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「参加する」を意味する英語9選|例文を使って意味と使い方を解説

 2016/12/26 英会話
この記事は約 13 分で読めます。
「参加する」という日本語がカラフルな吹き出しで表示され、紙で作られた人形が手をつなぐイラスト。英語の「参加する」を意味するフレーズに関する解説記事のイメージ画像。

英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラが、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事についてできるだけ分かりやすい言葉を使って説明しています。

 

参加する」は英語でどう言えばいいでしょうか?

辞書には「take part in」「participate in」「join」「attend」など、いろいろな英語表現が載ってい流ので、どれを使えばいいのか分かりにくいですよね。

外国人と話すときには、文脈に適した「参加する」を使って正しい英語を話したいものです。

そこで今回は、「参加する」は英語でどう言えばいいかをまとめました。

この記事を読んで、シチュエーションにピッタリあった「参加する」を英語で言えるように準備してください。

記事の最後には、ネイティブ音声の動画もあるので、発音も勉強することができますよ。

「参加する」を意味する英語9選

パーティーをしている学生

「参加する」を意味する英語表現は9つあり、下記の通りです。

  • join
  • attend
  • take part in
  • participate in
  • be engaged in
  • get (またはbe) involved in
  • be on board
  • be present at
  • partake in

本章では、それぞれの表現の意味や使い方について例文を用いて詳しく解説します。

join「参加する」

一般的に日本語で言う「参加する」の英語にピッタリなのは「join」です。

「join」には、「同じ目的を持つグループの一員になる」という意味があります。

We are going out for dinner tonight. Would you like to join us?
今夜、夕食に出かける予定です。一緒にどうですか(私たちに参加しませんか)。
My son decided to join the Self-Defense Forces and work for the country.
息子は、自衛隊に入って国のために働くことを決心しました。

「join」の後ろには「us」(私たち)みたいに人でもいいし、「the Self-Defense Forces」(自衛隊)や「the soccer club」(サッカー部)みたいにグループでもかまいません。

イベントやグループに「参加する」という動作を表す表現なので、イベントやグループの現場にいる必要はありません。

たとえば、以下の英文は、民主党に参加したという意味ですが、民主党の事務所などにいる必要はありません。

He joined the Democratic Party.
彼は、民主党に参加しました。

attend「出席する」

会議に出席している人たち

「出席する」という意味にピッタリなのは「attend」です。

英英辞典には「to go to and be present at (an event, meeting, etc.)」((イベント、会議など)に行って、そこにいること)と書かれています。

つまり、参加して何かするというよりも、「そこにいる」という意味が強いわけですね。

とりあえず出席することが重要で、そこで何かするかどうかは関係ありません。

My boss told me to attend a large business meeting.
私の上司は、大きなビジネス会議に出席するように私に言いました。
My son attends the Karate class every Saturday.
私の息子は、毎週土曜日に空手教室に行きます。

「attend」という単語を忘れてしまった場合は、「go to」で置き換えても同じような意味を表すことができます。

また、日常的な会話では「go to」を使う方が自然に聞こえます。

I went to the party last night.
昨日の夜、私はパーティーに行きました。

「attend」を使う以下の英文でも通じますが、ネイティブはこういう言い方はしません。

I attended the party last night.
昨日の夜、私はパーティーに参加しました。

take part in「積極的に参加する」

ボランティアに参加する人々

「take part in」には、「他の人と一緒に、何かに積極的に関わる」という意味があります。

「join」より少しフォーマルなイメージです。

「part」(役割・分担)という言葉が使われていることからも、「attend」のように「そこにいる」だけではなく、積極的にイベントに参加するという意味が強いことが分かります。

He declined to take part in the volunteer activity.
彼は、ボランティア活動に参加することを断りました。
She was proud to take part in the project.
彼女は、そのプロジェクトに参加することを誇らしく思いました。

participate in「何かをするために参加する」

議論に誘う白人の少女

「participate」も、「take part in」と同様に「参加する」という訳がピッタリです。

「何かをするために参加する」という意味合いですね。

ただし、「take part in」より、やや硬い言い方です。

You are welcome to participate in the class discussion.
教室での議論にあなたが参加することを歓迎します。
All students should attend and participate in the school meeting.
すべての生徒は、学校の会議に出席して参加するべきです。

get (またはbe) involved in「関与する」

「involve」には「巻き込む」「関与させる」という意味があり、「get(be) involved」のように受動態にすることで「関与する」「巻き込まれる」という意味になります。

I got involved in the anti-war movement.
私は反戦運動に参加しました。
She decided to get involved in supporting crime victims.
彼女は、犯罪被害者の支援に参加することに決めました。
※「crime」=犯罪、「victim」=被害者

「get involved in」の後ろには、名詞と動名詞のどちらでも使えます。

be engaged in「従事している」「取り組んでいる」

「(be) engaged in」には、「取り組む」「従事する」「関与する」「参加する」という意味があります。

The company is engaged in an effort to eliminate pollution in the area.
会社は、その地域で公害をなくす取り組みに従事しています。
※「eliminate」=除去する、「pollution」=公害
Most people in the area are engaged in agriculture.
その地域のほとんどの人は、農業に取り組んでいます。
※「agriculture」=農業

be on board「特別な目的を持って集まりに参加する」

be on boardは「乗り物に乗っている」だけでなく、「特別な目的を持って集まりに参加する」「計画や活動に加わる」といった意味も持つ英語表現です。
ビジネスやプロジェクトなどの場面でよく使われ、チームや組織の一員として協力するというニュアンスがあります。

