友達や家族が落ち込んでいるとき、「心配しないで」「気にしないでね」と優しく声をかけてあげたいですよね。
この記事では、そんな気持ちを伝えるのにぴったりのカジュアルな英語フレーズ「Don't sweat it.」を紹介します。
この表現の意味と、どんな場面で使えるのかを紹介します。
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「心配しないで」の英語
【フレーズ】Don't sweat it.(心配しないで・気にしないで)
まずは、 今日のフレーズを音声で確認しましょう(オーディオ2つで約19秒)。
オーディオを聞いたら、続きを読み進めてください。
【例文】
A: I spilled coffee all over the important documents!
I'm in trouble.
(大切な書類にコーヒーをこぼしちゃったよ!
大変だ。 )
B: Oh no. But don't sweat it.
We can print them again quickly.
(わあ、でも心配しないで。
すぐに印刷し直せるわ。 )
A: You're right.
(そうだね。)
【説明】
「Don't sweat it.」は、
「心配しないで」
「気にしないでね」
という意味で、相手が小さな失敗や問題で不安になっているときに、リラックスさせるために使うカジュアルな表現です。
「sweat」は「汗をかく」という意味があります。
そこから
「汗をかくほど気にするなよ」
「そんなに悩まなくていいよ」
というニュアンスになります。
とてもカジュアルな言い方なので、友達や家族、親しい同僚などとの会話で使うのが自然です。
A: Oh no!
I accidentally broke your favorite coffee mug.
I'm so sorry.
(ああ、どうしよう!
きみのお気に入りのコーヒーカップを割っちゃった。
本当にごめん。)
B: Hey, don't sweat it.
It was old anyway.
(ねえ、気にしないで。
どうせ古くなっていたし。)
A: That's very kind of you.
I'll replace it right away.
(なんて優しいんだ。
すぐに新しいのを買うよ。)
「心配しないで」の英語まとめ
本記事では、「心配しないで」と伝えたいときに使える英語フレーズ「Don't sweat it.」を紹介しました。
この表現は、相手の失敗や問題に対して「そんなに悩まなくていいよ」とリラックスさせる効果があります。
親しい間柄での会話で活用して、相手を安心させてあげましょう。
【編集後記】
小さな失敗をしたとき、必要以上に落ち込んでしまうことがありますよね。
書類を間違えて印刷した、予定を一つ忘れた、コーヒーをこぼした、というような些細なことでも、
「なんで自分はこうなんだろう」
と自分を責めてしまう。
でも、時間が経って振り返ると、
「あのときの自分、ちょっと慌てすぎてたな」
と笑えることが多いものです。
失敗って、実は失敗そのものよりも、それをどう受け止めるかの方が大事なのかもしれませんね。
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