「~がうまい」の英語は “be good with”! 意味と “be good at” との違いは?

何かを上手にこなせる人を表現する日本語「~がうまい」。
英語でこのニュアンスを伝える主要なフレーズの一つが “be good with” です。
この記事では、”be good with” の意味と具体的な使い方を例文を通して解説します。
さらに、似た表現である “be good at” との使い分けについても詳しく見ていきましょう。

「~がうまい」の英語
【フレーズ】be good with(~がうまい)
【例文】
A: Can you help me with this presentation?
(このプレゼン、手伝ってくれない?)
B: Sure, I’m pretty good with making slides.
(いいよ、スライド作りは結構得意なんだ。)
A: Great! I really need your help.
(よかった!本当に助かるよ。)
【説明】
「Be good with」 は「~が得意」や「~がうまい」という意味のカジュアルな表現です。
何かに対してスキルがあることを伝えるときに使います。
たとえば、
I'm good with kids.
(子どもと接するのがうまい。)
She's good with numbers.
(彼女は数字に強い。)
など、得意な分野について話すときに便利です。
似た表現に「be good at」がありますが、これは人には使いません。
例えば、上の例では
I’m pretty good at making slidesとは言えますが、I’m good at kidsとは言いません。
「~がうまい」の英語まとめ
この記事では、「~がうまい」の英語表現として 「be good with」の意味と使い方を解説しました。
「be good at」との使い分けを理解することで、得意なことを英語でより正確に伝えることができるようになります。
【編集後記】
以前の記事で、記憶力を高める方法の1つとして「映像化して覚える」ことをお伝えしました。
このテクニックについては、何年も前からずっと提唱しているのですが、どうも半信半疑の人が多いようです。
おそらく多くの人は、中学や高校のときの勉強法が骨まで随までしみていて、馴染みのない方法を敬遠してしまうのではないでしょうか。
そこで今日は、この「映像化して覚える」について、もう少し深く説明します。
それでは、最初に1つ質問に答えてください。
あなたは、小学生のときの国語の教科書に載っていた文章を覚えていますか?
何年生のときの文章でもかまいません。たぶん、ほとんどの人はほとんど何も覚えていないと思います。
では、小学生のときに行った遠足での出来事を1つ思い出してみてください。
それほど考えなくても思い出せますよね。
前日に行ったお菓子屋のこと。
お母さんが作ってくれたお弁当のこと。
バスで酔ったこと。
など、何かしらの記憶があるはずです。
教科書の文章は、学校の授業で何度も読んだし、試験にも出てきたにもかかわらず、ほとんど忘れてしまっています。
それに対して、遠足のことは覚えようと努力したわけではないのに、しっかりと記憶に残っています。
どうしてこんな違いが出るかというと、人間の脳は、本などから学んだ知識より、経験したことの方を優先して覚える性質があるからです。
特に、嬉しかったことや悲しかったことなど、強い感情が伴う経験は、忘れようとしても記憶から消すことができません。
好きな人に振られた経験などは、一生忘れることはないでしょう。
英語の勉強でもこれは当てはまります。
たとえば、単語教材で苦労して覚えた単語は、次の日には、大半が記憶から消えてしまいます。
一方、外国人と話したときに自然に覚えた単語は、忘れることなく記憶に定着します。
それは経験を通じて覚えた言葉だからです。
しかも、外国人と話すという非日常的な出来事で、緊張と興奮という感情が伴う経験なので、強く記憶に刻み込まれます。
前回の話に出てきた「映像化して覚える」は、これを応用するテクニックです。
つまり、実際には教材を使って勉強しているのだけれど、外国人と話している場面をイメージすることで、あたかも経験しているかのように脳を騙そうということです。
それも、強い感情が伴うほど記憶に強く残るので、
たとえば、interrupt(中断する)という単語を覚えるのであれば
昼休みに外国人の上司が食事をしているときに
Sorry to interrupt your meal, but…
(食事の邪魔をして申し訳ないのですが・・)
と話しかけて、
「食事中に仕事の話をするな!!」
と怖い顔で怒鳴られて怖い思いをするなど、感情を伴う場面を想像すると、より強く記憶に残すことができます。
「そんなことで脳が騙されるわけがない」
と思うかもしれませんが、人間の脳は意外に簡単に騙されます。
アクション映画を見てドキドキしたり、悲しい映画を見て悲しくなったりするのは、脳が騙されている証拠です。
作り話だと認識していても脳は反応してしまうのです。
しかも、この方法で覚えた言葉は、本番の英会話のときにスッと出てくるようになる、というメリットがあります。
想像の中で予行演習をしているから、本番でうまく使えるのは当然なのです。
もちろん、日常的に外国人と英語で話す機会がある人は、こんなテクニックを使う必要はありません。
でも、そういうラッキーな人以外は、通勤の途中でも昼休みでも、いつでもどこでも使えるこのテクニックで英語学習を加速させてください。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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