今日のフレーズ

ネイティブが使う「雰囲気を明るくする」の英語"brighten up"を学ぼう

2025年9月19日

雰囲気を明るくする

会議室の空気が重いとき、友達が落ち込んでいるとき、誰かが「雰囲気を明るくする」ことで状況が改善することがありますよね。

今回は、そんなポジティブな行動を表現するための英語フレーズ"brighten up"に注目します。

この言葉が持つ意味と、日常会話での使い方を紹介します。

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「雰囲気を明るくする」の英語

【フレーズ】brighten up(雰囲気を明るくする・活気づかせる)

【例文】

A: Thanks for coming to my party.
(私のパーティーに来てくれてありがとう。)

B: Of course! It's so nice to see everyone.
(もちろん!みんなに会えてすごく嬉しいわ。)

A: You really brighten up the room.
(君は本当にその場を明るくしてくれるよ。)

【説明】

「brighten」には「輝かせる、明るくする」という意味があり、「brighten up」は、「明るくする」「活気づかせる」という意味の句動詞です。

物理的に何かを明るくすることにも、比喩的に気分や雰囲気を明るくすることにも使えます。

A: The kids were so bored during the long car ride.
(長い車の移動中、子供たちはすごく退屈してたんだ。)

B: Yeah, they seemed really restless.
(ええ、本当に落ち着きがなかったみたいね。)

A: Luckily, Grandma sang some songs. 
 Her songs always brighten up the children's mood. 
(幸いなことに、おばあちゃんが歌を歌ってくれたんだ。
 彼女の歌はいつも子供たちの気分を明るくしてくれるんだ。)

同じ意味で「light up」とも言いますね。

Whenever he enters the classroom, he really lights up the mood.
(彼が教室に入ってくると、いつも場の雰囲気がパッと明るくなる。)

「雰囲気を明るくする」の英語まとめ

「雰囲気を明るくする」という意味を持つ"brighten up"は、物理的な明るさだけでなく、気分や場の空気を変える力があることを示す便利なフレーズです。

ポジティブな言葉として、ぜひ日常会話で積極的に使ってみてください。

【編集後記】

前回のメールでこんな話をしました。

・フレーズを覚えるだけだと「録音・再生」みたいな英会話になること

・本当に使えるようになるには、膨大な数のフレーズを覚えなきゃいけないこと

・初心者を卒業したいなら、結局は文法が一番の近道であること

今日はその続き。

「文法とフレーズをどう組み合わせれば、自然な英語が話せるようになるのか?」

というテーマでお届けします。

今、私の手元にある教材には、英会話フレーズがなんと10,000個以上載っています。

1,000個じゃなくて、10,000個。

すごいですよね。

これだけ覚えたら、日常英会話で困ることはなさそう…

でも、正直に言います。

そんなに覚えるなんて、私にはムリです。

というか、覚えたところでほとんど使わないんですよね。

なぜなら、フレーズって「特定の場面」でしか使えないから。

ホテルのチェックイン、

レストランの注文、

空港での会話…

そういう“決まりきったシーン”ならフレーズが活きます。

でも、日常英会話ってもっと自由で予測不能ですよね。

だから、フレーズだけでは限界があるんです。

じゃあ、「フレーズを覚える意味はないのか?」

というと…そんなことはありません!

むしろ、ある順番で学べば、フレーズはめちゃくちゃ役立ちます。

それが、「文法を先に学んでからフレーズを覚える」という順番です。

文法を知らずにフレーズだけを覚えると、使い方の幅が狭くなるし、応用も効きません。

でも、文法があれば、自分で英文を組み立てることができるし、フレーズもスムーズに覚えられます。

しかし、文法だけだと、ネイティブが実際に使う“自然な表現”にはなかなかたどり着けません。

たとえば、文法的には正しくても

「その言い回しはネイティブは使わないな…」

っていう英語、ありますよね。

だからこそ、文法で土台を作ったうえで、フレーズでナチュラルさを加えるのがベストなんです。

この順番で学ぶことで、

・自分の言葉で英語を話せるようになる

・自然な表現もスムーズに使えるようになる

・覚えたフレーズも忘れにくくなる

という、まさに一石三鳥の効果があります。

文法とフレーズ、どちらか一方に偏るのではなく、両方を組み合わせることで、効果は何倍にも跳ね上がるんです。

これから英会話を本気で伸ばしたいなら、ぜひこの順序で学んでみてくださいね!

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