ゼロから英語を独学したい社会人必見!英語の勉強法ガイド
「社会人がゼロから勉強して英語を習得することはできるの?」
「ゼロから英語を独学で勉強する社会人におすすめの勉強法を知りたい」
「効率的に英語を習得するために、どんなことに気をつけるべき?」
独学でゼロから英語を勉強しようと考えている社会人で、このような疑問や悩みを抱えている方はいませんか?
結論から申し上げると、ゼロから英語を勉強する必要がある社会人であっても、英語を習得し話せるようになることは十分可能ですが、正しい方法で取り組むことが不可欠です。
本記事では、ゼロから英語を独学で勉強したい社会人を対象に、おすすめの勉強法や勉強に役立つツール、NG勉強法などについて詳しく解説します。
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目次
ゼロから英語を勉強する社会人でも独学で英語ができるようになる!
結論から申し上げると、ゼロから英語を勉強する社会人でも独学で英語ができるようになります。
大人は子供と比較すると吸収力が弱いですが、論理的な思考力や学習計画を立てる力があるため、英語の習得に関しては必ずしも子供に劣るとは言えません。
しかし、闇雲に勉強するのではなく、正しい方法で勉強することが大切です。
本記事で紹介するおすすめの勉強法とNG勉強法を参考にしながら、自分に合った正しい勉強法を見出してゼロから英語を独学で身につけましょう!
ゼロから英語を勉強する社会人が独学をする際に注意すべき点
ゼロから英語を勉強する社会人は独学をする際には、下記の4点に注意して下さい。
- 目的に合った学習方法を選ぶ
- スキマ時間を有効に活用して毎日英語学習に取り組む
- インプットだけでなくアウトプットも行う
- モチベーションを維持するための工夫をする
本章では、それぞれの注意点について詳しく解説します。
これらの点に留意しながら勉強することで、学習効果をさらに高めることにつながるでしょう。
目的に合った学習方法を選ぶ
英語をゼロから学ぶ社会人が独学で成果を出すためには、学習目的に合った方法を選ぶことが大切です。
目的を明確にしないまま始めると、学習が薄く挫折する要因になります。
例えば、仕事で英会話ができるようになりたい人が文法書を読み込むだけでは不十分です。
オンライン英会話などを活用して実際にコミュニケーションをする場を設ける必要があります。
このように目的に合った学習方法を選ぶことで、効率的に成果を上げることが可能です。
英語の勉強に取り組む前に、まずは目的を明確にしましょう。
スキマ時間を有効に活用して毎日英語学習に取り組む
社会人がゼロから英語を独学で勉強する際には、スキマ時間を有効に活用して毎日英語の学習に取り組むことが大切です。
それは、毎日英語の学習に取り組むことで前日に学んだ内容を復習するための時間や手間が省けるとともに、学んだ内容が定着しやすくなるからです。
結果として、英語力の向上をスピードアップすることにつながります。
下記のような日常生活におけるスキマ時間を有効活用して、1日5 〜10分と短時間であっても毎日英語の勉強に取り組むようにしてください。
- 通勤時間
- 病院やレストランなどでの待ち時間
- 休憩時間
- 家事の合間
- 就寝前の時間
インプットだけでなくアウトプットも行う
ゼロから英語を勉強する際には、インプットだけでなくアウトプットも行うことを意識しましょう。
それは、「読む」「聞く」といったインプットだけでは知識が定着しにくく、実際に使えるスキルにはつながりにくいからです。
「話す」「書く」といったアウトプットを通じて、表現力を鍛えることができます。
インプットとアウトプットの理想的な割合は7:3から8:2であると言われています。
次章で紹介するおすすめの勉強法を参考にしながら、英語の勉強にアウトプットも取り入れてみてください。
モチベーションを維持するための工夫をする
英語をゼロから学ぶ社会人が独学を続けるためには、モチベーションを維持するための工夫が必要不可欠です。
理由は、英語を話せるようになるまでに1,000〜3,000時間ほどの学習時間が必要になるからです。
学習のモチベーションが下がってしまうと、挫折する可能性が高まります。
下記を参考にしながら、自分なりのモチベーション維持のための工夫を凝らしましょう。
- 最終的なゴールを細分化して、複数の短期目標を設定する
- 自分の成長や進歩を視覚化する
- 定期的に自分にご褒美を与える
- 同じ目標を持つ勉強仲間を見つける
- 周囲に自分の目標を公言して自分にプレッシャーを与える
【分野別】ゼロから英語を独学で勉強する社会人におすすめの勉強法
ゼロから英語を独学で勉強する社会人におすすめの勉強法は、下記の通りです。
勉強分野 | 具体的な勉強法 |
リーディング | ・チャンクリーディング ・多読 |
リスニング | ・シャドーイング ・音読 |
ライティング | ・英語日記 |
スピーキング | ・独り言 ・オンライン英会話 |
本章では、分野別にそれぞれの勉強法について詳しく紹介します。
リーディング
リーディング力向上におすすめの勉強法は、下記の2つです。
- チャンクリーディング
- 多読
それぞれの勉強法を詳しく解説します。
チャンクリーディング
チャンクリーディングとは、下記のように英文を単語ではなくチャンク(意味のまとまり)で区切りながら読む方法です。
I decided/ to study English / in order to improve / my communication skills.
