | 1,540円 |
『改訂第2版キクタン【Basic】 4000語レベル』は、「目」だけでなく「耳」「口」「手」などさまざまな感覚をフルに活用しながら英単語を覚えられる画期的な単語帳です。
旧版では1種類しかなかったチャンツ音声が、改訂版では男性バージョンと女性バージョンの2種類になり収録音声がさらに充実しています。
また、全てのフレーズとセンテンスの音声も収録されていることが特徴です。
1日16語、10週間+5日で無理なく基本レベルの英単語1,200語を身につけられます。
基本的な語彙力を身につけたい方は、ぜひ活用してください。
>> 『改訂第2版キクタン【Basic】 4000語レベル』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』
本の長さ | 288ページ |
出版社 | 高橋書店 |
発売日 | 2023年1月11日 |
価格(税込) | 1,760円 |
『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』は、英語でコミュニケーションを取りたいものの、いざ英語を話すとなると頭が真っ白になってしまって何を言えばいいか分からなくなるという方におすすめの本です。
下記のようにさまざまな場面で使われるフレーズを学べます。
- 旅行
- 日常生活
- 遊び
また、英語フレーズだけでなく海外の食事のマナーやドレスコードなど、異文化に関することも学べるため実践的です。
>> 『何でも英語で言ってみる!シンプル英語フレーズ2000』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
“Essential Grammar in Use”
本の長さ | 320ページ |
出版社 | Cambridge University Press |
発売日 | 2015年3月26日 |
価格(税込) | 3,532円 |
“Essential Grammar in Use”は、英語の本場であるイギリスで製作された世界中でベストセラーの英文法書です。
英文法を英語で学べること、そして非ネイティブスピーカーが英語を使用する上で必要な英文法の知識を学べることが特徴です。
構成はシンプルで、見開きで左ページが文法説明、右ページが問題演習となっています。
文法説明を読む→問題を解く→答え合わせをして復習するという流れでどんどん解き進めていきましょう。
ただ、分厚い参考書であるため早い段階から計画的に取り組むことをおすすめします。
>> “Essential Grammar in Use”についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
『どんどん話すための瞬間英作文』
本の長さ | 205ページ |
出版社 | ベレ出版 |
発売日 | 2006年10月25日 |
価格(税込) | 1,980円 |
「瞬間英作文」とは、中学生レベルの英文法の知識を駆使して、簡単な英文を口に出しながらスピーディーかつ大量に口頭英作文する勉強法です。
瞬間英作文を続けていくうちに英語脳が出来上がり、身につけた単語や文法の知識が完全に定着するとともに、スムーズにアウトプットしやすくなります。
約20年前に発売された書籍ではありますが、現在も多くの英語学習者に愛用されている本です。
レベルや目的ごとにシリーズ化されていますが、まずはこの本にチャレンジしてみましょう。
>> 『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
BBC Learning English
“BBC Learning English”は、イギリスの公共放送局BBCが運営するサイトです。
英語を第二外国語として学ぶ学習者を対象に作られたWebサイトであるため、難解な単語やフレーズはほとんど使われていません。
しかし、すべてイギリス英語で書かれていたり、読み上げられていたりするため、普段アメリカ英語を学習している人は慣れるまで時間がかかる可能性があるので注意してください。
BBCは標準的なイギリス英語を学べることから、イギリスやオーストラリアなどの英国連邦の国々に留学する人におすすめです。
>> “BBC Learning English”についてさらに詳しく知りたい方はこちらへ
AI英会話スピークバディ
出典:App Store
AI 英会話スピークバディは、第二言語習得理論と最新のAI技術が融合したアプリです。
感情豊かなAIキャラクターとの会話を通じて英語を話す練習ができます。
