英語で自己紹介!お決まりフレーズ33点と第1印象で勝利する方法
外国人に会ったときには、最初に必ず自己紹介をしますよね。
このときに、「Nice to meet you.」とか「I am from Japan.」みたいに、お決まりの自己紹介で終わっていませんか?
英語で自己紹介するときに最初のつかみとして、お決まりの自己紹介をするのはとてもいいことです。
でも、お決まりの自己紹介は1分ほどで終わってしまうので、その後に言うことを考えておかないと会話が途切れてしまいます。
そこで、今回は、
- そのまま使える英語の自己紹介フレーズ
- オリジナルの自己紹介をする方法
を紹介します。
お決まりの自己紹介を言い終わった後は、この自己紹介テクニックを使うと話題が広がるので、外国人と仲良くなれる可能性が高くなります。
プライベートでもビジネスでも、最高の第一印象を相手に与えることができるからです。
今から準備して、外国人の友達をたくさん作ってください。
なお、記事の途中で、この記事で紹介する英文を録音して【動画】で公開しています。
発音も練習して完璧に言えるようになりましょう!
目次
英語の自己紹介フレーズ
名前の言い方
カジュアルな場面では、以下のように挨拶します。
Hi, I'm + 名前.
こんにちは。~です。
(名前)の部分には、山田太郎という名前なら「太郎」を入れます。
たとえば、
Hi, I'm Taro.
こんにちは。太郎です。
という具合です。
ビジネスなどフォーマルな場面では、以下のように少し改まった言い方をすることをおすすめします。
Hello, my name is 名前 + 苗字.
こんにちは。~です。
たとえば、
Hello, my name is Taro Yamada.
こんにちは。山田太郎です。
という具合ですね。さらに
Yamada is my family name and Taro is my given name.
山田が苗字で、太郎が名前です。
と説明すれば、日本語の名前に馴染みがない欧米人にも分かりやすいです。
なお、日本語では苗字⇒名前の順に言いますが、英語では、名前⇒苗字の順に言います。
Let me introduce myself.
自己紹介させてください。
英語では「名前」と「苗字」に当たる言葉がたくさんあるので、一通り覚えておきましょう。
苗字:「last name」、「surname」、「family name」
また、欧米にはミドルネーム(middle name)を持っている人もいます。
たとえば、第43代アメリカ合衆国大統領のジョージ・ウォーカー・ブッシュ氏のミドルネームは「ウォーカー」です。
ミドルネームは、イニシャルだけで表されることもあります。
ミドルネームのイニシャルをミドルイニシャル(middle initial)と言います。
ジョージ・W・ブッシュ氏の「W」がまさにミドルイニシャルですね。
I was named after a famous singer.
私は、有名な歌手の名前を取って名付けられました。
※「be動詞 named after~」=~の名前を取る
Please call me Taro.
太郎と呼んでください。
「タロウ」みたいに3文字までなら欧米人もすぐに覚えてくれる。
僕の名前は「アキラ」やから「Oh, Kurosawa.」と言ってすぐに覚えてもらえた。
黒澤明が有名やから助かった。
でも、「ヨシヒコ」みたいに4文字になると欧米人には覚えにくいみたいやから、「ヨシ」(Yoshi)みたいに2文字に縮めて自己紹介する日本人が多いように思う。
Nice to meet you.
はじめまして。
もし、相手が先に「Nice to meet you.」と言った場合は、以下のように言い返します。
Nice to meet you, too.
私もお会いできて嬉しいです。
ビジネスでの自己紹介
日本語だと、普段の自己紹介とビジネスでの自己紹介は、かなり言い方が違ったものになります。
でも、英語の場合は、普段の英会話とビジネスの会話で大きな違いはありません。
Nice to meet you.
はじめまして。
これで問題ありません。
また、別れるときには以下のように言えば大丈夫です。
Nice meeting you.
お会いできてよかったです。
出身や年齢を伝える
I'm from Osaka, Japan.
日本の大阪出身です。
I was born in Kyoto but I grew up in Osaka.