このように読むことで、英語の文構造に慣れるとともに、内容をスムーズに理解しやすくなります。
短い文章から始めて、下記の部分でスラッシュを入れて読み進めましょう。
- 主語・動詞・補語の直後
- “in”や”to”などの前置詞の前
- 関係代名詞の前
- “and”や”because”など接続詞の前
- 「, (カンマ)」や「: (コロン)」の前
多読
多読とは、簡単な英語で書かれた英文をたくさん読む勉強法です。
英語の語順で英語を理解できるようになるため、リーディング力だけでなくリスニング力の向上にも役立ちます。
下記の点に留意しながら多読に取り組んでください。
- 辞書を使わなくても80〜90%程度内容を理解できる英文を選ぶ。英文中の分からない単語やフレーズについては辞書を引かず、前後の文脈から意味を推測して読み進める。
- 自分の興味関心に合った内容の英文を選ぶ。読んでいて「つまらない」と感じたら、他の英文に移る
- 英文を後ろから順に訳す「返り読み」はしない。英語を英語の語順で理解できるように努める
リスニング
リスニング力の向上に役立つ勉強法は、下記の2つです。
- シャドーイング
- 音読
それぞれの勉強法について詳しく説明します。
シャドーイング
シャドーイングとは、テキストを見ないで聞こえてきた英語の音声を1〜2語遅れて影のようにリピートしていく勉強法です。
「聞くこと」と「発音すること」を同時に行うため、難易度も負荷も高いです。
最初は上手にシャドーイングできないかもしれませんが、繰り返し練習することで慣れてくるとともに学習効果を実感できます。
下記のステップを踏んで、シャドーイングの学習に取り組んでください。
正しいシャドーイングのやり方 |
STEP1: 自分のレベルに合った教材を選ぶ STEP2: スクリプトを見ないで英語の音声を聞き、内容を大まかに理解する STEP3: スクリプトを見て、知らない単語やフレーズの意味を辞書で調べる STEP4: 音声を聞きながら英文を音読する STEP5: オーバーラッピング(英語の音声と同時に発生しながら英文を読む)する STEP6: 音声と同じように英文を読めるようになるまで繰り返しシャドーイングに取り組む STEP7: 慣れてきたら英文の意味や内容をイメージしながらシャドーイングに取り組む |
音読
人間は自分が正しく発音できない音を聞き取ることはできません。
つまり、自分が正しく発音できる音を増やすことでリスニング力を向上させられます。
そして、発音力を向上させる、間接的にリスニング力を向上させるのに役立つ勉強法が音読です。
下記の方法で、音読に取り組みましょう。
正しい音読のやり方 |
STEP1: 自分のレベルに合った音源付きの教材を選ぶ STEP2: 英文の意味や構造を意識しながら、英文を音読する STEP3: 一度音読をしたら、分からない単語やフレーズの意味を辞書で調べたり、音源を使って正しい発音を確認したりする STEP4: 英文の意味や発音を頭に入れながら、再び英文を音読する |
音源がある教材を使って音読練習をしましょう。
また、正しい英語の発音を身につけるためにも、「黙読」ではなく必ず声に出して英文を読むようにしてください。
ライティング
ライティング力向上におすすめの勉強法は、英語日記を書くことです。
勉強法を詳しく見ていきましょう。
英語日記
英語日記を書くことで、ライティング力が向上することが期待されます。
「日記」と聞くと、その日一日で起こったことについて書かなければならないと考えてしまいがちですが、そのようなことはありません。
書くことが思いつかない場合は、下記のトピックを参考にしながら英文を書いてください。
英語の日記で使えるトピック |
・体調 ・天気 ・将来の夢・目標 ・最近気になるニュース ・過去の思い出 ・本の感想文 ・食事 ・おすすめの本 ・行きたい国 ・尊敬する人 ・好きな音楽 ・好きな季節 ・好きなスポーツ |
最初はシンプルな1文で構いません。
徐々に文章量や情報量を増やしていきましょう。
スピーキング
スピーキングの学習に役立つ勉強法は、下記の2つです。
- 独り言
- オンライン英会話
それぞれの勉強法を詳しく見ていきましょう。
独り言
