誰かが何かをうまくできた時、「それでいいよ!」「その調子!」と励ましたり、褒めたりしたいとき、英語で何と言えばいいのでしょうか。
日本語の「それでいいよ」には、様々な感情が込められています。
今回は、ネイティブがよく使う"There you go"という表現に焦点を当て、その意味と使い方を例文と一緒にわかりやすく紹介します。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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「それでいいよ」の英語
【フレーズ】There you go(それでいいよ。いい感じ。その調子。)
【例文】
A: I'm trying to learn this new dance move, but it's so difficult.
(この新しいダンスの動きを覚えようとしてるんだけど、すごく難しいんだ。)
B: Show me what you've got.
(見せてみて。)
A: Okay, like this…
(わかった、こんな感じで…)
B: There you go! You're getting it!
(それでいいよ!できてるよ!)
【説明】
「There you go」は、相手が何かを成し遂げた時や、良い結果を出した時に、「それでいいよ」「その調子!」「やったね!」
と励ましたり、褒めたりする時に使われるます。
Mom: Try to keep your balance…
(バランスを取るようにしてごらん…)
Child: I’m doing it! I’m riding!
(できてる!乗れてるよ!)
Mom: There you go! That’s it! You got it!
(その調子!そう、それだよ!できたね!)
「それでいいよ」の英語まとめ
「それでいいよ」を意味する"There you go"は、相手の努力や成果を認める際に非常に役立つ英語フレーズです。
この言葉一つで、「その調子!」や「やったね!」といったポジティブな気持ちを伝えることができます。
ぜひ、今日の会話から使ってみてください。
【編集後記】
あなたは、英語の上達を妨げる「ある習慣」、心当たりありませんか?
実はこれ、多くの人が無意識のうちにやってしまっているんです。
その習慣とは…
「完璧主義」
以前にも少しお話しましたが、今回はもう少し深掘りしてみましょう。
海外に行って、いろんな人と話していると気づくことがあります。
それは、「あまり勉強していないのに英会話が上手な人」が意外と多いこと。
共通点はシンプル。
とにかく、よくしゃべる。
一方で、真面目に勉強している人ほど、「正しく話さなきゃ」と思ってしまって、なかなか口を開けません。
結果的に、おしゃべりな人の方がどんどん上達していくんです。
もちろん、間違いだらけの英語では損することもあります。
だから私がおすすめしているのが、この2ステップ↓
1. 勉強するときは、文法をしっかり意識する
2. 会話のときは、文法をいったん忘れて自由に話す
この切り替えができれば、ミスを恐れずに話せるようになり、しかも正しい英語も徐々に身についていきます。
でも実は、上達を妨げる習慣はもうひとつあります。
それが…
「言葉のニュアンスの違いにこだわりすぎること」
たしかに、
「この単語とあの単語のニュアンスの違いって…?」
気になりますよね。
わかります。
でも、正直なところ少しぐらい違っても、ちゃんと意味は通じます。
むしろ、そういった違いに時間をかけすぎるよりも、まずはもっと重要な基礎や会話の練習に時間を使った方が効果的です。
だって、まだ英語が自由に話せない状態でニュアンスを気にしても、そもそも使いこなせないですし、記憶にも定着しづらいですから。
まずは、「ざっくりでも話せる」状態を目指すこと。
細かいことは、そのあとでいくらでも修正できます。
英会話は、完璧であることよりも、まず通じることが大切。
あなたももし、
「完璧に言おう」
「細かい違いを理解しなきゃ」
と感じていたら、ちょっとだけそのこだわりを手放してみてください。
きっと、英語がもっと気軽に、もっと楽しくなるはずです!
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 "ある練習" が必要です。
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