実践的ビジネス英語の勉強法、中学英語150パターンで何でも話せる
外国と取り引きのある仕事では、基本的なビジネス英語ができることは必須です。
就職や転職、昇進などではTOEICスコアが求められることが多いですが、本当に求められているのは、筆記試験で高得点を取ることではなく、実践的なビジネスで役に立つ英語力なんですよね。
そこでこの記事では、中学英語を使って実践的なビジネス英語を話せるようになる勉強法を学べる本を紹介します。
ビジネス英語と言うと、日常英会話よりずっと難しいイメージがあります。
でも、この本なら中学英語だけで実践的なビジネス英語を話せるので、学校の英語が得意でなかった人にもおすすめです。
目次
ビジネス英語って何?
ビジネス英語と言うと、日常会話よりずっと難しいとか、ビジネスだけで使う特殊な英語表現があるとか思いがちです。
でも実際には、「ビジネス英語」という特殊な英語があるわけではありません。
ビジネス英語というのは、あくまで日常会話の延長線上にある、丁寧な英語表現に過ぎません。
日本語のことを考えてみてください。
日常会話で友達や家族と話すときに使う言葉と、職場で同僚や上司と話すときに使う言葉は、何が違うでしょうか?
職場で使う言葉は、友達や家族と使う言葉を丁寧にしたものですよね。
職場の会話:すみません。それを取ってもらえますか。
英語でも同じで、「ビジネス英語」という特殊な英語があるわけではなく、ビジネスの実践の場で使うのは、あくまで「丁寧な英語表現」です。
そうやろ。「ビジネス英語」っていう言葉は、たぶん出版社か何かが作った言葉じゃないかな。
本当に中学英語でビジネス英会話ができるのか?
ビジネス英語と言うと、TOEICで高得点を取れる人しか知らないような高度な文法・表現や、難しい単語を使う必要があるように思いがちです。
でも実際は、シンプルな単語と表現を使ってコミュニケーションを取るのが普通です。
これも日本の職場を考えてみると分かるかと思います。
上司や同僚と話すときに、特別難しい表現や言葉を使わないですよね。
もちろん、業界の専門用語は使いますが、それ以外は日常会話で使う表現とあまり変わらないはずです。
英語でも同じで、職場での会話だからと言って、難しい英語表現や単語を使うわけではありません。
あくまでシンプルな表現と日常的な単語、それに業界で使う専門用語の組み合わせで会話が成り立っています。
だから、中学レベルの英語を使いこなせれば、十分に実践的なビジネス英語を話すことができます。
ホンマに中学英語で大丈夫なんか?
ホンマに大丈夫や。
かしこまったプレゼンテーションのときは、ネイティブの人はもっと難しい表現を使うけど、普段の会話は簡単な表現を使うからな。
それに、プレゼンテーションでも難しい表現を使う必要はない。
シンプルで分かりやすい言葉で説明するのが一番や。
ビジネス英語を学べる本、これがおすすめ
書店の英語コーナーやネットで調べると、ビジネス英語を学べる本はたくさんあります。
その中で今回紹介するのは、『頻出ランキング順 中学英語だけで話せる ビジネス英会話』(勝木龍・福水隆介著)です。
本の中身はこんな感じです。
書店で売られているビジネス英語の本には、大きく分けて2種類あります。
1つ目は、職場での会話の例をたくさん集めた本です。
たとえば、『出社してから帰るまで ネイティブに伝わるビジネス英語700』(デイビッド・セイン著)では、以下のような英会話フレーズがたくさん紹介されています。
I'd like to take tomorrow off.
(84ページより)
英語初心者は、こういったビジネス英語フレーズをたくさん覚えたら英語を話せるようになると勘違いすることが多いようです(私もそうでした)。
でも実際は、ビジネス英語フレーズを大量に覚えても英語を話せるようにはなりません。
ですので、このタイプの教材は、英語初心者にはおすすめしません。
このタイプの本は、すでに英語を少し話せる人が、よりネイティブらしい自然な英語表現を知りたいときに使うと効果があります。
2つ目のタイプは、英語の表現パターンを学ぶタイプの本です。
『頻出ランキング順 中学英語だけで話せる ビジネス英会話』がこのタイプの本で、たとえば以下のように表現パターンを覚えることで、いろいろなことを言えるように練習します。
~するべきだと思われますか。
・・・
(中略)
・・・
その商品を注文するべきだと思われますか。
Do you think we should order the item?
彼に従うべきだと思われますか。
Do you think we should follow him?
(124ページより)
つまり、教材に書かれているのとは違う状況でも使える英語力が身に付きますので、実践のビジネスの場で英語を話すスキルが身に付きます。
実践的なビジネス英語の勉強法
書店に行けば、たくさんの英会話教材やビジネス英語の教材がありますが、具体的な勉強法が解説されている教材はほとんどありません。
勉強法が説明されている本でも、1ページか2ページにさらりと書かれているだけなので、ほとんどの学習者はその重要性に気づかずに読み飛ばしてしまいがちです。
『頻出ランキング順 中学英語だけで話せる ビジネス英会話』では、この勉強法を重視しているので、勉強法の解説だけで11ページが割かれています。
この本で説明されている「イメージ」を使って練習するというのは、実践的な英語力を付ける上で本当に重要なテクニックです。
本を見ながら英文を覚えただけでは、筆記試験でしか使えない英語力が身に付いてしまいますが、イメージしながら練習した英語は、実践の場で使える英語力になります。
ビジネス英語を勉強するからには、実践の場で使えなければ意味がないので、必ずイメージしながら覚えることをおすすめします。
詳しい勉強法についえは、無料の英語メール講座で説明しています。
この教材は、あなたの英語力でも大丈夫?
『頻出ランキング順 中学英語だけで話せる ビジネス英会話』は、中学レベルの英語でビジネス英語を使いこなす練習をするための本です。
ですので、中学英語が分からない人がこの教材で勉強しても知識が断片的になってしまい、せっかく覚えた英語表現を使いこなせないかもしれません。
少なくとも中学で習う文法を復習した上で、『頻出ランキング順 中学英語だけで話せる ビジネス英会話』に挑戦されることをおすすめします。
まとめ
ビジネス英語というと、日常英会話より難しいものと思いがちですが、実際は丁寧な英語表現に過ぎません。
丁寧な英語表現は、中学英語を練習すれば使いこなすことができます。
『頻出ランキング順 中学英語だけで話せる ビジネス英会話』では、学べるパターンは150パターンと限られていますが、日常英会話のレベルを抜け出して実践的なビジネス英語表現を学びたい人におすすめです。
『頻出ランキング順 中学英語だけで話せる ビジネス英会話』で学べる英語表現は、150パターンに限られています。
この教材に載っている表現以外に、何でも英語で言えるようになる超実践的な勉強法を無料メール講座で紹介しています。
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確かに、「ビジネス日本語」なんてないな。