スピーキングの練習は相手がいなければできないと考えられがちですが、そのようなことはありません。
「英語での独り言」は、一人でスピーキングを学習するのに最適な勉強法です。
日常生活で目にするものや感じたことを英語で表現することで、新しい単語やフレーズを身につけられます。
また、独り言をブツブツと実際に声に出すと、発音やイントネーションも定着しスピーキング力の向上につながります。
最初は簡単なフレーズから始めて、徐々に難しい表現に挑戦していきましょう。
オンライン英会話
オンライン英会話はスピーキング力の向上に役立ちます。
通学型の英会話スクールでも良いですが、下記の理由よりオンライン英会話の方がおすすめです。
- コストが抑えられるから毎日受講しやすい
- 自分のスケジュールに合わせてレッスンを受けられるから、忙しい社会人でも継続しやすい
- 通学にかかる時間・労力・お金を節約できる
しかし、英語をゼロから勉強する初心者にありがちな勘違いなのですが、オンライン英会話を受講するだけでは英語力は向上しません。
下記のような努力や工夫をしながら受講することが大切です。
- 可能な限り毎日レッスンを受講する
- 自分のレベルや学習目的に合った教材を選ぶ
- レッスンの間は積極的に発言する
- 毎回レッスンの予習・復習を必ず行う
- 新しく覚えた単語やフレーズをレッスンで使ってみる
ゼロから英語を独学で勉強する社会人におすすめのツール
ゼロから英語を独学で勉強する社会人におすすめのツールは、下記の3つです。
- アプリ
- テキスト・参考書
- YouTube
本章では、それぞれのツールの特徴、メリット・デメリット、そしておすすめの人の特徴などについて説明します。
英語の勉強に活用するツール選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください。
アプリ
アプリは、スマホやタブレットで手軽に英語を学べるツールで、スキマ時間に学習しやすいという特徴があります。
また、単語学習や英文法、会話練習などさまざまな種類のアプリがあるため、自分のレベルや目的に合ったものを選びやすいです。
メリット | ・記録機能やゲーム要素が取り入れられているものが多いため、楽しみながら学習できる ・音声やビジュアルで直感的に学べるため、リスニング力や語彙力の強化に効果的である ・無料のアプリも多く、コストを抑えられる |
デメリット | ・アウトプットの機会が不十分であるため、英語を話す機会を別に設ける必要がある ・広告などが学習の妨げになるケースがある |
おすすめな人の特徴 | ・スキマ時間を活用して英語を勉強したい人 ・楽しみながら語彙力やリスニング力を強化したい人 |
下記の記事では英語の勉強に役立つアプリをレベルやニーズ別に15個紹介しています。
興味がある方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。
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テキスト・参考書
テキストや参考書を使った学習方法は、最も一般的です。
体系的に学べるように構成されているため、特に文法や語彙、読解力を強化するのに効果的です。
テキスト・参考書で基本的な知識を身につけて、その後練習問題を通じて定着を図ることをおすすめします。
メリット | ・自分の好きなペースで学べる ・視覚的に知識が整理されやすい |
デメリット | ・アウトプットがしにくいため、会話力や表現力を身につけるのが難しい ・継続的に取り組む意思がないと、挫折しやすい |
おすすめな人の特徴 | ・自己管理ができる人 ・じっくり学びたい人 ・文法や語彙などを体系的に学びたい人 |
下記の記事では、大人の英語初心者におすすめの本を紹介しています。
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YouTube
YouTubeは無料で多様な英語学習コンテンツにアクセスできる動画プラットフォームで、特にリスニング力の向上や発音練習、そして文法理解におすすめです。
