チームのプロジェクトや個人のタスクで、プレッシャーを感じる場面は多々あります。
そんな時、「私はプレッシャーに強いんです」と英語で言えたら、自分の強みをアピールできますよね。
今回は、そんな時にぴったりのフレーズ、"work well under pressure"を例文を交えて紹介します。
英会話ハイウェイでは、10年以上の経験を持つ翻訳者のアキラとYui、ナオ、ネイティブ翻訳者が、日常英会話で使う表現や勉強法、翻訳の仕事について分かりやすく説明しています。
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「プレッシャーに強い」の英語
【フレーズ】work well under pressure(プレッシャーに強い)
【例文】
A: That report deadline is tomorrow!
Are you okay?
(あのレポートの締め切り、明日だよ!
大丈夫?)
B: Yeah, I'm fine.
Actually, I think I work well under pressure.
(うん、大丈夫だよ。
実は、プレッシャーに強いんだ。)
A: Really? I get so stressed out.
You're amazing!
(本当に?私はすごくストレスを感じちゃうよ。すごいね!)
【説明】
「work well under pressure」は、「プレッシャーの下でうまく働く」という意味です。
つまり、「プレッシャーに強い」「追い込まれた状況でも力を発揮できる」というニュアンスがあります。
これは、日常会話でも、ビジネスの場面でも使うことができる表現です。
A: The client just moved up the presentation deadline to this Friday!
(クライアントがプレゼンの締め切りを今週の金曜日に早めたぞ!)
B: Okay, no problem.
Our team works well under pressure.
(わかりました、問題ありません。
私たちのチームはプレッシャーに強いんです。)
A: Let me know if you need any support.
(何か手伝いが必要なら言ってくれ。)
同じ意味で「respond well to pressure」とも言います。
I knew Suzuki-san would give a good presentation,
because she always responds well to pressure.
(鈴木さんはいつもプレッシャーに強いので、いいプレゼンをするだろうと分かっていました。)
「プレッシャーに強い」の英語まとめ
"work well under pressure"は、ビジネスの場面だけでなく、日常会話でも使える便利な英語表現です。
このフレーズを覚えておけば、自分の性格や仕事ぶりをより具体的に説明できるようになります。
ストレスを乗り越える自分の強みを、このフレーズで表現してみましょう。
【編集後記】
今日は「言葉の省略」についてお話ししますね。
日本語で友達と話すとき、いちいち全部の文を丁寧に言う人って、あんまりいないですよね。
たとえばこんな会話、聞き覚えありませんか?
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相手:「どんな音楽が好き?」
あなた:「う~ん、クラシック!」
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これ、すごく自然な会話です。
でも、これをちゃんと文にすると…
「私はクラシックが好きです。」
になります。
でも、こんなふうに丁寧に話すのって、改まった場面くらいですよね。
実は、英語でも同じことが起こります。
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What kind of music do you like?
— Classical music.
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これだけでも、しっかり通じます。
短くて簡単。
しかも余計なことを言わなくていいのでラクなんです。
でも!
ここからが大事なポイント。
英会話の練習をしているときは、あえて省略しないでください。
つまり、こうです。
I like classical music.
主語と動詞をそろえて、ちゃんとした文を言う。
これが、英会話の上達には欠かせません。
単語だけを言う練習ばかりしていると、会話がいつまでも“片言”のままなんです。
英語は「主語+動詞」が命。
そこをサボると、上達が止まってしまいます。
もう一つ例を出しますね。
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When does the new school year start in Japan?
— In April.
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これでも通じます。
でも、練習中なら…
It starts in April.
この形で答えてほしいんです。
そして、もっと言えば…
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Do you study English at school?
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この質問に対して、「Yes, I do.」だけで終わらせていませんか?
教科書ではそれで正解ですが、英会話を上達させたいなら、こう答えましょう。
Yes, I do. I study English at school.
同じことを繰り返しているだけなので「くどい」と思うかもしれませんが、この“ひとことプラス”が大きな差を生むんです。
なぜかというと、Yes, I do. だけだと、そこで会話が終わりがち。
でも、その後にもう一文加えるだけで、話が自然につながります。
たとえば…
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Yes, I do. I study English at school.
And we have classes three times a week.
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こんなふうに会話がどんどん広がるんです。
多少くどくなったとしても、Yes, I do.で終わってしまうよりはずっとまし。
単語だけでやりとりするのは、悪くありません。
でも、そこから一歩踏み出すことで、「話す力」がぐっと伸びます。
ちょっとした違いですが、効果はバツグンなので、ぜひ意識してみてくださいね!
もっと自由に英語を話せるようになるには
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