英語を話すことに不安や抵抗感があり、人と話すことが恥ずかしいと感じてしまう人におすすめのアプリです。
有料アプリですが、無料お試し期間中は全ての機能を活用できます。
無料お試し期間が終わると自動的に有料プランに切り替わってしまうため、無料お試し期間がいつまでなのか事前に確認し忘れないように気をつけてください。
スピークバディの有料プラン(税込) | ・1ヶ月:3,300円 ・6ヶ月:17,800円 ・12ヶ月:23,800円 |
>> スピークバディについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ(iOS)
>> スピークバディについてさらに詳しく知りたい方はこちらへ(Android)
大学・大学院留学
大学、あるいは大学院に留学する人におすすめの教材・アプリは、下記の通りです。
- 『TOEFL テスト英単語3800』
- TED Talks
- BBC / CNN News
- 自分が専攻する分野の日本語の専門書・論文
- 英検準1級・1級のライティング対策のテキスト
それぞれの教材やアプリについて詳しく紹介します。
『TOEFL テスト英単語3800』
本の長さ | 304ページ |
出版社 | 旺文社 |
発売日 | 2014年2月21日 |
価格(税込) | 2,530円 |
『TOEFL テスト英単語3800』は、TOEFL iBTテストに必要な英単語・熟語3,800語が4つのレベルに分かれて収録されている単語帳です。
付属のCDには見出し語と語義が収録されており、BGM付きで軽快に英単語の学習ができます。
TOEFLはアメリカの大学や大学院での講義をイメージして作られたテストであることから、TOEFL対策をすることで自然とアカデミックな単語やフレーズの知識を増やすことが可能です。
音声は、旺文社のリスニングアプリ「英語の友」でも聞けるため、外出先でも英単語の学習ができますよ。
>> 『TOEFL テスト英単語3800』についてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
TED Talks
チャンネル登録者数 | 2,490万人 |
動画数 | 4,802本 |
更新頻度 | ほぼ毎日 |
TED Talksとは、世界中のさまざまな分野の専門家や著名人などのスピーチを公開した番組です。
多種多様なアクセントや訛りの英語に触れられるため、上級者に最適です。
また、TED Talksを通じて英語だけでなく、簡潔で分かりやすいスピーチやプレゼンテーションのやり方も学べます。
大学や大学院に留学すると、プレゼンテーションは必ずあると言っても過言ではないため、TED Talksを使えば英語力だけでなくプレゼンテーションスキルも身につけられるためお得です。
>> TED Talksについてさらに詳しく知りたい人はこちらへ
BBC / CNN News
アメリカやカナダに留学するのであればCNN Newsを、その他の英語圏の国に留学するのであればBBC Newsを使って学習することをおすすめします。
それぞれ国内のニュースだけでなく、世界各国のさまざまなニュースを取り扱っています。
更新頻度も高いため、常に最新情報を入手できるとともに、飽きることなく勉強に取り組めるでしょう。
いずれも、ブラウザ版だけでなくアプリ版もあるため、いつでもどこでも英語の勉強ができます。
記事を読むだけでなく、動画や音声を使用してリスニングやスピーキングの勉強にも活用できるため便利な教材です。
>> “BBC News”について詳しく知りたい方はこちらへ
>> “CNN News”について詳しく知りたい方はこちらへ
自分が専攻する分野の日本語の専門書・論文
大学や大学院に留学する場合は、自分が専攻する分野の日本語の専門書や論文を読んで基礎知識を身につけておくことをおすすめします。
現地で英語で専門的な内容の講義を聞いたり、論文を読んだりしても即座に理解できない可能性があるからです。
しかし、日本語で事前に学んでおけば、英語で同じ内容を学ぶ際の負担を大幅に軽減できます。
たとえば、自分の専門分野に関する基本的な概念や理論、頻出する専門用語などを日本語で理解し、英語でどのように表現されるのか調べておくと効果的です。
また、日本語の専門書や論文を読むことで、自分の興味や研究テーマを具体化するのにも役立ちます。
自分が専攻する分野の基礎的な知識を母国語で固めておくことで、留学中の学びがさらに深まるでしょう。
英検準1級・1級のライティング対策のテキスト
大学や大学院への留学では、頻繁にレポートやエッセイの提出が求められるため、アカデミックライティングスキルを身につけておく必要があります。