また、コンテンツが豊富にあるため、自分の学習目的やレベルに合ったものを選びやすいです。
メリット | ・ネイティブスピーカーが使う活きた英語を学べる ・再生速度の調整や字幕の表示などを通じて学習をカスタマイズできる ・短時間の動画も多いため、スキマ時間を使ってサクッと学習できる |
デメリット | ・不明な点が合っても質問できない ・質が担保されているわけではないので、誤った知識を身につける可能性がある |
おすすめな人の特徴 | ・ネイティブの表現や文化の触れたい人 ・楽しく気軽に学びたい人 |
下記の記事では学習目的やレベル別に英語の勉強に役立つYouTube動画を13個紹介しています。
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ゼロから独学で英語を勉強する社会人にNGな勉強法
ゼロから独学で英語を勉強する場合、下記のような方法で勉強することは避けてください。
- 学習の目的や目標を明確にしないまま勉強する
- リスニングで「聞き流し」をする
- 日本語に翻訳して考える
- 自分のレベルに合っていない大きな目標を立てる
- 色々なテキストや勉強法に手を出す
本章では、それぞれの勉強法がNGな理由について詳しく解説します。
これらの勉強法を避けることで、時間や労力、お金を無駄にするリスクを軽減することにつながります。
学習の目的や目標を明確にしないまま勉強する
英語をゼロから学ぶ社会人が独学をする際には、学習の目的や目標を明確にしないまま勉強するのは良くありません。
学習の目的や目標が不明確だと、具体的な学習方法を選べず、効率的に英語を身につけることが難しくなるからです。
また、進歩や成長も感じにくくなるため、モチベーションが下がり挫折するリスクも高まります。
下記を参考にしながら、学習の目標や目的を明確にしてください。
学習の目標や目的の設定に役立つフレームワーク”SMART” |
“SMART”とは、下記の単語の頭文字を取ったものです。 Specific(具体的):目標が具体的でわかりやすいMeasurable(計測できる):目標までの進み具合や成否などを数字で判断できる Achievable(実現可能な):現在の自分のレベルで実現できそうな目標である Relevant(関連性がある):自分自身だけでなく、コミュニティや会社などにも関連した目標であ るTime-bound(明確な期限):目標達成までの期限が決められている |
リスニングで「聞き流し」をする
毎日少しでも英語に触れるために、リスニングの勉強の一環で英語の聞き流しをする初心者の方がいますが、これもおすすめできません。
英語をゼロから勉強する初心者は英語を流して聞くだけでは単語やフレーズが脳に定着しづらく、意味の理解が深まらないからです。
ある程度のリスニング力が備わっている人であれば有効な勉強法ではありますが、初心者の場合英語の音が「雑音」にしか聞こえません。
つまり、学習効果はほとんどないということです。
英語の音声を集中して聞いて内容を理解しようとする「能動的なリスニング」が、リスニングの学習に効果的です。
初心者の方は、英語の音声をただ「聞き流す」のではなく、本記事で紹介したシャドーイングや音読を通じてリスニング力を高めるようにしてください。
日本語に翻訳して考える
英語をゼロから勉強する英語初心者にありがちなのですが、英語を日本語に翻訳して考えることはNGです。
なぜならば、日本語を介して英語を理解しようとすると時間がかかるとともに、正確な理解が難しくなってしまうからです。
下記の勉強法を通じて、英語を英語のままで理解できるようにしましょう。
- 多読
- シャドーイング
- 英語日記を書く
最初は時間がかかったり、日本語に翻訳してしまったりしますが、少しずつ英語のままで理解できるようになります。
自分のレベルに合っていない大きな目標を立てる
英語をゼロから学ぶ初心者が英語を独学で勉強する際には、下記のような自分のレベルに合っていない大きな目標を立てることはNGです。
「TOEICで990点を取得する」
「1ヶ月でビジネス英語をマスターする」
過度に高い目標は達成が難しく、途中で挫折するリスクが高まります。
