「チャンスはまたある」の英語:ポジティブになれるフレーズを学ぶ

英語で「チャンスはまたある」というメッセージを伝えたいですか?
失恋や失敗、不合格など、人生には予期せぬ終わりが訪れることがあります。
しかし、そんな時こそ次の始まりがあることを示唆する英語フレーズは、私たちを前向きにしてくれます。
今回は、「When one door closes, another door opens」という表現の使い方を解説します。

目次
「チャンスはまたある」の英語
【フレーズ】When one door closes, another door opens(チャンスはまたある)
【例文】
A: I didn’t get into my first-choice university…
(第一志望の大学に受からなかったよ…。)
B: I’m sorry to hear that.
But don’t worry, when one door closes, another door opens.
(それは残念だね。
でも大丈夫、チャンスはまたあるよ。)
A: Yeah, maybe I’ll find a better opportunity.
Thanks!
(うん、もしかしたらもっといいチャンスがあるかもね。ありがとう!)
【説明】
「When one door closes, another door opens」は、文字通りには「ひとつのドアが閉じても、別のドアが開く」という意味ですね。
これが転じて「ひとつのチャンスを失っても、新しいチャンスが訪れる」という意味になります。
A: I broke up with my boyfriend…
(彼氏と別れちゃった…。)
B: I’m sorry to hear that.
But remember, when one door closes, another door opens.
(それはつらいね。でも、チャンスはまたあるよ。)
A: Yeah, maybe I’ll meet someone even better.
Thanks for cheering me up!
(うん、もしかしたらもっと素敵な人に出会えるかも。
励ましてくれてありがとう!)
同じような意味で、
「When one chapter ends, another begins」
「ひとつの章が終わると、別の章が始まる。」
という言い方もあります。
ある出来事や人生の一つの段階が終わると、新しい段階が始まるという意味です。
「チャンスはまたある」の英語まとめ
今回の記事では、「チャンスはまたある」という希望のメッセージを英語で伝える際に、「When one door closes, another door opens」がいかに力強い表現であるかを見てきました。
このフレーズは、ある終わりが新たな始まりを告げるという、前向きな真実を示唆しています。
また、「When one chapter ends, another begins」という類似表現も、同じように前向きな気持ちを伝えるのに役立ちます。
人生の節目や困難な状況に直面した時、これらの英語フレーズを使って、自分自身や大切な人を励ましてください。
【編集後記】
「帰国子女ってうらやましいな」
英語も日本語もペラペラで、発音もネイティブ並み。
そんなイメージ、ありますよね。
でも、実際に帰国子女の人と話してみると、必ずしもそうではないことがわかります。
英語も日本語も話せるけれど、どちらかが中途半端だったり、両方が中途半端になってしまうケースも多いのです。
帰国子女の人は発音が自然なので、周りから見ると英語も日本語も完璧に思えます。
でも、少し複雑な話になると、理解できなかったり、文章を読むのに苦労したりすることも。
本人もそれを自覚しているため、「どちらの言語も完璧ではない」というストレスを抱えることがあるのです。
言葉には、
「生活言語」と「学習言語」があります。
生活言語とは、日常生活で自然に身につく言語能力のこと。
海外に住めば1~2年で話せるようになります。
「海外に引っ越したら、子どもがすぐに英語ペラペラになった」というのは、この生活言語が身についたから。
一方、学習言語とは、学校の勉強や読書を通じて身につく能力。
抽象的なことを理解し、論理的に表現する力です。
これは自然には身につかず、5年以上の学習が必要と言われています。
帰国子女の人が学習言語を十分に習得していない場合、
「話せるけど、読めない・書けない」
という状態になってしまうのです。
日本で生まれ育った私たちは、日本語の学習言語をしっかり学んでいます。
でも、英語についてはどうでしょう?
多くの人が、生活言語を身につける前に、学習言語ばかり勉強しているのです。
本来、言語はまず生活言語を習得し、その後で学習言語を学ぶのが自然な流れ。
でも、日本の英語教育では最初から学習言語を重視。
そのまま学習を続けているから、いつまで経っても「話せる」ようにならないのです。
もし英語を話せるようになりたいなら、学習方法を見直して、生活言語を意識した学習に切り替える必要がありますね。
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。
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