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比較級の強調表現。「ずっと良い」を英語で伝える"far better"

ずっと良い

映画を見た後、「原作のほうがずっと良かった」と感じたり、二つの選択肢を比べて「こっちのほうがはるかに良い」と判断したりする場面はよくあります。

今回は、そんな「ずっと良い」という気持ちを英語で表現するフレーズ、"far better"をご紹介します。

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「ずっと良い」の英語

【フレーズ】far better(ずっと良い)

【例文】

A: How was the movie you watched last night? 

(昨夜見た映画はどうだった?)

B: It was okay, but the book was far better. 

(まあまあだったけど、本の方がずっと良かったよ。)

A: Oh, really? I didn't know it was based on a book. 

(へえ、そうなんだ?本が原作だって知らなかった。)

【説明】

「far better」は、「ずっと良い」「はるかに良い」という意味です。

「better」は「より良い」という意味ですが、「far」をつけることで、その差がとても大きいことを強調できます。

日常会話でよく使う、少しカジュアルな表現です。

A: What do you think of these two marketing plans? 

(この二つのマーケティングプランについてどう思いますか?)

B: Plan B is far better.
 It targets a wider audience. 

(プランBの方がずっと良いです。より広い層をターゲットにしています。)

A: I agree. Let's go with Plan B then. 

(賛成です。では、プランBでいきましょう。)

別の表現としては「far superior」があります。

PSG were far superior in the Champions League final and able to beat Inter Milan easily.

(PSGはチャンピオンズリーグ決勝ではるかに調子がよくて、インテル・ミラノに楽に勝つことができました。)

「ずっと良い」の英語まとめ

"far better"は、単なる「より良い」ではなく、「はるかに優れている」という強いニュアンスを持つ英語表現です。

このフレーズを覚えておけば、物事を評価したり、自分の意見を述べたりする際の表現力がぐっと上がります。

【編集後記】

単語の勉強、してますか?

「してるよ!」というあなた。

じゃあ、どんなふうに覚えてますか?

たとえば…

-------------

・単語帳を1ページ目から順番に暗記

・英単語と日本語訳をセットで覚える

・「毎日10個ずつ覚えるぞ!」とノルマ設定

・とにかく数!努力だ~!

-------------

…なんてやってませんか?

実は、私も昔はまさにこのスタイルでやってました。

でも、これってかなり効率が悪いんです。

しかも、がんばって覚えたはずの単語が、まったく役に立たないことも…。

たとえばこんな経験、ありませんか?

「この単語、知ってる…はずなのに出てこない!」

「意味は分かるけど、どう使えばいいか分からない…」

はい、これが“使えない知識”です。

せっかく一生懸命覚えたのに、会話や英作文のときに使えない。

もったいないですよね?

頭の中で「えーっと…えーっと…」ってなってる間に、会話の流れはとっくに次の話題へ行っちゃってます。

つまり、大量に単語を詰め込んでも、実際に口から出てこなければ、ただの記憶のゴミ…。

あぁ…悲しすぎる。

じゃあ、どうすればいいのか?

大事なのは、

「知ってる単語を増やす」

ことじゃなくて、

「使える単語を育てる」

ことなんです。

新しい単語を次々覚える前に、今すでに知っている単語の“使い方”を身につける!

そのためには、こんな練習が効果的です。

-------------

・その単語を使った例文を丸ごと覚える

・自分の言葉で英作文してみる

・声に出して何度も練習する

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ポイントは、「自分ごと」にすること。

たとえば、コーヒー好きなら本なんか買っていないのに

I bought a book yesterday

(昨日、本を買いました)」

なんて例文を覚えるより、

I bought coffee at that new café

(あの新しいカフェでコーヒー買った)

みたいに、自分の生活に絡めた文章を使うと、記憶に残りやすくなります。

「この単語、自分にも関係あるぞ!」

ってなれば、忘れにくいんです。

単語は“集めるもの”ではなく、“使ってなんぼ”。

これからは、ただ暗記するだけじゃなく、「どう使うか」にフォーカスしてみてください。

きっと、あなたの英語が一気に実用的になりますよ!

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