私は京都生まれですが、大阪で育ちました。
I was born on April 14th in 1973.
私は、1973年4月14日生まれです。
誕生日は、月 + 日 in 西暦の順に言います。
「日」は、1日なら「first」、14日なら「fourteenth」、22日なら「twenty second」のように「~番目」という言い方をします。
西暦は、1999年までは2桁ごとに区切って言います。
つまり、「1973」なら「nineteen seventy three」です。
しかし、その後は以下のように変わります。
2001年:two thousand and one
2002年:two thousand and two
.
.
.
2010年:twenty ten
2012年:twenty twelve
2013年:twenty thirteen
Today is my thirty-fifth birthday.
今日は私の35歳の誕生日です。
I am 35 years old.
私は35歳です。
Next Sunday is my thirty-fifth birthday.
次の日曜日は、私の35歳の誕生日です。
I will be 35 years old.
私は35歳になります。
自己紹介で年齢も言わなあかんのか?
聞かれもしないのに年齢を言う必要はない。
日本人は、年上か年下かで話し方や態度を変える人がいるけど、基本的に欧米人は年上やから威張るなんてことはしない。
確かに、年上やからって威張ってる人を見てると悲しくなるな。
家族構成を伝える
I am still single.
私はまだ独身です。
I'm married.
私は結婚しています。
I'm planning to get married next year.
来年、結婚する予定です。
I used to be married.
以前は結婚していました。
There're four people in my family.
私たちは4人家族です。
(家族には4人います)
I have a son and a daughter.
私には息子と娘がいます。
I live with my wife and my son in Kyoto.
私は、京都に妻と息子と暮らしています。
I live with my parents.
私は両親と一緒に暮らしています。
「よろしくお願いします」を英語で言う
日本語では、挨拶のときに「よろしくお願いします」とよく言いますが、よくよく考えてみると、何をよろしくお願いするのか、よく分からない言葉です。
ほとんどの人は、挨拶の定型文として言うだけなのではないでしょうか?
Nice to meet you. My name’s Hiro.
初めまして。ヒロシといいます。今後ともよろしくお願いします。
上の例文に「よろしくお願いします」という言葉はありませんが、そもそも英語には「よろしくお願いします」という表現はないので、英語で表現することができません。
あえて言うなら、「Nice to meet you.」が「よろしくお願いします」に当たるのではないかと思います。
興味があったら読んでほしい!
身長を伝える
I'm five feet ten inches tall.
私の身長は4フィート10インチです。
アメリカでは、長さの単位としてフィート・インチが使われています。
アメリカ人にセンチメートルで言っても伝わらないので、自分の身長だけでもフィート・インチで言えるようにしておくと役に立ちます。
たとえば、私の場合は身長180センチなので5フィート10インチです。
計算するのは面倒なので、以下のページでご自分の身長を入力すると自動的に計算してくれます。
体重は?
アメリカでは体重はポンドで表現するけど、さすがに体重を聞かれたことはない。
知っておきたい場合は、『Metric Conversions』で簡単に計算できる。
趣味について話す
英語で自己紹介するなら、趣味についての話は欠かせません。
もし共通することがあれば友達になれるかもしれないので、必ず何か言えるように準備しておきましょう。
I like watching movies.
私は映画を見るのが好きです。
I am interested in flower arrangement.
生け花に興味があります。
I play the piano as a hobby.
趣味でピアノを弾きます。
趣味について話すときは、「like」(~が好き)、「be動詞 interested in~」(~に興味がある)、「as a hobby」(趣味として)のような言い方をすることが多いです。
仕事について話す
どんな仕事をしているのか秘密にしたい場合は、聞かれなければ言う必要はないと思います。
でも、仕事を伝えると相手に安心してもらえるので、できれば自分から言った方がいいです。
I am a sales person.
