「心配するほどのことではない」って英語で何と言う?状況別の使い分けと不安を解消する3フレーズ

人が不安を感じている時や、状況を楽観的に伝えたい時に使う「心配するほどのことではない」という言葉。
英語では、状況や相手との関係性によって様々な表現があります。この記事では、基本的な「nothing to worry about」に加え、より丁寧な言い方や、相手の不安を和らげるための様々な英語フレーズを例文と共に詳しく解説します。
状況に合った適切な表現を身につけ、よりスムーズなコミュニケーションを目指しましょう。

目次
「心配するほどのことではない」の英語
【フレーズ】nothing to worry about(心配するほどのことではない)
【例文】
A: I heard you have a big presentation tomorrow. Are you nervous?
(明日、大きなプレゼンテーションがあるって聞いたけど、緊張してる?)
B: Not really.
I think I’m prepared. There’s nothing to worry about.
(あまり緊張してないよ。
準備はできてると思うから、心配するほどのことではない。)
A: That’s a great attitude! You’ll do fine.
(それは素晴らしい態度だね!うまくいくよ。)
【説明】
「nothing to worry about 」は「心配することはない」という意味です。
この表現はカジュアルで、友達同士の会話でよく使われます。また、誰かが不安を感じているときに、その不安を軽減するために使われることが多いです。
「nothing to worry about」と同じ意味でフォーマルな言い方としては、以下のような表現があります。
There is nothing to be concerned about.
(心配することは何もありません。)
また、もう少しフォーマルの言い方として「no cause for concern」があります。
You may be able to smell smoke but there is no cause for concern.
(煙の匂いがするかもしれませんが、心配する必要はありません。)
「心配するほどのことではない」の英語まとめ
この記事では、「心配するほどのことではない」の英語表現として、「nothing to worry about」をはじめとする様々なフレーズをご紹介しました。
カジュアルな場面からフォーマルな場面まで、状況に応じた適切な表現を使い分けることで、相手に安心感を与え、より円滑なコミュニケーションを図ることができます。
今回ご紹介した表現をぜひ活用してみてください。
【編集後記】
2020年にペンシルバニア州立大学で実施された研究によると、心配事の9割は、実際には起こらないということです。
つまり、私たちのほとんどは、起こりもしないことばかり心配して、心をすり減らしているということ。
英会話においては、心配性の人は上達が遅い傾向があります。
外国人と話す前に、「聞き取れなかったらどうしよう」「理解してもらえなかったらどうしよう」「沈黙してしまったらどうしよう」と、心配ばかりして何も言えなくなってしまうからです。
もしあなたに、そういった傾向があるなら、
「聞き取れなかったらどうしよう」
⇒もう一回言ってもらう、紙に書いてもらう
「理解してもらえなかったらどうしよう」
⇒別の言い方で何度でも言い直す、紙に書いて見せる
「沈黙してしまったらどうしよう」
⇒フィラーワードを使って間をつなぐ
など、事前に考えておくと少し勇気が出てくるはずです。
ちなみに、フィラーワードというのはつなぎ言葉のことです。
詳しくは、以下の記事を読んでください。
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