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どんどん話すための瞬間英作文トレーニングの感想・レビュー

 2016/09/30 英会話
この記事は約 10 分で読めます。
瞬間英作文トレーニング

このコンテンツは、現役のプロ翻訳者であるアキラが、ネイティブの監修のもと、日常英会話で使う表現や勉強法をできるだけ分かりやすい言葉を使って説明するメディアです。


Amazon.comで英会話教材を探していると、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』が人気教材として表示されます。

でも、テレビCMなどで見かけることのない英会話教材なので

どんどん話すための瞬間英作文トレーニングってどんな教材なの?

他の英会話教材と何が違うの?

本当に効果があるのかな?

と疑問に思うかもしれないですね。

そこで今回は、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』とは、どのような英会話教材なのかを説明します

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、「英語を話すスキル」を伸ばすことに特化した英会話教材です。

もしかしたら、あなたの英語力を飛躍させる起爆剤になるかもしれないので、ぜひこの記事を最後まで読んで『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』とは何かを知ってください。

勉強してるのに英語を話せない理由

疑問に思う女性

日本人ならほぼ全員が、小学生か中学生のときに英語の勉強を始めますが、3年~6年間勉強しても英語を話せるようになる人はいません。

偏差値日本一の難関大学に合格した学生ですら、簡単な日常会話すらできないのです。

どうして、そんなことになったのでしょうか?

外国語の習得には2つの側面があります。
文法や語彙など未知のことを覚えて知識を広げていく学習的な側面と、学習で獲得した知識を、知識で終わらせずに自在に使いこなせるようにするトレーニングとしての側面です。
つまり「よくわかっていること」を「できること」に変えていくのです。

(『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』「はじめに」より)

このように語るのは、amazon.comで人気1番の英会話教材『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』の著者、森沢洋介氏です。

どんどん話すための瞬間英作文トレーニング

英語学習の2つの側面

学習的な側面 ⇒ 文法や単語を覚える
トレーニングとしての側面 ⇒ 覚えたことを「できること」に変える

日本の英語教育では、筆記試験で高得点を取ることを目的にカリキュラムが作られています。
そのため、「文法や語彙など未知のことを覚えて知識を広げていく学習的な側面」ばかりを重視してきました。

そして、「学習で獲得した知識を、知識で終わらせずに自在に使いこなせるようにするトレーニングとしての側面」は、完璧に無視されてきました。

従来の勉強法

知識を増やすための勉強 ⇒ たっぷり
覚えた知識を使いこなす練習 ⇒ なし

これこそが、いくら勉強しても英語を話せるようにならない一番の原因なのです。

今の勉強法ではスピーキングは上達しない

勉強をする女子高生

たくさんの単語と文法を覚えると、難しい英文でもなんとか読めるようになります。

でも、外国人と英語で話すときになると、せっかく覚えた文法も単語もまったく役に立たないことに気づいてビックリすることになります。

英語力の他の側面がかなりのレベルにある人でも、英語を話す能力だけが遅れてしまうことが多いものです。
受験勉強などで、抽象的で難解な英文を読み解く能力を身に付けていても、簡単な英文さえ、反射的には口から出てこない、あるいは相手が話す英語は大体わかる聴き取り能力はあるのに、自分が話すとなると上手くいかず、スムーズな会話が成立しないというフラストレーションは私自身が経験したことなのでよく理解できます。

(『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』9ページより)

従来の英語学習

中学や高校の入試や英検は文法重視だったけど、TOEICはもっと実践的な英語にフォーカスしているという意見もあります。

でも、TOEIC 900点になるまで努力しても英語を話すスキルはまったく伸びず、英会話はまったくダメという人は大勢います

そのために、スピーキング能力をテストするTOEIC(R) Speaking & Writing Testsという試験が新しく作られたくらいです。

つまり、TOEICを含めて、筆記試験で点数を取ることを目的とした従来の勉強法では、いくら頑張っても英語を話せるようにはならないのです。

アキラ

TOEIC対策の問題集で勉強したらTOEICの点数は上がるけど、スピーキングは上達しないということ。

TOEICみたいな試験とコミュニケーションの練習は別ものとして考えないとね。

発想の転換!英語脳の作り方

英語回路

過去何十年も続けられてきた英語の勉強法では、英語を話すスキルを身に付けることはできません。

発想を180度転換して、まったく違う勉強をする必要があるのです。

英文を考え込むことなく自動的に楽々と作り出す能力、いわば「英作文回路」は発想の転換をして必要なトレーニングをしさえすれば、ある程度の基礎知識がある人ならば比較的短期間で開発することができます。
これが本書で提案する、簡単な英文をスピーディーに大量に作っていく「瞬間英作文トレーニング」です。
(『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』「はじめに」より)

