語学留学って意味ない?留学経験者が語る成功させるための7つのポイント
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今日は、オーストラリアでモナッシュ大学院を卒業し、オーストラリア在住のYuiさんが、語学留学って意味ないの?という疑問にお答えします。
また、留学を成功させるためのポイントについても教えてくれるにで、ぜひ参考にしてください。
「語学留学って意味がないの?」
留学を考えている方で、このようなお悩みや疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか?
語学留学はきちんとポイントを押さえれば、有意義で意味があるものになります。
そこで、この記事では、語学留学が意味がないものであると考えられている理由と、有意義な語学留学にするための7つのポイントをご紹介します。
充実した留学にしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
語学留学が意味ないと感じる理由
語学留学が意味ないと感じるのは下記の4つが主な理由です。
- 日本でも英語力を伸ばすことができるから
- コスパが悪いと思われているから
- 帰国後に留学経験が役立つとは限らないから
- 英語力が飛躍的に伸びるとは限らないから
それぞれの理由について詳しく解説します。
日本でも英語力を伸ばすことができるから
現在はスマホの英語学習アプリが充実していたり、外国人と気軽にオンラインで交流したりすることができたりと、日本にいても英語を学習する環境を整えることは十分可能です。
このような理由であることから、わざわざ休学または休職・退職し、お金をかけてまで語学留学に行くことは意味がないと考える人がいます。
コスパが悪いと思われているから
留学は期間や留学先の国によっても異なりますが、非常にコストがかかります(1ヶ月で30-60万円ほどかかることも)。
留学に行きたいと考える人にとって最大のネックが「コスト」であると言っても過言ではないでしょう。
1年以上の留学に行くことは、人生の中でも大きな買い物の1つです。
それゆえに、それだけのお金を費やしているにも関わらず、英語力が大きく飛躍したり、キャリアアップするという保証が100%ではないのでコスパが悪いと考える人がいます。
でも、もし留学費用をかけたくないのであれば、留学費用が安い国を選んで留学することで「コスパが悪い」と感じるリスクを下げることができるでしょう。
帰国後に留学経験が役立つとは限らないから
帰国後に、必ずしも留学経験が活かせるようなキャリアや進路を実現できるわけではありません。
それゆえに、多くの時間と労力を割いてまで語学留学をすることに意味があるのかと疑問に感じる人もいます。
英語力が飛躍的に伸びるとは限らないから
語学留学は1週間の超短期間から1年以上と長期の留学まで、留学期間のバリエーションが豊富です。
一般的には、留学の期間が長くなるほど英語力の向上が期待できますが、100%保証されているものではありません。
そして言うまでもなく、留学期間が長くなるほど留学にかかるコストも上昇していきます。
そのため、留学後に英語力が飛躍的に向上しなかった人にとっては、語学留学が無意味なものに感じてしまうのです。
語学留学のメリット3つ
語学留学に行くメリットは下記の3点です。
- 海外生活をして自分に自信が持てるようになる
- 異なる文化や価値観への理解が深まる
- 世界中に友達ができる
それぞれのメリットについてお話しします。
海外生活をして自分に自信が持てるようになる
日本は公共の交通機関が発達しており、さらに時間通りに電車もバスも来るため、計画的にかつ簡単にどこにでも行くことができます。
また、コンビニはその名の通り本当に「便利」で、ありとあらゆるものが手に入り、配達や支払いなどさまざまなサービスを利用することができ非常に便利です。
でも、これは海外では当たり前ではありません。
そして、外国語を使わなくてはいけないというハンデもあります。
海外で生活することができると、日本語が使えない、かつ不便な環境で生きていくことができる自分に大きな自信を持つことができるでしょう。
異なる文化や価値観への理解が深まる
語学留学は「英語」を学ぶためのだけのものではありません。
さまざまな文化や価値観を学ぶためのものでもあります。
上記の語学留学を無意味に感じてしまう理由の1つに「日本でも英語学習ができる」というものがありましたね。
確かに日本でも英語の勉強をすることはできますが、他国と比べて単一民族で移民の受け入れが少ない日本で、異文化や外国人の慣習について学ぶことは難しいでしょう。
また、外国で暮らしてみることで、日本を客観的に見ることができます。
日本の良いところや悪いところを知ることができ、日本人としての誇りを強く感じられることもあるでしょう。
このようなことに価値を見出せるのであれば、語学留学は意味があるものになります。
世界中に友達ができる
あなたが行く留学先には、おそらく世界中から多くの留学生が来ているでしょう。
そのため、留学に行くだけで世界中に友達を作ることができます。
留学後に離れてしまっても、InstagramやFacebookなどのSNSを交換すれば、いつでもお互いの近況を知ることができ、連絡もできます。
私は、留学の最大の醍醐味は「世界中に友達を作れる」ことだと思います。
日本ではなかなかできる経験ではありません。
そしてこのような友達はお金には代え難い価値があるものです。
留学先で多くの友達を作ることができれば「留学はコスパが悪い」と思うことはないと思います。
有意義な語学留学にするためのポイント7つ
あなたの語学留学を有意義なものにするためのポイントは7つあり、下記の通りです。
- 留学前に留学の目的やゴールを明確にすること
- 留学先では日本人とあまり関わりを持たないようにする
- 出発前にできるだけ英語力を高めておく
- 留学中は新しいことにどんどんチャレンジして失敗する
- 語学プラスアルファのスキルを留学で身につける
- できれば短期ではなく長期で留学する
- 留学中も英語力を上げるように努力を続ける
それぞれのポイントについて詳しく解説します。
留学を検討している方はぜひ参考にしてください。
留学前に留学の目的やゴールを明確にする
あなたの語学留学の目的は何ですか?
