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「予想以上の成果をあげる」は英語で?意味と使い方を例文で解説!

予想以上の成果をあげる

誰かに「予想以上の成果をあげる」ことができたと伝えたいとき、どんな英語を使いますか?

今回ご紹介する「knock it out of the park」は、特にビジネスの場面で、自分の成果や相手の素晴らしい功績をたたえるのにぴったりの表現です。

このフレーズをマスターすれば、あなたの英語はもっと生き生きとしたものになるでしょう。

英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。

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「予想以上の成果をあげる」の英語

【フレーズ】knock it out of the park(予想以上の成果をあげる・大成功を収める)

【例文】

A: How did your presentation go? 

(プレゼンテーションはどうだった?)

B: It went great!
 I think I knocked it out of the park. 

(すごく良かったよ!予想以上の成果をあげられたと思う。)

A: That's awesome! I knew you could do it. 

(すごいね!あなたならできると思ってたよ。)

【説明】

「knock it out of the park」は、「大成功をおさめる」「予想以上の成果を出す」という意味で、特に相手の素晴らしい成果を褒める時に使う、力強い表現です。

もともとは野球で「ホームランを打つ」ことから来ていて、「park(球場)」の外までボールを打ち出すイメージです。

つまり直訳すると、

「それ(it)を球場の外に打ち飛ばす」=「ものすごくうまくやる」

という感覚になります。

カジュアルな会話の中で、相手の成功をたたえるときによく使われます。

A: I was so worried about my final exam. 

(期末試験、すごく心配だったんだ。)

B: How did it go? 

(どうだった?)

A: I think I knocked it out of the park!
 I got an A+ in math. 

(予想以上の成果をあげられたと思う!
 数学でA+を取ったんだ。)

別の言い方としては「nailed it」があります。

I really think I nailed the presentation.
The audience seemed really interested.

(プレゼンは本当にうまくいったと思う。
 聴衆もすごく興味を持ってくれていたみたいだった。)

「予想以上の成果をあげる」の英語まとめ

「knock it out of the park」は、単に「うまくいった」だけでなく、「予想をはるかに超える大成功を収めた」という強い気持ちを伝えられる点が魅力です。

仕事の成果を報告する際や、友人の素晴らしい功績をたたえる際に、このフレーズを使ってみましょう。

この表現を使いこなすことで、あなたの英語はより力強く、ネイティブに近いものになるはずです。

【編集後記】

あなたは、「英語がうまくならない原因って何なんだろう?」

そんなふうに考えたことはありませんか?

多くの人がつまずく“上達を妨げる習慣”があります。

それは…「完璧主義」です。

これ、意外とやっかいなんです。

私も海外でいろいろな人に出会ってきましたが、一生懸命に英語を勉強している人より、あまり勉強はしていないけれど、人と話すのが好きな人の方が、英語をスムーズに話していることがよくあります。

なぜかというと、答えはシンプル。

「たくさん話しているから」です。

話せば話すほど、慣れていく。

それが英会話なんですよね。

ただし、そういう人たちの英語は、よく聞くと文法のミスが多かったりします。

では、「間違いだらけで話していればいいのか?」

というと、もちろん、それでは不安もあると思います。

そこで私がおすすめしているのが、この学び方です。

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学ぶときは、文法を意識する。

話すときは、文法を気にしない。

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この2つをしっかり使い分けることで、正しい英語を身につけながら、実践力も高めていけます。

そしてもう一つ。

上達を遅らせる習慣があります。

それは、

「細かいニュアンスの違いを気にしすぎること」。

もちろん、言葉の微妙な違いを正しく理解できれば、それに越したことはありません。

でも、少しくらい意味がずれていても、ちゃんと伝わるんです。

それなら、ある程度の英会話ができるようになるまでは、細かいことに時間をかけるよりも、もっと基本的なことに集中した方が、ずっと効率的です。

そもそも、英語をまだスムーズに話せない段階で、

「この表現とあの表現、どっちが自然だろう…」

なんて悩んでも、あまり意味がありません。

まずは、多少あいまいでもいいので、「相手としっかり会話できる」レベルを目指しましょう。

そのあとで、ニュアンスの違いや細かい表現にこだわれば大丈夫です。

英会話の上達に大切なのは、

「正しく学ぶこと」と「気にしすぎないこと」。

この2つのバランスが取れていれば、自然と力はついていきます。

あなたはどう思いますか?

「文法、間違ってはいけない」と思っていたなら、ちょっと肩の力が抜けたかもしれませんね。

焦らず、でも一歩ずつ。

それが、英語上達への近道です。

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