文法や単語を覚えることを重視した勉強法は、例えるなら自動車の運転を教科書から覚えるようなものです

でも、ハンドルやブレーキの役割、クラッチの使い方を教科書から覚えて、筆記試験で知識の定着度を確認しても、自動車を運転できるようにはなりません。

自動車を運転するスキルを身に付けるためには、実際に自動車を運転することを練習する必要があります。

英語もこれと同じで、英語を話すスキルを身に付けるためには、文法や単語の知識を増やすだけではなく、実際に英語を話す練習が必要なのです

そのためには、海外留学して英語を話す必要があると思いがちですが、それは違います。

簡単な英語すら話せない状態で海外留学しても、誰とも英語で会話ができないので英語は上達しません。

実際に、英語を身に付けるために海外留学しても、英語を話せないまま帰国する人は大勢います。

しかし、シンプルな英作文トレーニングを繰り返すことで、日本にいながらでも英語で話す能力を開発することは可能です

瞬間英作文のやり方

瞬間英作文のやり方

瞬間英作文とは、日本語文を見てすぐに英語で言う練習を繰り返すトレーニングのことです。

たとえば、以下のような日本語文を見て、すぐに声に出して英語で言います。

(1)あなたのお母さんの誕生日はいつですか?
(2)彼女はいつピアノを弾きますか?
(3)あなたのお父さんはいつ釣りに行きますか?

(1)When is your mother's birthday?
(2)When does she play the piano?
(3)When does your father go fishing?
(『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』58~59ページより)

最初は、上の例文に見られるように「いつ~ですか?」のように同じ文法パターンの文章だけをまとめて練習します。

それができるようになったら、「~する予定です」や「~しなければいけません」など、いろいろな文法パターンの英作文を混ぜて練習します。

このような練習をすることで、英語の文法パターンを体で覚えることができます。

つまり、頭の中に英語回路ができるわけです。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』の効果を10倍にするには

効果を出す方法

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、瞬間的に英作文して声に出して言うスキルを伸ばすのに効果的な教材です。

でも、一度や二度練習するだけでは効果はありません。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』の効果を十分に引き出すためには、体で覚えてしまい、考えなくてもパッと英語が出てくるまで繰り返し練習することが必須です。

これも、自動車の運転を例に考えると分かりやすいと思います。

運転の仕方を教科書から覚えて、その後で実際に自動車に乗って運転してみたとします。

このときに、アクセルやブレーキ、クラッチ、ハンドルの使い方などを確認し、一通り上手く使えたとします。

自動車の運転席

では、それで自動車の運転をマスターしたと言えるでしょうか?
自由自在に運転できるようになりますか?

そうではないですね。

たとえ一度は上手く運転できたとしても、次も上手く運転できるとはかぎりません。

まだ、運転の仕方を頭で理解しただけであり、体で覚えていないからです。

だから、自動車を自由に運転できるようになるためには、その後も繰り返し運転を練習する必要があります。

何度も何度も繰り返し運転して初めて、操縦方法を意識しなくても自由に運転できるようになるのです。

これは英語の場合も同じで、繰り返し練習して初めて、文法や単語を意識しなくても自由に話せるようになります。

瞬間英作文の効果を出すためには、そこまで練習する必要があります。

アキラ

もう1つ大切なのは、誰かと話しているつもりで練習すること。

外国人が目の前にいるつもりで練習するだけで、効果がぜんぜん違ってくる。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』のアプリ

application-girl-09

瞬間英作文トレーニングは、書籍を使って練習してもいいですが、スマートフォンのアプリを使って練習することもできます。

『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、AndroidとiPhone用のアプリが販売されています。

⇒ Androidアプリはこちら。

⇒ iPhoneアプリはこちら。

アプリを使ったからといって英語の上達が早くなるということはありません。

でも、教材を持ち運ぶ必要がなくなるし、人前で英語教材を開く必要がないので周りの目を気にせずに勉強できるというメリットがあります。

自由に英語を話せるようになるには

指と電球

この記事では『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』とは、どのような英会話教材なのかを説明しました。

瞬間英作文は、日本にいながら英語を話す能力を開発する方法としてとても効果の高い方法です。

その瞬間英作文トレーニングの教材の中でも、『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』は、入門者向けの教材としてとても人気があります。

これから英語の勉強を始めようという人にも、かなり勉強したけれどスピーキングが上達しないという人にもおすすめの教材です。

自由に英語を話せるようになる勉強法

瞬間英作文はとても効果ある英会話教材ですが、正しい勉強法を知らなければ効果を十分に引き出すことはできません。

言いたいことを自由に英語で言えるようになる勉強法について、メール講座で詳しく説明しています。

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ライター紹介 ライター一覧

アキラ

アキラ

株式会社トランス・ダイナミック代表取締役。原田メソッド認定パートナー。
ニュージーランドとアメリカで留学・就職を経験。中学生・高校生・社会人に英語指導をしたあと翻訳者として独立。TOEICは、試験勉強を一切せずに一発で940点。

現在は、翻訳事務所を運営しながら、英語学習者向けの情報配信、英会話教材の開発・販売、翻訳通信講座の運営を行っています。

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