学習の初期段階では、小さな成功体験を重ねることがモチベーションを維持させて英語学習を成功させることにつながります。
下記のような現実的で、達成可能な目標を設定してください。
「1日10単語覚える」
「毎日10分英語に触れる」
このような小さな目標を積み重ねることで、徐々に自信がついて学習を継続させやすくなります。
自分のレベルに合った目標を設定しましょう。
色々なテキストや勉強法に手を出す
巷ではさまざまな英語学習用の教材や勉強法があるため、つい目移りしてしまいがちですが、それらの勉強法や教材に無闇に手をつけないようにしてください。
なぜならば、どれほど素晴らしい教材や勉強法であっても、学習効果を感じるまでに3ヶ月ほどの時間がかかるからです。
さまざまな勉強法や教材に手をつけてしまうと、効果を感じる前に学習が終わってしまうため、英語力の向上につながりません。
「コレ!」と決めた学習法や教材だけに集中して、最低でも3ヶ月は勉強を続けましょう。
ゼロから英語を勉強する社会人からよく聞かれる質問
最後に、ゼロから英語を勉強する社会人からよく聞かれる質問とその回答を紹介します。
英語を話せるようになるまでどれくらいの学習時間が必要なの?
英語を話せるようになるまでにかかる時間は、その人の英語力によって大きく異なるため一概には言えませんが、1,000〜3,000時間程度です。
【英語レベル別 英語が話せるようになるまでの時間の目安】
レベル | 時間 |
初心者 | 2,000〜3,000時間 |
中級者 | 1,500〜2,000時間 |
上級者 | 1,000〜1,500時間 |
この学習時間は、アメリカのForeign Service Instituteが公開している”Foreign Language Training”のデータを参考にしたものです。
これは一般的なアメリカ人が日本語を習得してネイティブレベルに到達するまでに必要な学習時間の目安を示しており、2,200時間もの学習時間が必要であると明記されています。
日本人が英語を学習するという逆のパターンでも、同じくらいの学習時間が必要であると考えられるでしょう。
文部科学省の学習指導要領によると、小学校から高校までの英語の学習時間は合計1,050時間です。
そのため、一から英語を勉強したい社会人が英語を話せるようになるためには、さらに1000〜2,000時間ほどの学習時間を確保することが求められます。
英語学習の成果や効果を確認するために効果的な方法はある?
英語学習の成果や効果を確認するための方法はいくつかあり、下記の通りです。
- TOEICや英検などの資格試験を定期的に受験する
- 定期的に自分のスピーキングを録音し、成長具合を比較する
- 英語日記など毎日英文を書いてライティングの記録を残し、過去の文章と比較する
- スコアや進捗度が記録されるオンラインツールやアプリなどを活用する
- 学習記録や目標管理ツールを使って適宜達成状況を振り返る
英語学習の成果や効果を実感できると、英語の勉強に対するモチベーションがさらに高まります。
ぜひ上記のような方法を活用して、定期的に自分の努力や成長を振り返りましょう。
ゼロから英語を勉強する社会人でも努力次第で英語ができるようになる!
本記事では、ゼロから英語を独学で勉強したい社会人を対象に、おすすめの勉強法や勉強に役立つツール、NG勉強法などについて解説しました。
ゼロから英語を勉強する必要がある社会人であっても、英語を習得し話せるようになることは十分可能です。
しかし、正しい方法で取り組む必要があります。
下記の勉強法を参考にしながら、独学での英語の習得を目指してください。
勉強分野 | 具体的な勉強法 |
リーディング | ・チャンクリーディング ・多読 |
リスニング | ・シャドーイング ・音読 |
ライティング | ・英語日記 |
スピーキング | ・独り言 ・オンライン英会話 |
なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。
今回は、英語を独学して身につけたい社会人のために、英語の勉強法をまとめました。
「英語は勉強法が9割」と言ってもいいくらい、勉強法は大切です。
この記事で、効果の出る勉強法を学んでください。