私は営業マンです。
仕事について話すときは、「I am~」の形で「~」の部分に職業を入れます。
以下に主な仕事を一部紹介します。
技術者:an engineer
教師:a teacher
公務員:a public servant
フリー・ライター:a freelance writer
医者:a doctor
弁護士:a lawyer
秘書:a secretary
自営業:self-employed
主婦:a homemaker
主婦の場合は、「housewife」という言い方より「homemaker」の方が好ましいです。
また、以下のように動詞を使って言うこともできます。
I teach English.
英語を教えています。
会社名を言いたいときは「work for」を使います。
I work for Toyota.
トヨタで働いています。
また、会社名を言わずに「~関係の会社」のように少し濁したい場合は、「a + 業種名 + company」を使います。
I work for a trading company.
私は商社で働いています。
主な業種を一部紹介します。
証券会社:a securities company
食品会社:a food company
製薬会社:a pharmaceutical company
製菓会社:a confectionery company
建築会社:a construction company
不動産会社:a real estate company
電力会社:an electrical power company
IT関連会社:an IT related company
「work for」を使って会社名や業種名を伝えることはできますが、一般的に欧米人は「会社でどんな仕事をしているか」に興味を持っています。
だから、「トヨタで働いています」と言ったら、「エンジニアの仕事をしています」など仕事の内容を言うことを期待されます。
「~を担当しています」と言いたいとき
「~を担当しています」と英語で言いたいときは、「in charge of」と「be responsible for」が便利です。
I am in charge of the project.
I am responsible for the project.
上の英文は、どちらも「私はそのプロジェクトを担当しています」という意味です。
ただし、「in charge of」と「be responsible for」のどちらも「プロジェクトの責任者」という意味あいがあるので、メンバーの一人として参加しているだけの場合は使いません。
プロジェクトの一人として参加しているだけのときは、以下のように言います。
I am a member of the project.
私はそのプロジェクトの一員です。
相手のことを質問する
自分のことを話したら、相手のことを質問して「あなたに興味があります」ということを示した方が仲良くなれます。
What is your name?
あなたの名前は何ですか。
Where are you from?
出身はどこですか。
How old are you?
何歳ですか。
やっぱり年齢を聞くんか?
話の流れで年齢を聞きたくなったら聞いたらいいけど、あえて聞く必要はない。
それほど親しくない人に年齢を聞かれるのは失礼やと感じる人もおるから、年齢を聞くのはおすすめせんわ。
もし、どうしても聞きたかったら、最初に自分の年齢を言ってから聞いたらどうかな?
I am 36 years old. How old are you?
私は36歳だけど、あなたは何歳ですか。
でも、友達として付き合うにしても仕事で付き合うにしても、年齢なんか知っておく必要はないやろ。
欧米人は、年上やから偉そうな態度を取るとか、そういう習慣はないから聞いても意味がない。
もし年齢を聞いたなら
You look young!
若く見えますね。
とでも礼儀として言っておくといいかもしれん。
When is your birthday?
誕生日はいつですか。
It's December eleventh.
12月11日です。
What do you do?
仕事は何をしていますか。
日本では、知り合った人の仕事を聞くのは当たり前のことやけど、いきなり仕事を聞くのは欧米では少し失礼かもしれん。
友達として付き合うのに、どんな仕事をしているかなんか関係ないからな。
少し親しくなってから聞いた方がええと思う。
What do you like to do in your free time?
時間のあるときは何をしていますか。
(趣味は何ですか)
【動画】ネイティブ音声を聞いて練習しよう!
