「おかえり」は英語で?ネイティブが家庭や職場で使う簡単フレーズ
「おかえり」は英語でどう言えばいいでしょうか?
英会話教材には「Welcome home.」や「Welcome back」と載っていますが、私がアメリカでホームステイしていたときに、これらのフレーズを一度も聞いたことがありません。
実は、「おかえり」の英語には他の言い方があるんですね。
この記事では、実際のネイティブは、家庭や職場でどのように「ただいま」や「おかえり」を言っているかを紹介します。
シンプルな表現なので、最後まで読んで今日から使い始めてください。
なお、この記事で紹介した「おかえり」などの英語表現を使いこなせるようになる勉強法を『英会話の勉強法!独学3ステップ学習なら迷わずにペラペラになれる』で説明しています。
この記事とあわせてお読みください。
「ただいま」は英語で?
「ただいま」は英語でどう言えばいいか、英会話教材などで調べると「I'm home.」や「I'm back.」と書かれていることがあります。
でも、日本人が「ただいま」と言うのと同じ感覚で「I'm home.」や「I'm back.」と言うことはありません。
これらは、長期間の出張や旅行から帰ってきたときに、「帰ってきたよ!」というときに使うイメージです。
または、仕事から帰ってきたときに、いつもはキッチンで料理をしている妻がどこにも見当たらないときに、「あれ、どこにいるの?帰ってきたよ!」というようなイメージですね。
「ただいま」は?
仕事や学校から帰ってきたときは、シンプルに「Hi」と言います。
Hi, Mom.
ただいま、お母さん。
Hi, John.
ただいま、ジョン。
「Hi」は日本語の「ただいま」という意味ではありませんが、英語では「ただいま」の代わりに「Hi」と言うので、これで問題ありません。
なお、「Hi」の後には相手の名前を言う癖をつけましょう。
人は、自分の名前を呼んでくれる人に親しみを感じるという習性があるので、名前を呼ぶだけで今までより親しくなれる可能性があります。
「おかえり」は英語で?
「おかえり」は英語で何というか英語教材で調べると、「Welcome home.」や「Welcome back.」が載っています。
でも、これらは仕事や学校から帰ってきた相手に使う言葉ではなく、出張や海外留学などで長期間留守にしていた人が帰ってきたときに言う言葉です。
仕事や学校から帰ってきた人には、シンプルに「Hi」と挨拶するだけです。
A:Hi, Mom.
ただいま、お母さん。
B:Hi, Akira.
おかえり、アキラ。
このときも、「Hi」の後に相手の名前を言いましょう。
そして、その後に以下のようなお決まりフレーズを続けるのが定番です。
How was your day?
今日1日、どうでしたか。
How was work today?
今日は仕事はどうでしたか。
How was school today?
今日は学校はどうでしたか。
このような質問に対して、以下のように返事します。
It was great.
すごくよかったよ。
It was fine.
よかったよ。
It was not too bad.
悪くなかったよ。
It was terrible.
ひどかったなあ。
家に帰ってきたときの会話を流して紹介すると、以下のようになります。
A:Hi, Mom.
ただいま、お母さん。
B:Hi, Akira. How was school today?
おかえり、アキラ。学校はどうだった。
A:It was great.
すごくよかったよ。
英語を自由に話せるようになるには
この記事では、ネイティブは、家庭や職場でどのように「ただいま」や「おかえり」を言うかを紹介しました。
簡単なフレーズなので、覚えたらすぐに使いこなせるようになるはずです。
外国人との英会話を楽しむコツ
このページで紹介したようなお決まりフレーズは、覚えたらすぐに使えるようになります。
でも、お決まりフレーズを言った後に何も言えなければ英会話は成立しません。
こういう気まずい沈黙の時間を避けて、外国人との英会話を楽しむには、お決まりフレーズの後に自由な英会話ができることが必要です。
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思い返してみると、アメリカでホームステイをしてたとき、毎日のようにこんな会話を繰り返してたなあ。
ホストマザーもホストファーザーも、「Welcome home.」なんか一度も言わなかった。