誰かに大きな助けを借りて「お世話になりっぱなしだ」と感じたことはありませんか?
英語ではどのように伝えれば良いのでしょうか。
今回は、そんな感謝の気持ちを伝えるのにぴったりのフレーズ、"owe someone a lot"をご紹介します。
この表現を覚えて、心からの感謝を伝えられるようになりましょう。
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「お世話になりっぱなし」の英語
【フレーズ】owe someone a lot(お世話になりっぱなし)
【例文】
A: Your presentation today was amazing!
(今日のプレゼンテーションは素晴らしかったよ!)
B: Thanks!
You really helped me a lot with preparing the materials.
I owe you a lot for that.
(ありがとう!
資料の準備ですごく助けてもらったからね。
君はお世話になりっぱなしだよ。)
A: Don't worry about it.
I was happy to help.
(気にしないで。 手伝えて嬉しかったよ。)
【説明】
「owe someone a lot」は、「〜に多くの借りがある」「〜にお世話になりっぱなしだ」という意味です。
友達同士や家族など、親しい間柄でよく使われる表現で、少しカジュアルなニュアンスがあります。
A: I heard you got the scholarship!
That's fantastic!
(奨学金をもらえたって聞いたよ!すごいね!)
B: Yeah! Professor Smith wrote a great recommendation letter for me.
I owe him a lot.
(うん!スミス教授が素晴らしい推薦状を書いてくれたんだ。
彼には本当に感謝しているよ。)
A: That's wonderful.
(それは素晴らしいね。)
この強調版として「owe someone everything」があります。
My parents made so many sacrifices so I could go to university.
I owe them everything.
(両親は私が大学に行けるように、本当にたくさんの犠牲を払ってくれました。
私は本当に両親に感謝しています。)
「お世話になりっぱなし」の英語まとめ
今回は、「お世話になりっぱなし」を英語で伝える"owe someone a lot"というフレーズをご紹介しました。
この表現は、ただ「ありがとう」と言うだけでなく、相手の助けがどれほど大きかったかを伝えることができます。
ぜひ、この記事で学んだ例文を参考に、実際の会話で使ってみてください。
【編集後記】
文法知識と英会話スキルの間には、大きな隔たりがあります。
文法というのは知識です。
これに対して、英会話はスキルです。
英会話は知識でするものだと思いがちですが、実はスキルなのです。
知識とスキルの違いをおおまかに言うと、知識は頭で覚えるもので、スキルは体で覚えるもの、ということ。
そして、英会話の場合、知識という土台があったうえで、初めてスキルを身につけることができます。
十分な知識なくして英会話を練習しても上達しません。
ですので、最初に知識(文法や単語)が必要なわけです。
でも、残念なことに、知識(文法)を身につけてすぐにスキル(英会話)の練習をしようとしても、うまくいきません。
文法をしっかり勉強した人でも、英会話スクールに行っても会話がなかなか上達しないことから想像できるのではないでしょうか?
これは、頭で覚える知識と体で覚えるスキルの間には、大きな隔たりがあるからです。
ですので、この隔たりを埋めるための練習をする必要があるわけですね。
その方法については、また後日お話ししようと思います。
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