例文を見ただけでは発音の仕方が分からないので、ネイティブ音声で録音して動画を作りました。
目で見て、耳で聞いて、声に出して練習することで、学習効果が何倍にも大きくなります。
もう一歩踏み込んだ自己紹介をするには
ここまで紹介したような英語の自己紹介フレーズは、ほぼそのまま使えるので覚えておくと必ず役に立ちます。
でも、初めて会った人にもっと良い印象を与えて友達になりたいなら、もう一歩踏み込みましょう。
そのためには、
- 出身地はどんな場所なのか
- どんな仕事をしているのか
- 専門は何なのか、趣味は何なのか
- どうしてその専門・趣味を選んだのか
など、もっと具体的に話せるように準備しておきます。
たとえば、
私の仕事はプログラマーです。趣味はボクシングです(終わり)
というテンプレートどおりの自己紹介では、相手が気を利かせて質問してくれなければ会話は終了です。
でも、
私の仕事はプログラマーです。ゲーム製作会社で働いているんですよ。「ストリート・ファイター」っていうゲームを知っていますか?あれを作っているのが私の会社です。
のように、テンプレートでは語りきれない内容まで話をふくらませた方が話がふくらむし、ぜったいに良い印象を与えられますよね。
さらに、
普段はパソコンに向かって1日中仕事をしているので、仕事の後や週末はボクシングジムで思いっきり暴れているんです。
のように話を続ければ、コンピューターオタクではなく、スポーツ好きのかっこいいインテリって感じがしてきますよね。
自己紹介は、ここまでやるべきです。
ここまでやると、テンプレート自己紹介の何倍もいい第一印象を与えられるので、友達になれる可能性がうんと高くなります。
最高の第一印象を与える自己紹介の準備方法
では、第1印象で勝利するための自己紹介の準備の仕方についてお話しします。
手順は以下のとおりです。中学生レベルの英語力があれば、後は「やる気」があれば誰でもできます。
- 自己紹介文を日本語で書く
- 英語に翻訳する
- 添削サービスで添削してもらう
- ネイティブに録音してもらう
- 声に出して練習する
これはすべて、パソコンかスマートフォンさえあれば、外国人の知り合いがいなくてもできます。
しかも、お金はそれほどかかりません。
これから留学する方、仕事やプライベートで外国人に会う機会がある方は、ぜひこの方法で自己紹介を準備しておいてください。
費やした労力とお金の何倍もの見返りが必ずあります。
自己紹介文を日本語で書く
最初に、自己紹介文を紙かパソコンに書きます。
ある程度の英語力がある人は最初から英語で書いてもかまいませんが、英語初心者の方は日本語で書いてもかまいません。
仕事、趣味、家族、出身地、週末の過ごし方、食べ物の好みなど、自己紹介のときに話したい話題について詳しく作文しましょう。
ポイントは、
- できるだけ詳しく書くこと
- ポジティブきなことだけ書くこと
です。
ネガティブなことは何一つ書いてはいけません。
たとえば、
「テニスが好きで、週に1回レッスンを受けています。毎週、レッスンの日が来るのが楽しみです」
と書くのはかまいませんが、
「私は本当に運動神経が悪くて、なかなか上達しないので、インストラクターは悲しそうな顔をしています」
みたいなことは書いてはいけません。
こういったネガティブな話は日本人なら自虐ネタとして理解してくれますが、言葉を文字通りに理解する習慣のある欧米人には理解されません。
「嫌なら止めればいいのに」、「初対面の自分に、どうしてそんな嫌な話をするんだ?」と思われるのが関の山です。
必ずポジティブなことだけを書きましょう。
英語に翻訳する
辞書で調べながら、先ほど書いた日本語文を英語に翻訳します。
最初から英語で書いた場合は、このステップは不要です。
英訳するときのポイントは、
- すべての文に主語を加える
- 長い文は2つに分ける
- 簡単な単語・表現を使う
- 分からない表現は英辞郎で調べる
です。
すべての文に主語を加える
日本語は、主語が抜けていることがよくあります。
主語がない文には、英訳する前に主語を加えると英訳が簡単になります。
たとえば、
「週末は喫茶店に行って推理小説を読むのが好きです。だいたい1時間くらい読んでから散歩して帰ります」
という文なら、
「週末は、(私は)喫茶店に行って推理小説を読むのが好きです。(私は)だいたい1時間くらい読んでから散歩して帰ります」
のように主語を加えます。
そうそう!英語で話すときって、いつも『主語は何だろう?』って迷うわ。
