今日のフレーズ

「What else could someone ask for?」で伝える「それで十分だ」という満足感

それで十分だ

最高の状況や体験をしたとき、「これで十分満足だよ!」「それで十分だ」と心から感じますよね。

英語でこの満たされた気持ちを表現するときに便利なのが「What else could someone ask for?」というフレーズです。

この記事では、友達や家族との会話でどのように使えるのかを例文とともに紹介します。

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「それで十分だ」の英語

【フレーズ】What else could someone ask for?(それで十分だ・他に求めるものはない)

まずは、 今日のフレーズを音声で確認しましょう(オーディオ2つで約215秒)。

オーディオを聞いたら、続きを読み進めてください。  

【例文】

A: We have good food and great music at this party.

(このパーティー、おいしい食べ物と最高の音楽があるね。)

B: Yeah, and all our friends are here!
 What else could I ask for?

(うん、それに友達もみんなここにいるしね!
 それで十分だよ。)

A: You're right!

(そうだね!)

【説明】

what else could someone ask for?は

「これ以上何もいらない!」

「これで十分満足だよ!」

という意味の、とても満足している気持ちを表すカジュアルな表現です。

基本的には、友達や家族など、親しい人との会話で使われます。

ビジネスの場や、あまり親しくない人に対して使うと、少し不自然に聞こえることがあるので注意しましょう。

A: This coffee is so good, and the view from here is amazing!

(このコーヒーすごくおいしいし、ここからの眺めも最高だね!)

B: Yeah, what else could we ask for?

(うん、これ以上何もいらないね!)

A: That's true!

(そうだね!)

同じ意味で「What else could we want?」とも言えます。

「それで十分だ」の英語まとめ

この記事では、「それで十分だ」という気持ちを伝える英語フレーズ「What else could someone ask for?」と、類似表現である「What else could we want?」を紹介しました。

どちらの表現も、心からの満足感を伝えるのに役立ちます。

例文を参考に、カジュアルな会話で使ってみてください。

【編集後記】

あなたは、「自分探しの旅」って聞いたことありますか?

テレビなんかで、二十歳前後の若者がこう言うシーン、よくありますよね。

「これまで親や先生の言うとおりに勉強ばっかりしてきたけど…

ふと立ち止まったとき、自分が何をしたいのか分からなくなったんです。」

「このままじゃいけない。

旅に出て、自分を見つけてこよう!」

そんなセリフを聞くと、

「素晴らしい志だな」

と思う人もいるかもしれません。

実は私自身、ニュージーランドに留学したとき、メインの目的は「英語を身につけること」だったんですが…

心のどこかで、「自分探し」もしていた気がします。

だから、「自分探し」を全否定するつもりはありません。

ただし、正直に言うと…

10人中8人くらいは、何も見つけられずに帰ってくる。

そんな印象を持っています。

旅の途中では、新しい経験がたくさんできます。

刺激もあるし、感動することもある。

でも…旅が終われば、また元の生活。元の仕事。

「で、自分はどうしたいんだっけ?」

という問いに答えられないままなんですよね。

でも、ごく一部。

10人中1〜2人くらいは、旅の途中で何かに出会います。

「これ、面白い!」

「もっとやってみたい!」

と感じるものに。

そういう人たちは、そのまま自分の道を進み始める。

このケースは、自分探し大成功!ですね。

とはいえ…

この「成功率」、あくまで私の体感です。

でも、これまでに出会った人たちを思い返すと、そんなにズレていない気がします。

さて、ここで一つの疑問。

どうして、多くの人が「自分探し」に失敗するのか?

それはきっと、「自分」は探すものじゃないからです。

むしろ、「自分」というのは、自分で作り上げていくもの。

多くの人が期待しているのは、旅の途中で「やりたいこと」が“偶然”見つかること。

でも、そんなラッキーがあるのはごくわずか。

さらに言えば、

「旅をすれば環境が変わって、何かが変わるかも」

という“他力本願”な気持ちも、少なからずあるんじゃないでしょうか。

だから、見た目はアクティブでも、実際には「受け身の行動」になってしまっていることが多いんです。

じゃあ、どうすればいいか?

場所なんて関係ありません。

必要なのは、「自分と向き合う時間」。

・自分は何をしたいのか?

・どんな自分になりたいのか?

しっかり考えて、そのために何をすればいいかを決める。

そして、それを一つずつ実行していく。

それが、ほんとうの「自分をつくる」ってことなんじゃないかと思います。

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