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some time、 sometime、 sometimesって何が違うの?意味と使い方を徹底解説

 2023/04/24 英会話
この記事は約 9 分で読めます。
sometimes I wet my pants

こんにちは。アキラです。

笑顔のアキラ

some time、sometime、sometimesって、何が違うかわかりますか?

どれも同じような英語表現に見えますが、実はそれぞれ意味が違います。

間違った使い方をしていると誤解される可能性があるので、正しく使い分けたいものですね。

この記事では、some time、sometime、sometimesの違いについて、Yuiさんが解説してくれます。

最後まで読めば、英会話のときにこれらを正しく区別して使えるようになりますよ。

Yui
こんにちは。ライターのYuiです。

あなたは下記の3つの語句の意味と使い方を知っていますか?

some time

sometime

sometimes

これらは”s”がついているかどうか、”some”と”time”の間にスペースがあるかどうかといった微々たる違いですが、意味や使い方が異なります。

この記事ではそれぞれの語句の意味と使い方をご紹介します。

読み終わる頃には、英会話のときにそれぞれの語句を正しく使えるようになるでしょう。

some timeの意味と使い方

some timeは「しばらく」「少しの間」という意味を表し、物事の期間・時間を表現する際に使用します。

Yui has lived in Melbourne for some time.
ユイはメルボルンにしばらく住んでいます。

She needs to find some time to talk with her husband.
彼女はご主人と話し合う時間を作る必要があります。

We spent some time shopping.
私たちは少しの間買い物をして過ごしました。

It will take some time to recover from this injury.
このケガが治るまでしばらくかかるでしょう。

We haven’t seen the dog for some time.
私たちはしばらくの間その犬を見ていません。

【応用】for some timeとfor a whileの違いは?

for some timeとfor a whileはいずれも「しばらく」という意味になる英語フレーズです。

大きな違いはありませんが、強いて言うのであれば、for some timeの方がfor a whileよりも少しフォーマルな表現であると言えます。

I wonder if you could wait for a while.
少しお待ちいただけますか。

I haven’t seen Jane for some time.
しばらくジェーンを見ていません。

sometimeの意味と使い方

次にsometimeについてですが、これは「いつか」という意味を表し、漠然とした近い未来を表します。

文末に置くことが一般的です。

そして” sometime soon”や” sometime in the (near) future”という英語フレーズで使用されることが多いので覚えておきましょう。

I’m going to start job hunting sometime.
私は近いうちに就職活動を始めるつもりです。

Sally is going to visit us sometime in September.
サリーは9月に私たちを訪ねに来る予定です。

Akane is going to study abroad in America sometime in the near future.
アカネは近い将来アメリカに留学に行く予定です。

I think we should go there sometime in winter.
私たちはいつか冬にそこに行くべきだと思います。

I hope I can see you sometime soon.
またすぐにあなたに会えますように。

【応用】sometime, someday, one dayの違いは?

「いつか」という意味を表す語句としてsomedayとone dayもありますが、sometimeとは少し使い方が異なります。

sometimeは近い未来で思いつきや個人的なことに対して「いつか」と使うことに対して、somedayは遠い未来や大きな出来事に対して「いつか」と表現したい時に使います。

Let’s get together sometime next month.
来月のどこかで集まりましょう。

I want to travel all over the world someday.
私はいつか世界中を旅行したいです。

次にsometimeとone dayの違いですが、「願望」の強さが異なります。

”sometime”は自然の流れで訪れる「いつか」というニュアンスがありますが、one dayの場合は強い願望や意思を表し「いつか」必ず実現させるといったニュアンスが込められていることが特徴です。

例文で確認しましょう。

I want to be rich and successful one day.
いつかお金持ちになって成功したい。

He said he would call me sometime tomorrow.
彼は私に明日のどこかで電話すると言いました。

sometimesの意味と使い方

sometimesは「時々」「たまに」と頻度を表す英語です。

文頭・文中(be動詞の後、または一般動詞の前)・文末に置くことができます。

また、“occasionally”と言い換えることも可能です。

I play tennis sometimes.
私は時々テニスをします。

Sometimes, my wife cooks Japanese food.
私の妻は時々日本食を作ります。

He smokes sometimes.
彼は時々タバコを吸います。

Melissa is absent from school sometimes.
メリッサは時々学校を休みます。

Robert visits his grandparents sometimes.
ロバートは時々祖父母を訪れます。

“some times”はあるの?

some time、 sometime、 sometimesの3つの語句を混同させて” some times”と表現する方がいますが、このような表現はありません。

「何回か」「数回」という意味になりそうに思えるかもしれませんが、” several times“や” a few (a couple of) times“を使用します。

+α “time”を用いた類似表現の意味と使い方

最後に”time”を用いた下記の2つの類似表現をご紹介します。

  • some other time
  • at times

これを機にぜひ覚えてしまい、英会話で活用しましょう。

some other time

some other timeで「いつか」という意味になり、sometimeと同じく未来を表す際に使用します。

Can we talk about this some other time?
この件についてまたいつかお話ししませんか?

Maybe some other time.
また今度ね。

at times

at timesで「時々」という意味を表し、sometimesと同じく頻度を表す際に活用します。

ちなみに、at とtimeの間にallを挟んで、at all timeにすると「いつも」という意味になり、alwaysと同義になります。

It snows in this area at times.
時々、ここでは雪が降ります。

She has a stomachache at times.
時々彼女はお腹が痛くなります。

some time、 sometime、 sometimesの意味をきちんと理解して使い分けよう!

今回の記事では、some time、 sometime、 sometimesのそれぞれの意味・使い方・文中での位置、そして類似表現をご紹介しました。

それぞれの特徴を簡単にまとめると下記のようになります。

  • some time「しばらく」「少しの間」
  • sometime「いつか」
  • sometimes「時々」「たまに」

これらの3つの語句を混同させてしまい”some times”と表現する方がいますが、このような表現はないので気をつけてください。

また、これを機に下記の2つの類似表現も覚えましょう。

  • some other time 「いつか」
  • at times「時々」

some time、sometime、sometimesはそれぞれ”s”がついているかどうか、”some”と”time”の間にスペースがあるかどうかという微々たる違いで、私たち英語学習者にとって悩ましい語句ではありますが、それぞれの意味をきちんと理解して使い分けましょう。

なお、ここで紹介したような表現の違いは、英語を話すうえでとても大切です。

でも、こうした表現を覚えただけでは、自由に英語を話せるようにはなりません。

自由に英語で意見を言えるようになるには、そのための “ある練習” が必要です。

この “ある練習” については、無料の英会話メール講座で公開しています。

詳しくは、こちらのページで確認してください。

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ライター紹介 ライター一覧

Yui

Yui

高校で英語教員として8年勤めた後、オーストラリアに留学し、モナッシュ大学院観光学部に入学。2021年に卒業した後、現地企業でマーケターとして勤務しました。現在はライターとしてオーストラリアで活動しています。

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