主語を省略する習慣は、日本語と英語の一番大きな違いやろうな。
長い文は2つに分けること
長い文、途中で主語が変わっている文は短い文に分けましょう。
たとえば、
「先日、喫茶店に行って推理小説を読んでいると同僚の小堺さんにバッタリ会って、『暇そうだね』と言われました」
なら
「(私は)先日、喫茶店に行きました」
「(私が)推理小説を読んでいると同僚の小堺さんにバッタリ会いました」
「(彼は)『暇そうだね』と言いました」
のように分けてしまいます。
短い文に分けると英作がかなり簡単になります。
簡単な単語・表現を使う
「ばったり会う」を英語でどう言えばいいか分からなければ、もっと分かりやすい表現か辞書に載っている表現に置き換えます。
「ばったり」は「偶然」に変更すれば辞書で見つけることができます。
分からない表現は英辞郎で調べる
英語でどう表現すればいいか分からない場合は、オンライン辞書の英辞郎で調べるとたいていは見つかります。
さきほどの「ばったり会う」も英辞郎にいろいろな例文が載っています。
なお、英辞郎で見つからない場合は、「(調べたい表現) 英語」のように検索すると見つかります。
たとえば、「英語が苦手です」の「苦手」を英語でどう言うか調べたいなら、Googleで
苦手 英語
と検索すれば、「苦手」は英語でどのように表現すればいいか説明しているサイトが見つかります。
こうしてネットや辞書で調べながら、すべて英作文してしまいましょう。
添削サービスで添削してもらう
ステップ2で書いた英文を添削サービスで添削してもらいます。
英文添削サービスは、インターネットで「英文 添削」のように検索すればいろいろなサービスが見つかります。
条件の合うサービスに申し込んで添削してもらってください。
自然な英語表現に修正してもらう
添削してもらうときは、できるだけネイティブの目から見て自然な英文に訂正してもらいます。
というのは、日本人が書いた英文は、いかにも日本人が書いた、ぎこちない英文になりがちです。
添削サービスでは、文法的な誤りを修正してくれますが、文法を正しても自然な流れの英文になるとは限りません。
そこで、ネイティブの目から見て自然な英文になるように修正をお願いしましょう。
ネイティブに録音してもらう
ステップ4で修正が済んだ自己紹介の英文をネイティブに録音してもらいます。
このときに、もう一度、ネイティブの目から見て不自然な英文になっていないかを確認して、不自然なところは直してもらってから録音してもらいましょう。
英文を録音してくれる外国人なんか、いったいどこで見つけたらええんや?
と思うかもしれませんが、実は簡単に見つけることができます。
たとえば、「ランサーズ」や「クラウドワークス」など、在宅ワークをしている人と仕事を依頼したい人を結びつけるサービスを使えば、録音してくれる人はいくらでも見つかります。
なお、一番お手軽に使えるのは「ココナラ」です。
どのサービスを使うかは好みで選べばかまいません。
筆者は、仕事を外注するときは、ランサーズとココナラをよく使います。
ココナラの場合、「英語 録音」と検査すると、下の画像のように英語で録音してくれる人が簡単に見つかります。
こうしたサービスで録音してくれる人を見つけたら、「mp3」というファイル形式で録音してもらいましょう。
「mp3」形式で録音されたオーディオファイルは、Windows、Mac、iPhone、Androidなど、世の中にあるほとんどのパソコンやオーディオ再生装置で再生することができるからです。
意味がよく分からない場合は、「mp3でお願いします」と伝えておけば、相手がmp3で録音してくれます。
なお、英語初心者向けにゆっくり読むように伝えておくことをおすすめします。
録音されたオーディオの音質があまりに悪いと、繰り返し聞くのが嫌になるので、ある程度の音質を出せる人を選んだほうがいいよ。
仕事を頼む前に「どれくらいの音質を出せるか確認したいので、何かひと言、録音したオーディオを送ってください」と伝えると送ってくれるはず。
5000円くらいで完璧な自己紹介ができて、外国人と仲良くなれる可能性が高くなるんだから、かなり安いと思う。
しかも、一度作った自己紹介文は、何回でも使いまわしができる。
自己紹介文とネイティブ音声の例(オーディオあり)
以下に、上に紹介した方法で実際に作った自己紹介の日本語文と英文、そしてネイティブ音声を紹介します。
最初に、以下のように日本語文を書きました。
