「よくやった!」英語で相手を褒め称えるフレーズ15選!スラングも紹介!
あなたは「よくやった!」と相手を褒め称える英語フレーズを知っていますか?
最も代表的な”Good job!” は、ほとんどの人が知っていますよね。
しかし、”Good job!” 以外にも相手の頑張りを褒めたり、労ったりする表現は数多くあります。
また、それらのフレーズは使う場面や相手によって使い分ける必要があるため注意が必要です。
この記事では、「よくやった!」を意味する英語フレーズを一般的なものからスラングまで15個紹介します。
番外編として、頑張ったものの結果が出なかった相手に対して「よくやったね!」と言うための表現も4つ紹介しています。
これらのフレーズは日常会話でもよく使われるため、しっかり覚えましょう。
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目次
「よくやった!」を意味する一般的な英語フレーズ11選!
「よくやった!」と相手を褒めるための英語フレーズの種類は多岐にわたります。
ここでは、それぞれのフレーズの使い方を例文付きで紹介します。
それぞれ使用すべき場面や相手が異なるため、正しく使い分けられるようにしましょう。
Good job!「頑張ったね!」
“Good job!” は最も定番のフレーズですね。
部下や友達の仕事や勉強などのパフォーマンスを褒めるときに使います。
さらに強調して褒めたいときには”Great job!” と言うことも可能です。
チャットやSNSではGJと略されることもあるので、覚えておきましょう。
試験に合格したんだって?頑張ったね、エヴリン!
Well done!「よくできました!」
“Well done.” は、先生や上司が生徒や部下を褒め称えるときに使うことが多いです。
よくやったね、ケイティ。君のおかげで、我々のプロジェクトは成功を収めたよ。
Way to go!「でかした!」
“Way to go.” は、昔はスポーツで良いプレーをした選手に対する声掛けとして使われていました。
しかし、現在はスポーツに限らず、仕事や勉強などさまざまなことで努力をして目標達成した人を褒め称える際に使っています。
way to go は「でかした」「よくやった」以外にも、下記のようにさまざまな意味を持つイディオムです。
- 「途中の」
- 「〜するのがベスト」
- 「やってくれたな」「やっちまったな」
ジェニファー、でかしたぞ! その調子!
Good boy! またはGood girl!「いい子だね!」
この表現は、子どもやペットを褒めるときによく使います。
男の子に対してはGood boy!、女の子に対してはGood girl!です。
わぁ!もう宿題を終えたのね。いい子よ、ジョージ!
There you go!「よくやった!」
“There you go!” は、何か偉業を成し遂げた人や大きな成功を収めた人に対して、褒めるだけでなく、労い(ねぎらい)やお祝いのニュアンスも伝えたいときに使用するフレーズです。
わぁ、今年の夏にハーバード大学を卒業するんだね!よくやったね、おめでとう!
Good for you!「おめでとう!」
相手の行動を褒め称えたり、成功や幸運を祝ったりする際に、” Good for you.”を使います。
「よくやった!」よりも「おめでとう」というニュアンスの方が強いです。
しかし、このフレーズは皮肉として使われることもあるため、状況や相手の言い方から判断しましょう。
素晴らしいね! おめでとう!
Congratulations! / Congrats! 「おめでとう!」
「おめでとう!」の定番フレーズ”Congratulations!” も「よくやった!」というニュアンスを持つ表現です。
”Congratulations!”は” Congrats!”と略して使うこともできます。
いずれのフレーズを使うにしても、語尾の”s”をつけ忘れないようにしましょう。
また、このフレーズは相手の努力を讃えるときに使うフレーズです。
誕生日など、努力していないものに対して「おめでとう!」と言いたいときには使いません。
逆に相手を不快な気持ちにさせることがあるため、使わないように気をつけてください。
オーストラリアの永住権を獲得したんだって?おめでとう!
Bravo!「ブラボー!」
サッカーの長友選手がよく使う”Bravo!” も、スポーツや演劇、そして音楽などのパフォーマンスを褒め称えるときに使うフレーズです。
これはイタリア語なのですが、実はイタリア語では「勇気がある」や「ワイルドな」という意味を表します。
我がチームよ、ブラボー!今夜は全員がよくやってくれたよ!
