「どうしよう、もうダメだ!」という絶体絶命のピンチ。
そんな状況を誰かの助けで乗り越えた時、「本当に助かった!ありがとう!」と感謝の気持ちを伝えますよね。
英語では、この「窮地を救う」という行動を表現するのに"save the day"というフレーズがよく使われます。
この記事では、このフレーズの意味や使い方を分かりやすく紹介します。
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「窮地を救う」の英語
【フレーズ】save the day (窮地を救う)
【例文】
A: Oh no! I forgot to bring the cake for the party.
(しまった!パーティーのケーキを持ってくるのを忘れちゃった。)
B: Don't worry!
I brought one just in case.
I guess I saved the day!
(心配しないで!念のために買ってきたんだ。僕が窮地を救ったみたいだね!)
A: You totally did!
Thank you so much!
(本当にそうだね!本当にありがとう!)
【説明】
「save the day」は、「窮地を救う」「危機を脱する」という意味です。
何かトラブルや困ったことが起きた時に、誰かが助けて、その状況を良い方向に変える、という状況で使われます。
カジュアルな表現で、友達同士や家族など、親しい間柄でよく使われます。
A: Thank you for saving the day with the presentation materials.
(プレゼン資料の件、助けてくれてありがとう。)
B: No problem.
(どういたしまして。)
A: You're a lifesaver!
(本当に助かったよ!(あなたは命の恩人だ!))
似た表現としては「ride to the rescue」(救援にあたる)があります。
(馬に乗ってやってくるイメージ)
The client was very angry with me,
but my boss rode to the rescue and managed to sort out the situation.
(クライアントはとても怒っていましたが、
上司が助けに入って、なんとか状況をうまく収めてくれました。)
「窮地を救う」の英語まとめ
"save the day"は、単に「助ける」だけでなく、「絶望的な状況を救う」という、よりドラマチックな意味合いを込めた表現です。
このフレーズを覚えておけば、会話の表現力がぐっと上がります。
あなたの周りのヒーローに、このフレーズで感謝を伝えてみてはいかがでしょうか。
【編集後記】
こんな話を聞いたことありませんか?
「中学で習う英語だけで、英会話はできる!」
これ、本当なんでしょうか?
もし本当だったら、
「じゃあ高校英語って何のためにあるの?」
って思いませんか?
さて、まず結論から言うと――
中学英語だけでも、英会話はできます!
いや、正確に言えば、日常会話くらいなら十分なんです。
たとえば、
「Where are you from?(どこの出身ですか?)」
「Do you like sushi?(寿司は好きですか?)」
みたいな会話って、ほぼ中学英語の範囲ですよね。
でも…!
ここに落とし穴があります。
相手の話を「聞き取る」ことができないと、会話は成り立ちません。
だから、リスニングの練習はめちゃくちゃ大事なんです。
そして、自分が話したい内容に応じた単語も覚えておかないと、会話が続きません。
たとえば、野球の話をしたいなら、野球用語も知っておかないと会話にならないですよね。
それともう一つ。
「仮定法」や「分詞構文」みたいな、ちょっと難しい文法。
これ、実は日常会話でもけっこう使われてるんです。
たとえば、
If I were you, I wouldn’t do that.
(私があなただったら、そんなことしないよ)」
とか。
だから、できれば高校英語もちょっとは触れておくのがおすすめです。
自分で使えなくても、相手が使ってきたときに理解できると安心ですからね。
じゃあ次の疑問。
「中学英語で会話できるのに、なんで高校で難しい英語を勉強する必要があるの?」
それは…
英会話と、英文読解は別物だからです!
中学英語だけで会話はできても、本や新聞を読むには力不足。
本や新聞って、高校レベル以上の文法や構文をバンバン使ってますから。
だから、
「英語の本も新聞も読むつもりないよ~」
って人は、高校英語をムリに勉強しなくてもいいと思います。
でも逆に、
「TOEICの長文読解がんばりたい!」
とか
「英語のニュースを読みたい!」
って思ってるなら、高校英語も避けては通れません。
おすすめなのは…
中学英語を使いこなせるようになったら、高校英語の「会話で使う部分」だけをサクッと学んで、そのあとはガンガン会話の練習に進むこと!
ただし、ここで注意点!
文法と単語を暗記するだけだと、テストでは点が取れるかもしれませんが、英会話ではほとんど役に立ちません。
英会話に結びつける形で学ぶのが大事なんです!
たとえば、覚えた文法を使って自己紹介してみるとか、単語を使って簡単な質問を作ってみるとか。
覚える → 使う → 反応を見る!
このサイクルを回すことが、あなたの英語を確実にレベルアップさせてくれますよ。
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