私の名前はヒロシです。農業機具のメーカーで働いています。とは言っても技術者ではなくて、カスタマーセ ンターでお客さんからの電話に対応するのが仕事なんです。毎日、朝から晩まで、1日中電話なんですよ。中には対応が難しいお客さんもいるけど、問題解決で きたときは本当にうれしいですね。(中略)まだ腹筋が割れるほど鍛えてはいませんが、腰回りが引き締まってきたから、最近、ズボンが緩くなってしまいま した。
上の日本語文を英語に訳したのが以下の英文です。
もちろん、日本語文を書かずに最初から英語で書いてもかまいません。
My name is Hiroshi. I work for an agricultural machinery and implements manufacturer. I’m not an engineer, I work at the customer service center taking phone calls from customers, so I’m on the phone the whole day from morning to night everyday. There are some customers who are not easy to deal with, but I feel so happy when their issues are solved. (中略)I don’t have a six pack yet, but I can see how my hips have tightened up as my trousers are loose now.
上記の英文をネイティブに録音してもらったのが以下のオーディオです。
再生ボタンをクリックすると聞くことができます。
このようにして作った英文オーディオを聞いて練習すると、ネイティブに近い英語で自己紹介できるようになります。
声に出して練習する
録音して納品された英文オーディオは、あなただけのオリジナル自己紹介教材です。
何度も繰り返し聞いて、声に出して練習しましょう。
練習するときのポイントは、
- 聞こえたとおりに発音すること
- 大きな声で練習すること
- 何も見なくてもスラスラ言えるまで練習すること
です。
ここまで練習しておけば、外国人に会ったときにスッと英語が口から出てきます。
自己紹介でジョークを言うべきか?
自己紹介のときに気の利いたジョークを言って相手を笑わすことができれば、その後の会話がスムーズになることは間違いありません。
だから、英語力とお笑いのセンスに自信があるなら、ぜひ英語のジョークに挑戦してください。
でも、自己紹介を英語で言うだけで手いっぱいなら、ジョークは避けた方がいいと思います。
なぜなら、こちらは冗談で言ったつもりでも、相手は本気にしてしまうことがよくあるからです。
必死の形相でギクシャクした英語を話している日本人が、ジョークを言っているとは誰も予想しないからです。
また、日本人と外国人は笑いのセンスが違うので、日本人が面白いと思ったことでも、外国人にとっては不愉快に感じることもあります。
英語力に自信があるならジョークを言うのはいいことですが、自信がないなら、ジョークを考える時間を自己紹介の準備に使った方が有益です。
最高の自己紹介の後で、さらに仲良しになる方法
実は私は、海外生活を始めたばかりの頃は、せっかく現地の人と知り合うチャンスがあっても、うまく自己紹介できずに、友だちになるチャンスを何度も逃してしまいました。
「何だこいつ?英語しゃべれないのか・・」と、無言で歩き去られたことも何度もあります。
でも、自己紹介をしっかりできるようになると、最初から会話が弾むようになりました。
もう二度と、無言で歩き去られることはありませんでした。
ここで紹介した方法で準備しておけば、間違いなく他の日本人の何倍も素晴らしい自己紹介をして、外国人にすばらしい印象を与えることができます。
良い第一印象を与えたら、話が弾んでたくさん英語を話せるので、英語がますます上達します。
テンプレートに単語を当てはめるだけの「お手軽自己紹介」と比べると時間と手間がかかる方法ですが、一度準備してしまえば、その後ずっと役に立ってくれます。
ただし、もう一つ大切なことがあります。
自己紹介の準備をしておくことで、仲良くなれるチャンスをつかむことができます。
でも、友だちを作りたいなら、自己紹介以外の話題も自由に話せるようになる必要があります。
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