単に「参加する」だけでなく、「同意している」「賛同している」といった意味も込められています。

I’m excited to be on board with such a talented group of professionals.
これほど才能あふれるプロフェッショナルなグループに参加できてワクワクしています。
Megan is officially on board as our new project manager.
メーガンは正式に私たちの新しいプロジェクトマネージャーとして加わりました。
Jane was hesitant at first, but now she’s fully on board with our strategy.
最初は迷いがあったものの、ジェーンは今では完全にこの戦略に参加しています。

be present at 「(特定の)場所にいる」

be present at は「(特定の)場所にいる」「(行事や会議などに)出席している」という意味を持つ英語表現です。
単に物理的に存在することを指すだけでなく、「出席している」「参加している」というニュアンスを持ちます。
attendやgo toと比較するとやや硬い表現で、公式な報告やビジネスシーンなどフォーマルな場面で使うことが望ましいです。

また、attendやparticipateなどの表現は「参加する」という「動作」を表しますが、be present at は「状態」を表す点に注意しましょう。

All employees must be present at the annual meeting.
全ての従業員は年次会議に出席しなくてはなりません。
Was she present at the ceremony yesterday?
彼女は昨日の式典に出席していましたか?
Several experts were present at the conference.
数名の専門家がその会議に出席していました。

partake in「〜をともにする」「参加する」

partake inは「(食事や飲み物)をともにする」「(活動や催しに)参加する」という意味のフォーマルな英語表現です。
過去形はpertook、過去分詞はpertakenです。

特に、下記のように複数の人と何かを共有する場面でよく使われます。

  • 儀式
  • イベント
  • 議論
  • 食事

単に「参加する」以上に、積極的な関与や貢献を示唆することもあります。

日常会話ではparticipate inや take part inのほうが一般的ですが、partake inは格式ばった場面や文学作品で使用されることが多いです。

Many guests partook in the wedding ceremony.
多くのゲストが結婚式に参加しました。
John refused to partake in any illegal activities.
ジョンは違法行為に一切関与しませんでした。
Would you like to partake in our discussion on climate change?
気候変動に関する議論に参加しませんか?

【番外編】「参加」を使った英語表現

最後に番外編として、下記の3つの「参加」を使った英語表現の意味と使い方について詳しく解説します。

  • 「私も行く(参加する)」
  • 「私も参加させてよ」「入れてよ」
  • 「参加させていただきます」

「私も行く(参加する)」

友達の家でパーティをおこなうときに、「私も行く(参加する)」と言うこともあるでしょう。

そのような場面では”I’m coming.”を使うことが一般的です。

「来る」という意味を持つcomeを使うのは不思議に思えるかもしれませんが、これは日本語と英語の視点の違いによるものです。

英語では、イベントや集まりの開催地など話の中心となる場所に視点を置くことから、相手側からしたらあなたは「来る」ことになります。
そのため、come「来る」を使うのです。

この場合は、attendやjoinは使わないので気をつけてください。

「私も参加させてよ」「入れてよ」

“Count me in.”は「私も参加させてよ。」「入れてよ。」という意味を持つカジュアルな英語表現です。

誰かが計画を立てていて、自分も加わる意思があることを伝えるときに使われます。

特に友人や親しい同僚との会話でよく使われる表現で、積極的に参加したい気持ちを伝えられます。

フォーマルな場面では、”I’d like to join.”や、”Please include me.”といった表現を使うことが望ましいです。

A: We’re going to the beach this weekend. Wanna come?
A: 今週末ビーチに行くんだけど、一緒に来る?
B: Count me in!
B: ぜひ入れて!

「参加させていただきます」

ビジネスや公式な場面で「参加させていただきます」と丁寧に伝えたい場合は、以下の表現が適しています。

  • I would be honored to participate. 「参加させていただけることを光栄に思います。」
  • I would be delighted to join.「喜んで参加させていただきます。」
  • I am pleased to accept the invitation.「ご招待をありがたくお受けいたします。」
  • I will be attending. 「出席させていただきます。」

【動画】ネイティブ音声を聞いて練習しよう!

英文を文字で見ただけでは分かりにくいし、どう発音すればいいか分からないので、この記事で紹介した英語フレーズを録音しました。

オーディオを聞いて発音を練習しましょう!

「参加する」の英語は使い分けが大事!

アハ体験

本記事では、下記の9つの「参加する」を意味する英語表現の意味と使い方、ニュアンスの違いについて例文を用いて詳しく解説しました。

  • join
  • attend
  • take part in
  • participate in
  • be engaged in
  • get (またはbe) involved in
  • be on board
  • be present at
  • partake in

ただ「参加する」という意味だけを覚えるのではなく、それぞれの表現の使用すべき場面や細かな意味まで覚えて、状況や相手に応じて正しく使い分けられるようにしましょう。

こういった単語・熟語を覚えるときのコツとしては、「join」=「参加する」、「take part in」=「参加する」のように単語や熟語だけ覚えるのではなく、英文ごと覚えることです。

単語や熟語と意味だけを覚えると、受験やTOEICのような筆記試験では役に立つけれど、英会話や英作文では使えない知識が身に付いてしまいます。

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アキラ

アキラ

株式会社トランス・ダイナミック代表取締役。原田メソッド認定パートナー。
ニュージーランドとアメリカで留学・就職を経験。中学生・高校生・社会人に英語指導をしたあと翻訳者として独立。TOEICは、試験勉強を一切せずに一発で940点。

現在は、翻訳事務所を運営しながら、英語学習者向けの情報配信、英会話教材の開発・販売、翻訳通信講座の運営を行っています。

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