「問題なく進む」は英語で?”sail through”の使い方と例文

問題なく進む

試験やプロジェクト、あるいは人生の様々な場面で、「問題なく進む」ことを願う瞬間は多いのではないでしょうか。

そんな「問題なく進む」という希望や確信を英語で伝えたい時、ぴったりのフレーズを知っていると会話がより豊かになります。

本記事では、その自信や期待感を表現できる「sail through」というフレーズに焦点を当て、具体的な例文を交えながら解説します。

アキラ
アキラ

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「問題なく進む」の英語

【フレーズ】sail through(問題なく進む)

【例文】

A: I'm worried about the math test tomorrow.
  I haven't studied much.

(明日の数学のテスト、心配だな。
 全然勉強していないんだ。)

B: Don't worry! You're good at math. 
 I'm sure you'll sail through it.

(心配しないで!あなたは数学が得意じゃない。
 きっと楽勝だよ。)

A: I hope so! I'll try to review a little more tonight.

(そうだといいな!今夜もう少し復習してみるよ。)

【説明】

「sail through」 は、「(困難な状況を)楽々と乗り切る」という意味です。

A: We're launching the new product next month. 
 Are you confident in the team's ability to meet the deadline?

(来月、新製品を発売します。
 チームは締め切りまでに間に合うと確信していますか?)

B: Yes, I am.
 I'm confident that we'll sail through the launch process smoothly.

(はい、確信しています。
 発売プロセスをスムーズに進められると確信しています。)

A: That's great to hear.
 I'm looking forward to a successful launch.

(それは素晴らしいですね。発売の成功を楽しみにしています。)

別の言い方として「breeze through」(楽々と通る)があります。

He has studied hard so he will breeze through the test.

(彼は一生懸命勉強したので、試験を楽々と突破するでしょう。)

「問題なく進む」の英語まとめ

この記事では、「問題なく進む」を英語で表現する「sail through」と「breeze through」というフレーズに焦点を当て、その意味と使い方を例文とともに解説しました。

これらのフレーズは、困難な状況を楽々と乗り切る自信や、物事がスムーズに進行する期待を伝えたい時に非常に役立ちます。

これらの言葉を適切に使うことで、あなたの前向きな姿勢を相手に伝えることができるでしょう。

【編集後記】

先日、何気なくテレビをつけていると、けん玉教室の様子が放送されていました。

画面には、熱心にけん玉を教える年配の男性と、それを一生懸命に練習する小学生たちの姿。

その教室ではスキルに応じて級が設定されていて、定められた技ができるようになると「合格!」と級をもらえる仕組みだそうです。

子どもたちは目を輝かせながら練習していて、そんな光景をぼんやり眺めていた私。

でも、そのときふと、こんな思いがよぎりました。

「どうせ練習するなら、もっと役に立つことをすればいいのに。

けん玉が上手になっても、大人になったら何の役にも立たないのでは?」

あなたならどう思いますか?

正直、けん玉って昔の遊びというイメージが強いですよね。

中学生くらいになれば部活や勉強が忙しくなり、ほとんどの子がやめてしまうでしょう。

たとえ大人になるまで続けて名人になったとしても、それで生計が立つわけでもありません。

それに、ギターやダンスなら披露すれば「わあ、すごい!」と盛り上がりますが、けん玉だと「懐かしいね」と話題になる程度で、特に注目されることも少なそうです。

そう思っていた矢先、番組でけん玉教室の指導者がこう語りました。

「うちで大事にしているのは、けん玉が上手になることじゃないんです。

難しいことに挑戦して、できるようになる喜びを知ってもらうこと。

それが自信につながるんです。」

その言葉を聞いて、私はハッとしました。

けん玉を通して子どもたちが得ているのは、ただの技術ではなく「困難に挑戦する心」と「成功体験」だったのです。

難しそうに見える技でも、練習を重ねてようやくできたときの達成感。

その「やればできる!」という実感は、大人になってもあらゆる場面で力になります。

確かに、資格試験や語学学習でも「無理かも」と思うことはありますよね。

でも、一歩ずつ挑戦して成功体験を積み重ねることで、自分に自信がつき、諦めない心が育つのです。

「でも、私は子どもの頃にそんな経験を積めなかったし、今さら遅いかも…」

もし、そんなふうに思ったとしても大丈夫です。

成功体験は、何歳からでも積み重ねることができます。

たとえば、

・今日から1週間、毎日単語を3つ覚えてみる

・5分間のストレッチを1週間続けてみる

・本を1章だけ読む習慣をつけてみる

こんな小さな挑戦でも、達成すれば自信になります。

大切なのは「最初は必ず達成できる目標」を立てること。

「できた!」を何度も繰り返すうちに、気がつけば自分に「やればできる力」が備わっているはずです。

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