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mind over matter で困難に打ち勝つ!「精神力で乗り切る」の英語表現を紹介

精神力で乗り切る

仕事やスポーツなどで、困難な状況に直面したとき、「精神力で乗り切る」ことが求められる場面があります。

この記事では、「心の力が物理的な問題に打ち勝つ」というこの考え方を表現するのに最適な英語フレーズ "mind over matter" に焦点を当てて、そのニュアンスと使い方を分かりやすく解説します。

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「精神力で乗り切る」の英語

【フレーズ】mind over matter(精神力(気力)で乗り切る・気持ちの持ちよう)

まずは、 今日のフレーズを音声で確認しましょう(オーディオ2つで約18秒)。

オーディオを聞いたら、続きを読み進めてください。  

【例文】

A: I don't think I can finish the race.

(レースを完走できる気がしない。)

B: It's all about mind over matter.
 You can do it!

(精神力で乗り切るのよ。あなたならできる!)

A: You're right.
 I'll try my best!

(そうだね。ベストを尽くすよ!)

【説明】

mind over matterは

「精神力で乗り越える」

「気持ちの持ちよう」

といった意味で、心の力が体や困難な状況に打ち勝つ、という考え方を表す表現です。

「mind」は「心・精神」

「matter」は「物質・物理的なもの」

という意味があります。

直訳すると「物質より精神が勝つ」というようなイメージです。

カジュアルな言葉なので、友達、家族、同僚など親しい人との会話に向いています。

A: I'm not sure we can finish this project on time.

(このプロジェクト、スケジュール通りに終えられるか自信がないよ。)

B: It's mind over matter now.
 Let's push through!

(今は精神力で乗り切るしかないわ。
 頑張ってやり遂げましょう!)

A: You're right.
 We can do it if we work together.

(そうだね。協力すればできるはずだ。)

同じ意味で「It’s all in your head」とも言えます。

Whether I can finish the race or not is all in my head.

(レースを完走できるかどうかは、すべて自分の気の持ちようだ。)

「精神力で乗り切る」の英語まとめ

本記事では、「精神力で乗り切る」という意味を持つ英語フレーズ "mind over matter" の使い方を紹介しました。

この表現は、困難を乗り越えるときの励ましとして非常に強力です。

「すべては自分の気の持ちようだ (It’s all in your head)」という表現も合わせて活用し、親しい人との会話で気持ちを前向きに伝えましょう。

【編集後記】

あなたは、暗記が得意ですか?

多くの人が「いや、苦手です」と答えるんじゃないかと思います。

実は、私も昔はそうでした。

中学生のころなんて、英単語を覚えるのが本当に苦痛で…。

でも、今ではわりと簡単に覚えられるようになったんです。

もちろん、英語に慣れてきたというのもあると思いますが、それだけじゃありません。

「覚え方のコツ」

を知っているかどうか。

これが、思っている以上に大きな違いを生みます。

というわけで、今日はその中でも特に効果が高いと思う方法をひとつ、ご紹介します。

それは…

「忘れれば忘れるほど、覚えられる」

ということ。

なんだか矛盾してるように聞こえますよね。

でも、これは本当なんです。

人の記憶って、「覚えよう」とするよりも、「思い出そう」とすることで、より定着しやすくなるんです。

たとえば、英単語を覚えるときに…

単語帳をじーっと見つめて、1ページずつ完璧に覚えようとするよりも、まずはザーッと10ページ分に目を通して、それを「思い出す」ことを何度も繰り返す方が、ずっと記憶に残るんです。

つまり、

覚える → 思い出す → 覚える → 思い出す

という流れを、何度も回す。

このサイクルを回すことが、記憶を定着させるカギなんです。

具体的に言うと、こんな感じ。

1~10ページを読む

→ 単語帳を閉じて、思い出せるか試す

→ また1~10ページを読む

→ もう一度、思い出す

→ これを繰り返す

思い出す作業って、正直ちょっと疲れます。

思い出せなくてイライラすることもあるかもしれません。

でも、その「うーん、何だったっけ?」

と考える時間こそが、記憶を深く刻むポイントです。

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