「することによって」は英語で?英会話で役に立つ覚え方2つのコツ
「することによって」は英語でどう言えばいいでしょうか?
簡単な表現なので、知っていればすぐに使いこなせるようになります。
この記事では、「することによって」は英語でどう言えばいいか、例文を使って説明します。
読み終わったころには使えるようになるくらいシンプルな表現なので、最後まで読んで身に付けてください。
記事の後半で、この記事で紹介した英文のネイティブ音声を【動画】で公開しています。
正しい発音を身につけて、今日から英会話で活用してください。
なお、言いたいことを何でも英語で言えるようになる勉強法について、『英会話の勉強法!独学3ステップ学習なら迷わずにペラペラになれる』で詳しく説明しています。
あわせてお読みください。
目次
「~することによって」は英語で?
「~することによって」を英語で表現するには、「by ~ing」を使います。
たとえば、「コンピュータを使うことによって」なら「by using the computer」のように、「by + 動名詞」を英文の最初か最後に付けるだけです。
She earns money by teaching Japanese to foreign students.
彼女は、留学生に日本語を教えることによって生計を立てています。
※「earn」=かせぐ
You can use this service from anywhere on the earth by using smart phones.
スマートフォンを使うことによって、地球上のどこからでもこのサービスを利用できます。
「using~」と「by using~」の違い
外国人の英語を聞いていると、「by using ~」と言うときと「by」を付けずに「using ~」と言うときがあります。
どちらも「~を使って」という意味ですが、少し違いがあります。
My mother cleaned my room using a new vacuum cleaner.
母は、新しい掃除機を使って私の部屋を掃除しました。
※「vacuum cleaner」=掃除機
My mother cleaned my room by using a new vacuum cleaner.
母は、新しい掃除機を使うことによって私の部屋を掃除しました。
「by」を使わない上の文では、掃除機を使うことより、母が私の部屋を掃除したことを強く訴えています。
それに対して、「by using」を使う下の文では、新しい掃除機を使ったことを強調しています。
また、以下のように「with」を使って同じ意味の文を作ることもできます。
My mother cleaned my room with a new vacuum cleaner.
母は、新しい掃除機で私の部屋を掃除しました。
「with」を使う場合、「using」や「by using」を使う英文よりも、手段である掃除機はさらに重要でないことを表しています。
「それをすることによって」と曖昧に言いたい場合
文脈から明らかな場合は、「掃除機を使うことによって」のように具体的に言わずに、「by doing it」(それをすることによって)のように曖昧に言うこともできます。
Sometimes the best way to learn something is by doing it wrong and looking at what you did.
ときには、何かを学ぶ最善の方法は、失敗して結果を見ることである。
(それを間違って行い、行ったことを見ることによって)
「by doing it」の代わりに「by doing so」を使っても「そうすることによって」という意味を出すことができます。
By doing so, you can save both time and money.
そうすることによって、時間とお金の両方を節約することができます。
【動画】ネイティブ発音を身につけよう!
この記事で紹介した英文のネイティブ音声を動画で公開しています。
正しい発音を身につけて、今日から英会話で活用してください。
覚えた表現を会話で使いこなすには
この記事では「することによって」は英語でどう表現すればいいかを説明しました。
「by ~ing」を使うことを覚えておけば、すぐにでも使うことができるはずです。
英会話で使いこなすコツ
こういう英語表現は、以下のように部分的に覚えても英会話で使いこなせるようになりません。
だから、受験やTOEICでしか使えない「死んだ知識」が身に付いてしまいます。
覚えた表現を英会話で使えるようになるコツの1つは、以下のように英文ごと覚えることです。
彼女は、新しい包丁を使って肉を小さく切りました。
このように覚えることで、英会話のときにパッと口から出てくるようになります。
英会話には、このような勉強法のコツがたくさんあり、コツを使って勉強すると上達が何倍も速くなります。
英会話の勉強法のコツについては、以下の無料メールマガジンで詳しく説明しています。
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つまり、以下の順に手段の重要度が高くなる。
それほど大きな違いじゃないから、英会話になれるまでは神経質にならずに、どれを使ってもいいよ。