その上で英検準1級や1級のライティング対策テキストを活用するのは非常に効果的です。
これらのテキストを通じて、論理的な文章の構成や意見を明確に伝えるための技術を学べるため、留学後にも役立つスキルが身につきます。
また、モデル解答を参考にしながら何度も繰り返し書く練習をすることで、説得力のある英文を書けるようになるでしょう。
高いモチベーションを維持しながら留学前の英語の勉強に取り組む方法
英語力は一朝一夕には身につかないことから、時間をかけて計画的に学習を進めることが大切です。
しかし、継続的に勉強するためには高いモチベーションを維持することが不可欠です。
下記の点に留意して、高いモチベーションを維持しながら留学前の英語の勉強に取り組みましょう。
- 目標を設定する
- 自分の好きなことを勉強に絡める
- 定期的に自分にご褒美を与える
- スキマ時間を有効に活用して毎日英語の勉強に取り組む
本章では、それぞれの方法について詳しく解説します。
これらの点に留意しながら英語の勉強に取り組むことで、留学前の英語学習が無理なく習慣化されるでしょう。
目標を設定する
留学前の英語学習を成功させるためには、具体的な目標を設定することが不可欠です。
目標を明確にすることで、学習の方向性が定まり日々の努力が留学後の成果に直結する実感を得られます。
例えば、「TOEFL iBTで80点以上を取得する」、「スムーズに自己紹介ができるようにする」といた具体的かつ達成可能な目標を設定しましょう。
目標意識を持ちながら英語の勉強をすることで、留学の準備期間を充実したものにさせられます。
自分の好きなことを勉強に絡める
留学前に高いモチベーションを維持しながら英語の勉強に取り組むためには、自分の好きなことや趣味を勉強に絡めることがおすすめです。
例えば、映画やドラマが好きな人は字幕付きで洋画を視聴することでリスニング力を向上させられます。
洋楽が好きな人や、映画の歌詞を理解したり歌ったりすることで、楽しく単語や表現を覚えられるでしょう。
好きなことを通じて学ぶことで、英語の学習を「勉強」としてではなく「楽しみ」として捉えられるようになります。
結果として、長期間高いモチベーションを維持しながら勉強に取り組めるようになるのです。
定期的に自分にご褒美を与える
定期的に自分にご褒美を与えることで達成感や充実感が得られやすくなり、学習のモチベーションがアップします。
例えば、下記のように自分が楽しみにできるご褒美を設定してみてください。
- 単語を100個覚えられたら好きなスイーツを食べる
- 1週間毎日シャドーイングのトレーニングができたら、お気に入りの映画を観る
このようなメリハリのある取り組みは、単なる「作業感」を払拭して勉強を楽しいものに変えてくれます。
また、1回自分にご褒美を与えると自信が出てきて、次の目標も達成しようというエネルギーも湧き出てくるでしょう。
自分を上手に励ましながら英語の勉強をすることで、留学準備を楽しく充実したものにできます。
スキマ時間を有効に活用して毎日英語の勉強に取り組む
留学前には、荷物の準備や出願などやるべきことが多いためまとまった英語の学習時間を確保するのが難しいかもしれません。
そのような場合は、下記のようなスキマ時間を有効活用して毎日英語の勉強に取り組むことが大切です。
- 通勤・通学の時間
- 家事の合間
- 病院やレストランなどの待ち時間
- テレビのCMの時間
毎日英語に触れることで、前回学んだ内容を復習する時間を短縮化させることにつながります。
つまり、短時間であっても学習効率が上がるということです。
忙しい合間を縫ってスキマ時間を上手に使いながら、留学前の英語学習に取り組んでください。
留学前にしっかりと英語の勉強に取り組んで後悔しないようにしよう!
本記事では、留学タイプ別に留学前までに身につけておきたい英語力の目安、留学前の英語の勉強に役立つ教材・アプリ、高いモチベーションを維持しながら英語の勉強を継続させるコツなどについて詳しく解説しました。
留学の成否を決めると言っても過言でないことから、留学前にはしっかりと英語の勉強をしておくことが望ましいです。
本記事で紹介した教材やアプリなどを活用しながら、できる限り英語力をブラッシュアップさせましょう。
なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。
今回は、留学前にに英語を勉強するために役立つアプリと教材を紹介します。
「留学してから勉強すればいい」と思っていたら、必ず後悔することになります。
この記事で、役に立つアプリと教材を確認し、しっかり勉強してから留学してください。