何かを始めるのに深く考えすぎず、「えいっ」と一歩踏み出すことは大切です。
この「まずは試しにやってみる」という軽い気持ちを英語で伝えるには、どんなフレーズを使えば良いのでしょうか?
この記事では、「やってみる」という意思をストレートに伝える、カジュアルな場面にぴったりの英語フレーズを学びます。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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「やってみる」の英語
【フレーズ】have a go(やってみる)
【例文】
A: This game looks fun!
Can I try playing it with you?
(このゲーム楽しそうだね!
一緒にやってみてもいい?)
B: Sure, you can have a go.
(もちろん、やってみていいよ。)
A: Thanks!
(ありがとう。)
【説明】
「have a go」は、
「ちょっとやってみる」
「試してみる」
という意味で、気軽に何かに挑戦するときによく使われる表現です。
「have」は「持つ」
「go」は「行く・やってみる」
といった意味があり、直訳すると
「1回やってみる」
といったイメージになります。
あまり深く考えずに、「まずは行動してみよう!」という軽い気持ちを表します。
とてもカジュアルな言い回しなので、友達や家族との会話でよく使われます。
A: This new software looks promising.
(この新しいソフトウェア、良さそうね。)
B: Should we try it for our next project?
(次のプロジェクトで試してみましょうか?)
A: Yes, let's have a go.
(そうね、試してみましょう。)
「やってみる」の英語まとめ
今回の記事では、「やってみる」という気軽な挑戦の気持ちを伝える英語フレーズを紹介しました。
このフレーズは、誰かの誘いに乗るときや、あなたが挑戦したいことについて話す際にとても役に立ちます。
この表現を使って、あなたの積極的な姿勢を英語で伝えてみましょう。
【編集後記】
英語を学ぶ人には、大きく分けて二つのタイプがあります。
「自分の力を実際より高く見積もる人」
「低く見積もってしまう人」
の二つです。
自分の実力を正しく把握できている人は、正直ほとんどいないかもしれません。
高く見積もるタイプの人は、英会話の初期段階で伸びが早い傾向があります。
間違いを気にせず、積極的に外国人と話すため上達しやすく、その結果として友人も作りやすいのです。
自然と英語を使う機会が増えるので、さらに成長が加速します。
グループレッスンでも物おじせずに話すため、ほかの受講者より上達スピードが速くなることも珍しくありません。
一方で、低く見積もるタイプの人は、最初の段階で伸び悩みやすいです。
どれだけ勉強しても自信が持てず、話す機会を逃してしまうことが多いからです。
そのため外国人の友達も作りにくく、グループレッスンでは聞き役に回ることが多くなります。
こうして見ると、高く見積もる人の方が圧倒的に有利に見えます。
ですが、このタイプもある時点で成長が止まるケースが少なくありません。
片言でも会話できてしまうため、文法や表現力の強化を後回しにしがちだからです。
結果として、いつまでも片言英語のままになってしまうのです。
反対に、低く見積もるタイプの人は、最初こそ伸び悩みますが、一歩を踏み出せば急に上達し始めます。
これまで積み重ねてきた基礎知識が、会話の場で大きく役立つからです。
ただし、その最初の一歩を踏み出すまでが大きな壁になります。
自分がどちらのタイプかは、性格に左右される部分が大きく、自分で選ぶことはできません。
しかし、高く見積もるタイプであれば、日常会話ができるようになっても、基礎文法や単語学習を続けることでさらに伸びます。
低く見積もるタイプなら、勇気を出して外国人と積極的に話すことが上達の近道になります。
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