「煽り運転をする」の英語
今日は、「煽り(あおり)運転をする」の言い方を紹介します。
私も一度、短い距離ですが煽り運転をされたことがあり、たいへん怖い思いをしました。
ちなみに、日本でも問題になっていますが、アメリカでは銃を使う暴力にまで発展することがあるので超危険です。
「煽り運転をする」の英語
【フレーズ】tailgate(煽る(あおる))
【例文】
A: I hate it when people tailgate me.
(誰かに煽られるの、嫌いだな。)
B: Yeah, it's really dangerous.
(そうだね、本当に危険だよね。)
A: I try to ignore them, but it's hard.
(無視しようとはするんだけど、難しいよ。)
【説明】
tailgateには、「別の車の後ろにぴったりついて走る」という意味があります。つまり、「煽り運転をする」という意味です。
これが発展するとroad rageになり、追いかけるだけでなく危険運転をしたり、暴力事件につながったりします。
アメリカでは怒ったドライバーが発砲事件を起こしたりしているので恐ろしい限りです。なお、tailgateには別の意味もあります。
たとば、セキュリティーカードを持っていないのに、誰かを追いかけて建物に入り込むことをtailgatingと言います。
また、切符を持っていないにもかかわらず、誰かの後ろについて電車の改札に入ることもそうです。
Tailgating in company buildings is a security risk.
(会社の建物で共連れをされるとセキュリティが犯されます。)
The station attendant stopped the boy who was trying to tailgate.
(駅の係員は、ただ乗りしようとしていた少年を止めました。)
【編集後記】
tailgateにピッタリの日本語は、まだ存在しないようです。
ビルなどのセキュリティキーをすり抜けることを「共連れ」と言うそうですが、たいていの人は、何のことかわからないですよね。
技術の発展とともに過去には存在しなかった言葉が必要になってくるので、翻訳者としては苦労するところです。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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