「成功の糸口」の英語”light at the end of the tunnel”の使い方

成功の糸口

目の前の困難に心が折れそうになった時、誰かの一言や小さなきっかけが「成功の糸口」となることがあります。

この記事では、そんな希望の光を英語で伝えるためのフレーズ「light at the end of the tunnel」と「ray of hope」に焦点を当てます。

これらの表現を使って、あなた自身や大切な人を励ます方法を見ていきましょう。

アキラ
アキラ

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「成功の糸口」の英語

【フレーズ】light at the end of the tunnel.(成功の糸口・トンネルの終わりに見える明かり・苦しみの後に見えてくる光)

【例文】

A: I'm so stressed about my exams.
 I don't think I can do this. 

(試験のことで頭がいっぱい。もうダメかもしれない。)

B: Hey, don't give up. 
 There's always light at the end of the tunnel. 
 Just keep studying, and you'll be fine. 

(諦めないで。
 今は苦しいけど、きっといい結果が出るよ。
 勉強を続ければ大丈夫。)

A: Thanks.
 I know you're right, but it's just so hard right now. 

(ありがとう。そうだって分かってるんだけど、今はただ辛くて。)

【説明】

「light at the end of the tunnel」は、直訳すると「トンネルの終わりにある光」ですが、「苦しみの後に見えてくる光」や「成功の糸口」のような意味になります。

困難な状況に直面している人を励ます時や、自分自身を励ます時に使います。

A: I'm really struggling with this new project at work. 
 It feels like I'm not making any progress. 

(仕事の新しいプロジェクトで本当に苦労してるんだ。
 全然進んでいる気がしない。)

B: I know it's tough, but don't get discouraged. 
 There's always light at the end of the tunnel.

(大変なのはわかるけど、落ち込まないで。
 頑張ればきっとうまく行くよ。)

別の表現として「ray of hope(希望の光)」があります。

「ray」は「光線」「一筋の光」という意味です。

During the COVID pandemic,
the development of effective vaccines provided a ray of hope to people worldwide.

(新型コロナウイルスのパンデミック中、
 効果的なワクチンの開発は世界中の人々に希望の光をもたらしました。)

「成功の糸口」の英語まとめ

「成功の糸口」を意味する英語表現として、「light at the end of the tunnel」と「ray of hope」についてご紹介しました。

これらのフレーズは、苦しい状況の中で未来への希望を示す際に効果的です。

あなたの大切な人や、あるいは自分自身に向けて、これらの言葉を使ってポジティブなメッセージを伝えてみてはいかがでしょうか。

【編集後記】

英語を勉強しているとき、

「この表現とあの表現って、どう違うんだろう?」

「この場面でこの単語を使ったら、変じゃないかな?」

と悩んだことはありませんか?

実は、これ、真面目な人ほど陥りやすい落とし穴なんです。

例えば、カタコトの日本語しか話せない外国人に、「学校へ行く」と「学校に行く」の違いを聞かれたらどうしますか?

「どっちも同じような意味だよ」

と答えたくなるけれど、相手が納得しなければ、詳しく説明しようと必死に考えてしまいますよね。

でも、正直なところ、そんな微妙な違いは日常会話では誰も気にしません。

そして、これは英語学習にも同じことが言えるんです。

英語にも、同じ意味を表すのにいくつもの言い方があります。

確かに、それぞれにニュアンスの違いはありますが、初心者のうちは、その違いを気にしすぎないほうが上達が早いです。

実は、私もかつては細かい違いにこだわりすぎて、なかなか英会話が進まなかったことがあります。

「この言い方で間違っていないかな?」

「もっと適切な単語があるかも…」

そんなふうに悩んで立ち止まる時間が多かったのですが、あるとき思い切って、

「間違ってもいいから、とにかく話そう!」

と意識を変えてみたんです。

すると、驚くほど会話がスムーズに!

伝えたい気持ちが大事だと実感しました。

もちろん、細かいニュアンスが気になる気持ちはわかります。

でも、細かいニュアンスを覚えるのに使うの時間を「よく使うフレーズを覚える」ことや「簡単な文章をたくさん作る」ことに使ったほうが確実に英語力は伸びます。

ニュアンスや細かい文法の違いを気にするのは、基礎がしっかり身についてからで十分です。

上達のコツは、 

「完璧を目指さず、まずは使ってみること」。

間違いは、学びのチャンスです!

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