I’m proud of you. 「えらいね!」
be動詞 + proud of 〜で「〜を誇りに思う」という意味を持つイディオムです。
そのため、この表現を直訳すると「私はあなたを誇りに思う」という意味になります。
仰々しい意味のように感じられるかもしれませんが、日常会話でもよく使われる表現です。
相手を褒め称えると共に、私も嬉しいというニュアンスを伝えたいときに使うと良いでしょう。
こんな難しい時期を乗り越えられたなんて、えらいよ!
You did it!「やったね」
この表現は成功や勝敗など結果がはっきりしているものに対して、相手が成功を収めたときに使うフレーズです。
頑張った過程よりは、結果を出せたことを褒め称えたいときに使います。
君は彼を打ち負かしたんだね! やったね!
You deserve it. 「当然の結果だよ」
deserveは「〜に値する」という意味の英単語です。
そのため、「君の努力に値する結果が得られて当然だよ。」と言いたいときに使います。
一生懸命勉強したから入試に合格したんだよ。当然の結果だよ。
逆に「自業自得」という意味でも使える表現です。
「よくやった」をスラングでなんて言うの?
つづいて、「よくやった」を意味する英語のスラングを4つ紹介します。
下記の通りです。
- Attaboy! / Attagirl!「いいぞ!」
- Shout out!「やったね!」
- You nailed it!「よく頑張った!」
- Good on you!「やったじゃん!」
それぞれの表現について例文を用いて解説します。
Attaboy! / Attagirl!「いいぞ!」
この表現はアメリカで使われるスラングです。
男の子を褒めたいときには”Attaboy!”、女の子を褒めたいときには”Attagirl!”を使います。
スポーツや仕事などで良いパフォーマンスを見せた相手を褒めるときに使ってください。
よくやった!あのスマッシュは素晴らしかったね!
Shout out!「やったね!」
相手に感謝を伝えたいときや、相手が優れたことを成し遂げて褒めたいときにこのフレーズを使います。
スペルがshoutoutやshout-outとなることもあるので気をつけてください。
オンライン上のゲームやスポーツの実況中継でよく耳にするスラングです。
彼女に大きな拍手を!彼女はやり遂げました!
You nailed it!「よく頑張った!」
相手を褒めながら労いたいときに” You nailed it.”を使います。
スラングではありますが、日常生活でよく耳にするフレーズなので覚えておくと良いでしょう。
君の卒業生代表のスピーチはあまりにも素晴らしかったから感動しちゃったよ!よく頑張ったね!
Good on you!「やったじゃん!」
これはオーストラリアやニュージーランドでよく耳にするスラングです。
目の前にいる相手ではなく、第三者を褒めたいときにはyouをhimやherに変えます。
新しい仕事が見つかったんだって?やったね!
【番外編】頑張ったけれど結果が出なかった相手に「よくやった」と言いたいときに使うフレーズ
上記で紹介したフレーズは、スポーツや勉強、そして仕事など努力をして結果を出した相手を褒め称えるときに使うフレーズです。
しかし、場合によっては努力が報われないケースもあります。
そのような相手に対して使う「よくやった」を意味するフレーズは下記の3つです。
- You did your best. 「残念だけど、君はベストを尽くしたよ。」
- Nice try. 「惜しかったね。」
- Good effort. 「残念だったけど、よく頑張ったね。」
これらのフレーズもこれを機に覚えましょう。
「よくやった!」を意味する英語フレーズは沢山ある!覚えよう!
この記事では「よくやった!」「頑張ったね!」と仕事やスポーツ、または勉強を頑張った相手を褒め称えるためのフレーズをスラングも含めて15個紹介しました。
それぞれニュアンスや使う相手が異なります。
フレーズだけでなく、ニュアンスや使う相手の違いなども覚えておくと良いでしょう。
また、努力はしたものの結果に結び付かなかった相手に対する「よくやったね!」を意味する表現も4つ紹介しました。
これらもこれを機にマスターしましょう!
なお、お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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今日は、「よくやった」の英語を紹介します。
ひとことに「よくやった」と言っても、一般的な表現からスラングまでたくさんあります。
この記事では、よく使われる表現を15個紹介するので、これらを覚えておくと会話で不自由することがなくなりますよ。