英語の習得に必要な期間は?最短にする方法を紹介します
英語を習得するのに、どれくらいの期間がかかるのか、誰もが知りたいことだと思います。
海外留学してほんの数か月で英会話ができるようになったという話を聞くこともあれば、10年も勉強しているのに話せないという人もおおぜいいいます。
ずいぶんと個人差が大きいですね。
そこで、この記事では、
- 英語を習得するのにどれくらいの期間が必要なのか
- どうすれば最短で習得することができるのか
についてお話しします。
英語を習得するには何年かかるのか?
日本人なら誰でも小学生か中学生から英語の勉強を始めます。そして、社会人になっても勉強を続けている人もおおぜいいます。
つまり、最低でも3年以上は英語を勉強しているはずですが、英語を習得できる人はあまり多くないようです。
では、英語を習得するのはそんなに難しいことなのかというと、実はそうでもありません。
正しい方法で勉強すれば、たいていの人は1年か2年で日常会話ができるようになります。
学校で英語を勉強しても英語を話せるようにならないのは、英語を話すことではなく、筆記試験を目的としたカリキュラムが組まれているからです。
そして、英会話スクールに行っても話せるようにならないのは、指導がよくないからです。
もし仮に、半年で英語を話せるようになったら、生徒は半年で英会話スクールをやめてしまいますよね。
でも、スクールとしては、生徒がやめてしまうとお金がもうかりません。だから、
- 楽しみながら勉強できる
- そこそこ達成感がある
- でも、あまり上達しない
という授業を提供しているスクールがたくさんあるのです。
とても残念ですが、生徒が求めること(英語を話せるようになること)と、英会話スクールが求めること(利益を上げること)は必ずしも一致していません。
もちろん、熱心に指導している英会話スクールもたくさんあるので、英会話スクールにいくときは、そういうスクールを見つけることが重要です。
社会人でも大丈夫?
英語など言語を自然に習得できる年齢は、12歳~13歳くらいまでということが研究の結果として明らかになっています。
ですので、社会人になってから「赤ちゃんや子供と同じ方法で英語を身に付ける」ということはできません。
海外に移住した家族で、子供だけ英語を話せるようになって、親はいつまでたっても英語を話せないという話をよく耳にします。
これは、親は、言語を自然に習得できる年齢を過ぎてしまったことが一番の原因です。
でも、自然には習得できなくても、学習を通じて身に付けることはできるので、今何歳であろうと英語習得をあきらめる必要はありません。
しかし、受験やTOEICの勉強のような方法で勉強しても英語は上達しないので、以下の点に気を付ける必要があります。
文法の勉強
中学で習うレベルの文法をさっと勉強します。文法というのは、単語をどの順に並べればいいかをまとめたものです。
日本語と英語では、以下のように言葉を並べる順序がまったく違います。
主語(私は)+ 目的語(学校に)+ 動詞(行く)
英語:
主語(私は)+動詞(行く)+ 目的語(学校に)
こういった言葉の順序を学んでおくと、カタコト英語ではない正しい英語を話せるようになります。
なお、受験のときのように細かいルールを暗記する必要はありません。
書店で売られている基礎文法の本から、分かりやすい本を選んで読み、内容を理解できればOKです。
スピーキング
文法をざっくりと理解できたら、できるだけたくさん話す練習をします。
話す練習といっても、いきなり外国人と話すのではなく、瞬間英作文の練習をたくさんします。
瞬間英作文というのは、日本語文を見て、すぐに英語で言う練習のことです。
たとえば、
「猫はテーブルの下にいます」
という日本語文を見て、すぐに
The cat is under the table.
と英語に訳し、声に出して言うという練習をたくさんします。
瞬間英作文の練習をすることで、頭で理解しただけだった英文法を体で覚えることができます。
そして、外国人と英語で話すときに、正しい文法でパッと言葉が出るようになります。
もっと詳しい方法については、以下のページのステップ2で説明しています。
リスニング
リスニングは、ただ英語オーディオを聞いているだけでは、あるレベルの達したところで上達しなくなってしまいます。
でも、以下の練習を取り入れると、意外なほどスイスイと上達します。
- 英語の音の変化を学ぶ
- 精聴と多聴の両方を練習する
長時間、オーディオを聞いているだけでは、あまり上達しないので効果の出る練習法を取り入れることが重要です。
リスニングの練習法について詳しくは、以下のページで説明していますので参考にしてください。
発音
大人になってから英語を練習する場合、発音はなかなかの強敵です。英語には、日本語には存在しない音がたくさん存在するからです。
でも、重要ポイントを押さえて練習すれば、ネイティブに十分に通じる発音を身に付けることができます。
以下のページに、発音を練習するポイントをまとめています。参考にしてください。
大人になってからでは、ネイティブと同じ発音を身に付けるのは難しいやろな。
たぶん、発音指導の専門家の指導を受ける必要があると思うで。
お金と時間が十分にあるんやったら挑戦したらええけど、国際会議の通訳を目指してるんでないなら必要ないやろなあ。
それよりも、ネイティブに問題なく通じるレベルの発音を目指す方がええわ。
英語の勉強を始めたばかりの人に、ネイティブと同じ発音で話せるようになりたいと言う人が多いみたいや。
でも、ある程度の年齢を過ぎてからネイティブと同じ発音を身に付けるには、かなり困難や。
留学なしでも大丈夫?
英語を身に付けたいと思ったときに、「とりあえず1年くらい海外留学すれば話せるようになるだろう」と考える人はおおぜいいます。
でも、それは事実ではありません。1年くらい海外留学しても、ほとんど英語を話せない人はおおぜいいます。
逆に、海外留学せずに、日本で仕事をしながら英語を勉強して、英語を話せるようになる人もいます。
その違いは、日本に住んでいるか外国に住んでいるかではなく、どのように英語を勉強するかにあります。
正し方法で勉強すれば、日本にいながらでも英語は習得することができます。
英語を習得する勉強方法
学校の英語の授業のような筆記試験対策の勉強法や、TOEICで高得点を取るための勉強法で勉強したり、とりあえず英会話スクールや海外留学に行っても、英語を話せるようにはなりません。
社会人になってから英語を習得するには、社会人のための勉強法で勉強することが必須です。
詳しい勉強法については、無料メール講座で説明していますので、ぜひ参加してください。
要らなくなったらいつでもキャンセルできるから、気軽にどうぞ。
上のページを見て練習したら、ネイティブみたいに発音できるようになるんか?