英語の「古風な」を使いこなす!old-schoolのニュアンス解説

古風な

昔ながらのものが持つ独特の魅力や、懐かしい雰囲気を「古風な」と表現することはよくありますよね。では、この「古風な」を英語でどのように伝えたらいいのでしょうか?

このような「古風な」感覚を英語で表現する際に便利なのが、「old-school」という言葉です。

この記事では、「old-school」がどのような状況で使われ、単に「古い」というだけでなく、昔の良いところを再評価するような温かいニュアンスを持つことを、分かりやすい例を挙げて解説していきます。

アキラ
アキラ

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「古風な」の英語

【フレーズ】old-school (古風な、古臭い)

【例文】

A: I bought a record player. 

(レコードプレーヤーを買ったんだ。)

B: Wow, that's so old-school!
 I didn't know you liked vinyl records. 

(へえ、すごく古風だね!
 君がレコード好きだなんて知らなかったよ。)

※vinyl record:ビニール盤のレコード

A: Yeah, I think they sound better than digital music. 

(うん、デジタル音楽より音が良いと思うんだ。)

【説明】

「old-school」は、「昔ながらの」「古風な」「懐かしい」といった意味を持つ言葉です。

良い意味でも悪い意味でも使われますが、基本的には、昔のやり方やスタイルを懐かしむようなニュアンスがあります。

カジュアルな表現で、日常会話でよく使われます。

昔ながらの物や習慣を懐かしむときに使う表現です。

例えば、昔ながらの喫茶店に行った時に

This cafe has an old-school atmosphere.

(この喫茶店は古風な雰囲気だね。)

のように使います。

また、友達が昔ながらのゲームをしている時に

That game is so old-school!

(そのゲームはすごく懐かしいね!)

のように使うこともできます。

単に「古い」という意味ではなく、昔の良いところを再評価するような、温かいニュアンスを含んだ言葉です。

A: Our CEO still prefers handwritten reports for board meetings. 

(うちのCEOは、役員会議の報告書にはまだ手書きのものを好むんだ。)

B: That's pretty old-school, isn't it?
 I thought everything was digital now. 

(かなり古風ですね。今は全てデジタルだと思っていました。)

 A: He says it helps him focus and remember the details better. 

(彼は、その方が集中できて、詳細をよく覚えられると言っています。)

「古風な」の英語まとめ

本記事では、「古風な」を意味する英語フレーズ「old-school」について詳しく解説しました。

単に「古い」だけでなく、昔の良い部分を再評価するようなポジティブなニュアンスを持つこの表現は、日常会話をより豊かにします。

ぜひこの記事で学んだ例文を参考にして、日常生活での会話に積極的に取り入れてみてください。

【編集後記】

「ずっと考えてるのに、どうしても一歩踏み出せない」

こんなこと、あなたにもありませんか?

私の場合、二十代のころ、留学しようと思いながら、なかなか決心がつかず先延ばししていました。

それを見た母が

「どこでもいいから、さっさと行ってきなさい!」

と一言。

その言葉でやっと決心がつき、行動に移せたんです。

【先延ばししてしまう理由】

転職したい、英会話レッスンを始めたい、

などのアクションを考えたことはありませんか?

でも、どうしても先延ばししてしまう。

その大きな理由の一つは

「まだ準備ができていない」という思い込みです。

「転職したいけど、もう少し準備してから」

「英会話を始めたいけど、まだリスニングに自信がない」

「翻訳の仕事をやりたいけど、まだ自信がない」

これらは、何かと理由をつけて、行動を先延ばししているだけなんです。

【準備は完璧にならない】

じゃあ、十分準備ができたら、精一杯の準備が済んだら、動けるのか?

結論から言うと、

それでも動けない人のほうが多いんです。

なぜなら、「準備が完璧になる」ということは永遠にないから。

どんなに準備しても、自信がないからもっと準備したいと思う。

だから、このことだけはしっかり覚えていてください。

「先に行動して、その後に準備する」

これが一番の近道です。

【行動あるのみ】

「やりたいけど、まだ準備ができていない」

こう考えていると、いつまでも変われません。

準備が完璧でなくても、先に動いてしまう。

そしたら、自然と不足点が見えてきて、なにをすべきかが明確になる。

事前の準備に多くの時間を割くより、

さっさと動いたほうが効率よく前進できますよ。

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