英語力の向上ですか?
海外生活を体験することですか?
外国人の友達を作ることですか?
留学の目的は人それぞれでしょう。
語学留学に行く前に、留学の目的やゴールをきちんと明確にさせることがおすすめです。
目標やゴールを立てることで、留学中にあなたの行動の指針になります。
目標やゴールを立てておくことで、留学後に「留学は意味がなかった」と感じるリスクを下げることにもつながるでしょう。
留学先では日本人とあまり関わりを持たないようにする
日本人の留学生でよくあることが、現地で日本人同士で固まってしまうことです。
私自身も経験がありますが、同じ国籍同士で固まっている人たちを見ると、その中に入っていきたい、仲良くしたいと感じることがあります。
現地で日本人と付き合うと心強く、楽しいです。
しかし、英語を使用する機会も、異文化や異なった価値観を学ぶ機会も失ってしまいます。
それが語学留学後に「意味がなかった」と感じることにも繋がりかねません。
現地で日本人の友達を作ることがダメだとは言いませんが、適切な距離を持つことがおすすめです。
出発前にできるだけ英語力を高めておく
もちろん現地で英語力を向上させることはできますが、出発前から自分で英語力を高める努力をするべきです。
上記の留学のメリットで「世界中に友達を作ることができる」「異なった文化や価値観を学ぶことができる」と述べました。
しかし、これは現地で外国人と「コミュニケーション」を取ることで実現できます。
つまり、英語でコミュニケーションをする力がないと何も身につけることができません。
語学留学に行く際には、最低でも中学生レベルの英会話ができるようにしておくことがおすすめです。
もちろん、英語力が高いほど相手と内容が濃くて興味深い会話ができ、その分学びも多いです。
留学を検討している方は全員、出発前に更なる英語力の向上に向けて英語の勉強に力を入れましょう。
留学中は新しいことにどんどんチャレンジして失敗する
人は多くの「失敗」をすることで学びを得ることができます。
学びが多いほど、留学後に後悔することもなくなるでしょう。
留学中は積極的に英語で人とコミュニケーションを取るだけでなく、日本ではできないような新しいことにチャレンジしてください。
失敗して笑われることがあるかもしれませんが、それらの失敗はあなたの成長や成功の糧になるはずです。
語学プラスアルファのスキルを留学で身につける
上記にもありますが、語学留学に行ったからといって100%英語力が向上するとは限りません。
そして、社会人が留学する場合、語学留学に行ったというだけでは、キャリアアップやキャリアチェンジに繋がるほどの評価をしてもらえません。
そのため、語学留学に行く際には、「英語の習得」だけでなく、プラスアルファのスキルを身につけると良いでしょう。
プラスアルファのスキルとは、マーケティングやITのような実際に仕事で活かせるようなスキルであったり、幼児に英語を教える資格やヨガインストラクターの資格といったキャリアチェンジに結び付けられるような資格取得のことを指します。
できれば短期ではなく長期で留学する
留学は一般的には期間が長いほど、語学力が向上するだけでなく、多くの学びを得ることができるでしょう。
そのため、できるだけ留学期間を長く設定することがおすすめです。
留学期間が長いほど「語学留学は意味がなかった」と後悔するリスクを下げることにつながります。
留学中も英語力を上げるように努力を続ける
語学留学に行くだけで英語力が向上するわけではありません。
もちろん日本とは異なり、英語漬けの環境になるため「英語力が向上しやすい環境」であることは間違い無いですが、あなたの努力が必要です。
留学中であっても、英語力を上げるように努力を続けましょう。
語学学校のレッスンが終わっても、友達と遊びに行ったり、さまざまなアクティビティに参加するなどして「英語を使用する」機会を多く持つよう努力することがおすすめです。
語学留学は自分次第で意味があって充実したものにできる
語学留学は「意味がない」と感じるケースや理由はいくつかあります。
しかし、それらはあなた自身の努力や工夫次第で防ぐことができるでしょう。
下記の7つのポイントを留学前・留学中に心がけてください。
- 留学前に留学の目的やゴールを明確にすること
- 留学先では日本人とあまり関わりを持たないようにする
- 出発前にできるだけ英語力を高めておく
- 留学中は新しいことにどんどんチャレンジして失敗する
- 語学プラスアルファのスキルを留学で身につける
- できれば短期ではなく長期で留学する
- 留学中も英語力を上げるように努力を続ける
きっとあなたの語学留学が有意義で充実したものになることでしょう。
留学する前に英語力を最大限に伸ばすには
「どうせ留学するんだから、留学してから英語を勉強すればいいだろ!」と考えていませんか?
そんな考え方では、留学で期待している結果の半分も達成できません。
英語を話せない状態で留学したら、現地で友達を作れないため、英語を話す機会が極端に少なくなり、英会話が上達しないからです。
また、文法を知らなければ、留学先の語学学校で文法の授業を受けることになります。
でも、留学前にしっかり勉強しておくと、留学するとすぐに現地の友達を作り、英語を話す毎日の留学生活を送ることができます。
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