「それは好都合だ」の英語フレーズ”That’s a plus for me”を使いこなそう

それは好都合だ

英語を学ぶ中で、「これは便利だな」「それは好都合だ」と思うことを表現したい場面はありませんか?

今回の記事では、まさにそんな時に役立つ英語フレーズ「That's a plus for me」とその関連表現「That's a boost for me」を紹介します。

例文を通して、自然な英語表現を習得し、英会話力をアップさせましょう。

アキラ
アキラ

英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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「それは好都合だ」の英語

【フレーズ】That's a plus for me(それは好都合だ)

【例文】

A: I heard they're offering free coffee and snacks in the break room now.

(休憩室で無料のコーヒーと軽食を提供するようになったらしいよ。)

B: Really? That's a plus for me. 
 I always get hungry and need a pick-me-up in the afternoon.

(ほんとう?それは私にとって好都合だわ。
 私は午後になるといつもお腹が空いて、元気を出したいと思っていたの。)

※pick-me-up:元気を回復させるもの

A: Yeah, it's a nice perk, isn't it?

(そうだね、それはいい特典だよね。)

※perk:特典

【説明】

「That's a plus for me」 は、自分にとって都合の良い状況や、利益になることに対して、感謝の気持ちや喜びを表現する際に使うことができます。

A: We're moving the office downtown. 
 It will be closer to public transportation. 

(オフィスをダウンタウンに移転します。
 公共交通機関に近くなります。)

B: That's a plus for me.
 My commute will be much shorter. 

(それは私にとって好都合です。
 通勤時間が大幅に短縮されます。)

同じ意味で、「That’s a boost for me.」があります。

boostには「応援、後押し」という意味があります。

The fact the new employee speaks Chinese is a boost for the company.

(新しい社員が中国語を話せるという事実は、会社にとって大きな強みです。)

「それは好都合だ」の英語まとめ

「それは好都合だ」と感じたときに、すぐに口から出る英語表現として、「That's a plus for me」「That's a boost for me」をぜひ活用してください。

どちらも自分にとって良い状況や利益を表現する際に役立ちます。

実際に声に出して練習し、あなたの英語表現の引き出しに加えてみましょう。

【編集後記】

小学4年生のころ、私はサッカー少年団に入っていました。

といっても、特にサッカーが好きだったわけではなく、友達が入っていたので「僕もやってみようかな」と思っただけでした。

練習の中で、リフティングというものがあります。

リフティングとは、足や太もも、頭を使ってボールを地面に落とさずに蹴り続ける練習です。

サッカーでは基本的な練習ですが、実際にやってみると意外と難しいものです。

1回目は簡単に蹴れても、2回目、3回目となるとボールがあさっての方向に飛んでいってしまう。

何度挑戦しても、続けて蹴ることができませんでした。

「これ、どうやったら上手くなるんだろう?」

そう思っていると、監督に言われたのはシンプルな一言。

「ひたすら練習するしかないんだよ」

…結局それか、と思いました(笑)。

もちろん、技術的なポイントやフォームのコツはあります。

でも、どれだけ知識があっても練習をしなければ身につかないんですよね。

当時の私は、その「当たり前」のことが分かっていませんでした。

リフティングに3回ほど挑戦して、できなかったからすぐにやめてしまったんです。

せっかく母におねだりして買ってもらったサッカーボールも、すぐに部屋の隅に転がったまま。

「自分には無理だ」

そんなふうに思ってしまったんですね。

振り返ってみると、あのときは、

・誰でも最初はできない

・練習すれば少しずつ上達する

・長く続けた人が上手になれる

という当たり前のことを知らずに、ただ「できない自分」が嫌でやめてしまったんだと思います。

下手な姿を人に見られるのが恥ずかしい。

できない自分にイライラする。

今なら、あのとき簡単に諦めたことのほうがよっぽど恥ずかしいと思います。

この話を思い出したのは、最近、英会話を始めたばかりの方からこんなメッセージをいただいたからです。

「英文を作ろうとしても、全然出てこないんです」

「文章を考えるのに時間がかかりすぎて、これじゃ会話にならない気がします」

お気持ちはとてもよく分かります。

でも考えてみてください。

今まで英語で文章を作った経験がなければ、最初はできなくて当然です。

むしろ、いきなりスラスラ作れたらびっくりです。

少しずつ慣れてくると、短いフレーズなら浮かぶようになりますが、最初は時間がかかって当たり前。

今は「うまくできない」というより、「これからできるようになる途中」なんです。

できないことをできるようにするのが勉強であり、練習の目的そのものです。

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お決まりフレーズを言うだけでなく、自分の言葉で英語を話せるようになるには、 “ある練習” が必要です。

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