「理性を失う」の英語

今日は、「理性を失う」の言い方についてお話しします。

「理性を失う」の英語
【フレーズ】all over the place(理性を失う、自制心を失う)
【例文】
A: Did you see how nervous John was during his speech?
(ジョンがスピーチの時、どれだけ緊張してたか見た?)
B: Yeah, he was all over the place.
(うん、完全に自制心を失ってたね。)
A: I hope he feels better now.
That must have been tough.
(今は落ち着いているといいけど。
あれは大変だっただろうね。)
【説明】
all over the place は、文字通りには「そこら中」という意味ですが、「理性を失う」や「自制心を失う」という意味でも使われます。
カジュアルな表現なので友達や親しい人との会話で使われます。
A: I’ve been so stressed out lately.
My desk is a mess, and I keep forgetting things.
(最近すごくストレスがたまってるんだ。
机が散らかっていて、物事を忘れちゃうんだ。)
B: It sounds like things are all over the place for you right now.
(今、すべてがバラバラになっているみたいだね。)
A: Yeah, I need to get organized and find a way to manage my stress better.
(うん、整理整頓して、ストレスをもっと上手に管理する方法を見つけないとね。)
【編集後記】
これと同じ意味の表現で、in a tailspinというのがあります。
in a tailspinは、もともと車が後部をぶつけられてスピンし、コントロールを失う状態を指しています。
John was completely in a tailspin during the speech.
(ジョンはスピーチのとき、完全に理性を失っていた。)
tailspin自体は「(飛行機の)きりもみ降下」という意味です。
ちなみに、ディズニーのアニメに「TaleSping(テイルスピン)」というのがあります。
こういった映像を関連づけると覚えやすいですね。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
詳しい練習法については、無料の動画セミナーで公開しています。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
たった3か月で、スピーキングがもりもり上達する方法については、無料のメール講座をご確認ください。