英語を話せたら年収3倍？TOEICもビジネスも上達する勉強法を紹介

英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラが、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事についてできるだけ分かりやすい言葉を使って説明しています。

「これからの時代、英語くらいできなきゃ話にならない」ということをよく聞きます。

就職や転職、昇進の条件としてTOEICのスコアが要求されることからも、企業が英語力を重視していることは間違いありません。

では、英語ができる人とできない人では、年収にどれくらいの違いがあるのでしょうか？

この記事では、男女別、年代別の年収の違い、

そして、TOEICやビジネス英語が上達する勉強法を紹介します。

男性は年収に数百万円の違い

英語力は年収にどれくらいの影響を与えるのでしょうか？

外資系転職サイト「Daijob.com」に登録している企業からスカウトを受けた求職者の英語力を「ビジネスレベル以上」と「日常会話レベル以下」「民間企業の平均給与」とに分けて調査が行われました。

その結果、20～30代の男性は、「ビジネスレベル以上」の英語ができる人と他の人との年収の差は数十万円程度ですが、40～50代になると年収の差は、数百万円に及ぶことが分かりました。

語学力と年収に関する調査（https://corp.daijob.com/pdf/news0918.pdf、「男性国税庁」＝民間企業の平均給与）

ビジネスレベル以上の英会話ができる男性は、歳を重ねるごとに平均年収を大きく引き離し、50代になったときには年収1000万円を超えています。

女性の年収の差は約3倍！

英語力が年収に与える影響は、女性の場合により際立ってきます。

「日常会話レベル以下」の女性の年収は、30代をピークに下降傾向にあるのに対して、「ビジネスレベル以上」の英語力を持っている女性は、右肩上がりに年収が上昇します。

「ビジネスレベル以上」の英会話ができる女性が50代になったときには、年収の差はそれ以外の女性の約3倍にも広がっています。

語学力と年収に関する調査（https://corp.daijob.com/pdf/news0918.pdf、「女性国税庁」＝民間企業の平均給与）

このことから、男性よりも女性の方が、英語力によって年収に大きな影響を受けることが分かります。

就職・昇進に必要なTOEICスコア

上に紹介した調査結果から、ビジネスレベル以上の英語力を持つ人は、男性なら数百万、女性なら3倍近くも年収に差が出ることが分かりました。

では、大企業で求められる英語力はどれくらいのレベルなのかTOEICスコアをまとめました。

条件や時期によって変わる可能性があるので参考としてご覧ください。

（参考：Pluslife:http://plus-life.jp/toeic-job/）

新卒採用でもTOEIC 700点、それ以外ではもっと高いスコアが求められていることが分かります。

企業に求められる英語力とは？

上に紹介したようなTOEICスコアを見ると、「このTOEICスコアを取れば就職・転職が有利になる」「仕事に必要な英語力が身に付く」と考えがちです。

そして、多くの人が、求められるTOEICスコアを取るためにTOEIC教材やTOEICスクールで勉強します。

でも、そうやってTOEICで高得点を取って就職や転職、昇進に成功した後で、大きな失敗をしたことに気づくこともあります。

なぜなら「企業に求められているのはTOEICが得意な人ではない」からです。

企業に求められているのは、業務を遂行するために必要な英語力を持っている人であって、試験が得意な人ではありません。

しかし、TOEICのスコアを上げることを目標に勉強すると、試験では高得点を取れるけれど仕事で使える英語力（コミュニケーション能力）が身に付きません。

英語力を買われて就職したのに英語ができないという状態では、職場で役立たず扱いされることになり、辛い毎日を送ることになります。

TOEICで成功する人、失敗する人

ビジネスレベルの英語力を身に付けるために必要なのは、TOEIC教材やTOEICスクールで試験テクニックを身に付けることではありません。

試験テクニックを駆使してTOEICで高得点を取れるようになっても、ビジネスでは使い物にならないからです。

ビジネスで求められるのは、試験テクニックではなくコミュニケーション能力です。

ビジネスで役に立つ英語力を身に付けるには、英語でのコミュニケーション能力を高めるための勉強をして、その結果としてTOEICスコアも上がるという状態にすることが必要です。

英語でのコミュニケーション能力が伸びれば、TOEICスコアも自然に伸びます。

年収アップにつながる英語の勉強法

英語力を活かして年収アップにつなげるには、TOEICのような試験で点数を取るための英語力ではなく、ビジネスの現場で役に立つ英語力を身に付ける必要があります。

つまり、英語でのコミュニケーション能力が必要です。

しかし、簡単な英会話ができたとしてもTOEICスコアが低ければ、就職や昇進の基準を満たすことができないため年収アップは期待できません。

このため、英語力を年収アップにつなげるには、英語でのコミュニケーション力を高めつつ、TOEICスコアを上げる必要があります。

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英会話ハイウェイの独学３ステップ学習法で勉強すれば・・・

他にもできるようになることはたくさんありますが、細かいことを書いていくとキリがないのでこれくらいで許してください。

お分かりいただきたいのは、英会話ハイウェイ独自の独学３ステップ学習法で勉強すれば、コミュニケーション能力を伸ばしつつTOEICスコアも同時に伸びるということです。

つまり、就職・転職に有利になるだけでなく、就職に成功した後に英語力を仕事に活かすことができます。

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戸田あきら