誰かに励まされたり、助け舟を出してもらったりしたとき、「心強いな」と感じることはありませんか?
そんな安心した気持ちを英語で伝えたい時にぴったりのフレーズがあります。
それが「that's reassuring」です。
この記事では、このフレーズの使い方を例文を交えて紹介します。
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「心強い」の英語
【フレーズ】that's reassuring(心強い)
【例文】
A: I'm a bit worried about my test tomorrow.
(明日のテスト、ちょっと心配だな。)
B: Don't worry!
I can help you study tonight.
(心配しないで!
今夜、勉強を手伝ってあげられるよ。)
A: Oh, thank you so much!
That's really reassuring.
(ああ、本当にありがとう!
それはすごく心強いよ。)
【説明】
「that's reassuring」は、「それは心強いね」「安心するね」という意味で使われる表現です。
不安な気持ちがあるときに、誰かの言葉や状況を聞いて安心したときに使うことができます。
カジュアルな場面でもフォーマルな場面でも使うことができます。
A: I'm concerned about the new project's deadline.
(新しいプロジェクトの締め切りが心配です。)
B: Our team has extra staff available. We can support you.
(私たちのチームには追加のスタッフがいます。サポートできますよ。)
A: That's very reassuring to hear.
Thank you.
(それはとても心強いです。ありがとうございます。)
別の表現としては「That’s a load off」(ほっとしたよ。/肩の荷が下りたよ。)があります。
重い荷物を下ろすイメージです。
A:I hear your daughter got into her favorite university.
(娘さん、第一志望の大学に合格したんですってね。)
B:Yes, it is a real load off.
(はい、本当にほっとしましたよ。)
「心強い」の英語まとめ
「that's reassuring」は、不安な状況から安心した気持ちへ変わった時に使える、便利な英語表現です。
この記事で紹介した例文のように、日常会話やビジネスシーンでこのフレーズを自然に使うことで、あなたの英語力はさらに向上します。
また、「ほっとしたよ」という「That’s a load off」という表現も合わせて覚えておくと、さらに表現の幅が広がります。
【編集後記】
今日は、以前読者の方からいただいた「単語の覚え方」についてのご質問にお答えしたいと思います。
実は、似たような疑問を持っている方、多いんじゃないでしょうか?
以下がその質問内容と私の回答です。
■質問1:
単語を例文ごと覚えるといいと聞きましたが、単語帳の例文がちょっと硬くて理解しにくいです…。
それでも繰り返していけば、英会話などで活かせるようになるでしょうか?
▼回答:
結論から言うと、硬くて理解できない例文は使えません。
英会話で本当に使いたいなら、自分のレベルで理解できる例文を選んで覚えることが大事です。
「分かる=使える」が第一歩なんですよね。
■質問2:
難しい例文に出会ったとき、自分で例文を作るのは時間がかかりますし、そもそも自分には例文を作る力がない気がします…。
▼回答:
その気持ち、よく分かります。
でも大丈夫!
今はいいツールがあります。
英和辞典を引くか、Googleで検索すれば例文はたくさん出てきます。
検索するときのキーワードはこんな感じです:
単語+例文
単語+使い方
例:
「contribution 例文」
「contribution 使い方」
こうやって探してみると、自分に合った例文が見つかるはずです!
もっと簡単なのはChatGPTやGeminiなどのAIを使うことです。
この単語を含む例文を作って。
と頼むだけで、さらりと例文を作ってくれます。
■質問3:
単語帳の例文だけを覚えれば、文法や英文解釈の勉強は必要ないですか?
▼回答:
残念ながら、それでは不十分です。
文法は文法として、ちゃんと学ぶ必要があります。
例文だけでは土台がグラグラになってしまいますからね。
■質問4:
単語帳のすみっこに書かれている名詞形・形容詞形・類義語なども、例文を作って覚えた方がいいですか?
▼回答:
そこまでやらなくてOK!
さっと目を通しておくだけで十分です。
余力があれば例文を作ってもいいですが、必須ではありません。
ここまでが質問への回答です。
さて、質問2の「自分で例文を作るのは時間がかかる」
「作る力がないかも…」というコメント。
実は、これがとても大事なポイントです。
まず、「時間がかかる」ことについて。
確かに時間はかかります。
でも!
例文を自分で作ることこそが、英語力アップの一番の近道なんです。
その時間は、ムダじゃなくて「未来のあなたへの投資」です。
次に、「自分には例文を作る力がない」という点。
大丈夫、最初はみんなそう思います。
でも、例文を作ろうとすることで、自然とその力が育っていきます。
つまり、「できるようになってからやる」のではなく、「やるからできるようになる」んです。
もちろん、まだ超初心者で
「何もわからない…」
という段階なら、まずは辞書や教材に載っている例文を使ってOK。
でも、そのときも、ちょっとした工夫をしてみてください。
たとえば、例文の登場人物の名前を、家族や友達の名前に変えてみる。
それだけで、その英文がグッと「自分のもの」になります。
覚えやすくなるし、使いやすくもなります!
単語の暗記を、ただの「作業」にしない。
それが、英語を「自分の言葉」に変えるコツです!
もっと自由に英語を話せるようになるには
お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 "ある練習" が必要です。
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